胸を撫で下ろす事で発揮できる力??遠心性と求心性のバランスで生まれる力とは | 身体に軸を通し、あなた本来の動きと力を取り戻す

身体に軸を通し、あなた本来の動きと力を取り戻す

武道式の身体の使い方を通じて、身体の可能性を開きます

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あなたの身体に軸を通し本来持っている感性と能力を引き出します。

軸トレボディワーカーの鴨谷洋隆です。

 

足の指に感覚を集めたら

木刀がとても軽くなりました。

 

こんなに感覚が

抜けていたのかと

驚きでもありましたが

まだまだ身体を軽く使える可能性に

タッチできたことが嬉しい。

 

イメージは「遠心性」

中心から末端に伸びる力です。

 

遠心性が働くことで

末端を通じて対象へ

力が伝わります。

 

ですが、

求心性に働いてしまうと

末端(指先)よりももっと

手前で力が止まってしまい

全身を使うことができません。

 

重いと感じる木刀の時

軽いと感じる木刀の時

 

重い時は木刀を

握って(求心性に持って)います

軽い時は木刀を

握っていない(遠心性)

 

『手に在る』という感覚

身体は不思議です。

 

動脈と静脈があるように

月と太陽があるように

天と地があるように

求心性も遠心性もどちらも

身体には必要なもの

 

遠心性と求心性が

合致した時

相反性という両方に

伸びる力が働きます。

 

この相反性で

動けると身体に負担なく

大きな力を発揮することが可能です。

 

遠心性と求心性

どちらも必要だと書きましたが

これはだいたいどちらかに傾きます。

 

元気がいい時は

「気持ちも伸び伸び」

として遠心性に働き

元気がない時は

「気持ちが縮こまる」

というふうに求心性に働きます。

 

僕の場合は傾向は求心性

ゲームのステータスでいうと

気力はそこまででかくありません。

(これも後天的だとは感じていますが)

 

話は逸れましたが

「胸を張って」

という言葉は遠心性だと感じています。

これはとても気持ちが

大きくなりますし実際に力が出ます。

 

ですが、

胸を張ることが癖になると

身体はキツい状態に傾くと感じています。

(もちろん、その逆で

 ずっと縮こまることも身体はキツいですが)

 

何かを守る

率いる人たちはこの胸を張る傾向が強い

これが無意識化しています。

 

胸を張って出る力も確かにある。

だけど、胸を張らない、撫で下ろす事で

出る力がある事も知って欲しいと僕は思います。

 

https://www.instagram.com/reel/CrkzFovA5_f/?utm_source=ig_web_copy_link

こんな風に、胸を撫で下ろすことで

中心から末端に軸が通ります。

 

胸が落ち気味の方は

逆に胸を張る必要があります。

 

全てはバランス。

胸を張ってきた方は

撫で下ろすのが最初は

怖いかも知れないけれど

それがちゃんと相手に伝わる力が出ることを

知ってほしいなと思います。

 

参考になれば嬉しいです。

 

それでは今日はこの辺で。

 

お読みいただきありがとうございました。