I am on this earth | 流血ピアニストは歌う!!

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オールアバウトミュージックな暴露話



no music no life

5月に雨が降ると、自分のRAINという曲を作った日のことを思い出す。それを思い出すとき、サンパウロ郊外で起こった世界中でニュースにもなった大雨のことを思い出す。その日は、私もその雨に打たれていた。サンパウロの町外れの公園で。

まったく止まない雨だった。

その雨に濡れた公園の木々の生き生きとした姿を思い出す。

まるで、スルドをたたいているように、
まるで、サンバを歌っているように、
雨を喜んでいた。

そこには、人間なんてちっぽけだと笑っている緑の葉があった。

その光景を思い浮かべて、私は曲を書いた。

そして、今日も雨が降り、地球を感じさせてくれるすばらしい匂いに出会った。

私の心と体を包み、原始的な力を思い出させてくれる地球の贈り物だった。

迷うこともあるだろう。
泣くこともあるだろう。

でも、私は、私なのだから。

と感じさせてくれた。

私は、地球の上に立っている。