レッスンをしていて、特に、ポップスやジャズのピアノのペダルの踏み方について、驚くことが多いのです。
私は、いわゆるクラッシックピアノから入ったわけではないので、クラッシック的ルールをあまり知らないのですが。。。とはいえ、私の師匠ともいえる橋本一子さんからは、ドビュッシーと、バルトークを叩き込まれたので、そこから学んだことがほとんどかもしれませんけど。。
まあ、なんといいますか、そのどちらの曲も、ジャズ的な、クラッシュサウンドというか、テンション感の強いサウンドなわけですね。私の手が、まあ、女性にしては、体の割には、よく開く方ですが、大きな手ではないので、それを補う上でも、ペダルの必要性は大きかったわけです。
(もちろん、ちゃんと写真の許可はとってあります)
さて、話を戻すと、生のピアノと電子ピアノでは、ペダルの効果効用も多少ちがうので、ここでは、あまり特化して語られていない最近の多くの人が使用している電子ピアノ(もちろん、シンセサイザーも含む)いわゆるダンパーペダルのことを考えてみたいと思います。
ともかく、電子ピアノは、一つ一つの音が独立して鳴っていることが、生のピアノとは大きく違います。一つ一つ独立しているということは、コードを弾いた時に、馴染みが悪いというか。生のピアノの場合は、入口である鍵盤部分は、もちろん、独立したものになっているのですが、実際に鳴っている弦の部分は、オープンになっていて、それぞれが、共鳴し合って実音がでているので、複数音を弾いた時に、微妙に馴染みがいいというか。まあ、アナログってことでしょうか。
なので、耳に届くサウンドもエッジの柔らかな感じとか、共鳴し合って、より豊かになっているのです。
が。。。
残念なことに、デジタルである電子ピアノは、このファジーな部分がない。そりゃあ、ドミソと弾けば、ドミソと聞こえるわけですが。ドミソって聞こえればいいってもんじゃないでしょ?と思うわけです。
で、この、割り切られてしまった音を少しでも、やんわりとさせるためにも、うまく、ダンパーペダルが使えると、心落ち着くサウンドになるんですね。
で、ま。細かいことは、ほんとにケースバイケースなので、レッスンにきてねーとしかいえませんが。ざっくり言えることとしては、
1.コード(ハーモニーのサウンド)が変わった瞬間に、素早くペダルを踏み替える。
2.次のコードと共通音があったら、その指を、次のコードの8分音符か4分音符くらい離さない。
2、が実はとっても重要。特に電子ピアノの場合は、慣れるまでは、ちょっと難しいし、コードの知識もないと判断が難しいかもしれないんですけどね。でも、これができると、ペダルの踏み替えを神経質にならずに済む。
が、昨日のレッスンで、その話をしていたら、ううむ。案外難しいなあと思ってしまいました。実際、私はそんなことを誰かも習った覚えはなんですよねえ。人の演奏するのをみたり、音が濁らないようにはどう弾けばいいのかを考えているうちに、指がそういう動きをするようになったっていうか。。
歌のレッスンでもいうのですが。。癖になって、自分がもう気づかない位の状態になるまで、耳と心を済ませて、音に向きあうことが練習だと思いますけど。。
この辺の指の切り替えの話は、レクチャーとしてちきんとまとめてみようかな。。。絶対法則はあるので。ってか、わかりやすく説明できるかってだけでしょうね~~、ふむふむ!
『Double h』
April 26 Fri Z・imagine ジマジン 03-3796-6757
Open19:30 Start20:00 MC2800Yen
hiroyo(vo&pf)
&
hiona(vo)
piske(gt&cho)
『hiroyo Trio+2』
フルメンバーでお送りするライブ。
美味しいお食事を楽しみながらのゆったり、ライブディナーです!
hiroyo(vo&pf) 達川和俊(gt) 佐久間よしゆき(perc)
坂下貞行(b) hiona(Vo&cho)
2013年5月12日(日) all in fun(大塚)
03-3987-6242
open18:00 Start19:00-(2set)
Music Charge3000円+1D,1F order