英語の初心者の人が固まってしまう理由。 | 流血ピアニストは歌う!!

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オールアバウトミュージックな暴露話



no music no life

日本は、英語教育を少なくとも3年間、たいがいの場合は6年間もするわけです。

考えてみれば、6年間も趣味で何かをしていたら、結構いい感じのところにきていますよね。
自分でも達成感がある程度得られているとか。。

しかし、なんで、英語ってそうならない人が多いのかなあと思うにつけ、それって、やりかた方が悪いんだろうなあという答えになってしまうわけです。。

しかし、大人になって英語ができるようになりたいと思う人が大半です。

旅行に行くからとか。
ネットで買い物したいとか。
facebookなどで、外国の人とも簡単に友達になれるから、その人とチャットしたいといか。
仕事で使うとか。

昨日、仕事場で、聞いてみたことがあります。そこで働いているスタッフの子が、ある時、英語をならっていたのです。先生を派遣してくれるサービスを通してです。

その時の状況を聞いてみました。

生徒である、スタッフの人は、ほんとうにほんとうに英語の初心者。で、彼女ははじめに面食らったのは、学校の教科書に載っていない言い方をされた簡単な挨拶の部分だったそうです。

彼女は、一番初めに、めちゃくちゃがんばって先生にこういったそうです。

Hi,
How are you?

まったく問題のない、よいご挨拶ですね!
で、先生が返した言葉

I'm good and you?

これも、よくある返答ですが。。。。

彼女は、そこで大パニック!

え?え?
goodって?何が?
アンジュー?って、なんのこと???

あははは。
いやいいや、笑い事ではありません!彼女にとっては。。。

彼女の期待していた言葉

I'm fine, thank you.
How are you?

でした。。。

ううむ。。。ううむ。。。確かに教科書にはそうあったような気持ちします。。
しかし、実際、会話で、

I'm fine, thank you.

しかし、私は、友人達の会話の中で、そんふうになんて返された記憶は一度もありません。。。

I'm good
とか
I'm grerat
とか。。


しかし、ほんとうに初心者の人は、ちょっとした違いでも、パニックの元なのです。

で、もうその後は、頭の中が真っ白で。。。
それに続く会話などありえないし、

彼女いわく

後ずさりしてしまったそうです。。

一方先生は、どうしたのか?具合でも悪いのか?と心配し、もっともっと、聞いてきちゃったから、余計に彼女は、、ひくひく。。

後退。。。
しょぼん。。。

だったそうです。


そういうなんていうか、ほんとなんでもないように見えることで、
傷ついて、英語アレルギーになったり、臆病になっちゃうのって、
まあ、日本人のメンタリティーだったりするので、
教育するときは、そのあたりもちゃんとフォローしてあげないといけないんだろうなって思ったりします。

しかし、教科書にすべての言い方を網羅して書くのは、無理としても、せめて、いくつか書くとか、フォローとして、先生が教えてあげるとかしないと、いけないですよねえ。

だいたい、英語なんて、ネイティブじゃない人達がすごくたくさん話す言語ですから。。それは、多種の言い回しがあるわけです。

日本語に置き換えたって。色々ありますよね。

「元気?」
「まあねえ。元気っちゃ元気だけど。。こう暑いと疲れるわ。それにしても、けいこは、元気そうだねえ。」

なんて会話が普通で。

「お元気ですか?」
「はい。元気です。あなたはお元気ですか?」

なんて、会話はありえない。。


英語だからって構えすぎないでいきましょうと、思います。。。

私のスクールでは、skypeによる英語レッスンもしているのですが、
先生は、セブ島に住むフィリピン人の英語教師です。私は、生徒と先生の連絡役。

先生は、すごくよい先生なのですが、まったく日本語できない。

日本人のメンタリティがときどきつかめないこともあったりして、
それが、うまくレッスンの進まない結果にもつながるようなので、
どちらに対しても、丁寧にその言い分を聞くようにしていますが。。

お互いの言い分とか相手に対する思いを聞くと、なるほどねえと結構ためになります。。

でも、それが、直接お互いに伝わらない。。

これって、ほんとコミュニケーションギャップですよねえ。
まあ、伝えたいという思いが、まずは、大切っていうことでしょうか。。

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