神からの贈り物。音楽。 | 流血ピアニストは歌う!!

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オールアバウトミュージックな暴露話



no music no life

Ballaké Sissoko(バラケスシコ)というアフリカのミュージシャンを今日知った。コラという楽器は聴いたことがあったけど。彼は知らなかった。

今日と明日横浜でライブをするのだけれど、いけそうにない。明日。当日売りに間に合うようにつけるかな??ううむ。。無理だよなあ。ちょっとうちから遠い。



とりあえず。you tubeで探したものをいくつかご紹介します。

アフリカはもう10年も前から行きたいところだったけど。
ブラジルの次にはぜひと思っていたけれど。。。

呼ばれているのか?

音楽の、そして、人間のルーツはアフリカである。

この人の音楽を聞いていると、地球が揺れるのを感じる・・(あ、地震じゃなくて)ゆったりと地球が動くのを感じる。。。



そういえば、昔、矢野誠さんのレコーディングに参加したときに、矢野さんの曲に、溝口さんのチェロを重ねるという現場にいたことがある。写真家の人の写真展のBGM用の音楽だったと思う。そのときに、感じた感覚に近いな・・・

涼やかな空気が流れるのだ。
澄み切った空気が、白い壁に囲まれた空間を、流れる。

そうだなあ。

やはり、デジタルのような利便性を追求しすぎると、何かを忘れてしまう。
研ぎ澄まされた感覚をどこかにおいてきてしまう。

耳から聞こえるもの。
目から見えるもの。
肌で感じるもの。

そのすべてを少しも逃すことなく、鋭く感じ。脳のどこかにとどめておく。
そして、いつでも、それを取り出し、そのときと同じように感じる。
添加物を加えることなく、
感情的になることなく、

それを今忘れてかけている。

20代の私は、知らないことばかりで。周りについていくことができなくて。怖くて、怖くて。
ただただ、周りで起こること、周りの人が話すこと。ピアノの音色、楽器の音色、声。目に見えるすべての風景。

それを脳にくまなくとどめようと必死だった。
それがなんなのかは、後から考えようと、思っていた。
まずは、記憶しようと。

それは、私を作ったすべてだった。
そして、これから作る私も同じ作業をするのだろう。

怖れは
尊敬である。

それこそが、音楽。