しまなみ球場にて、第93回全国高等学校野球選手権広島大会の2回戦、対如水館戦が行われました。
広島市工 2-11 如水館 (11:13~13:12)
広市工 000 020 0
如水館 211 502 X (7回コールド)
▽バッテリー 松中-橋本-比嘉-倉橋-松中/高畠
▽2塁打 田坂 ▽ヒット3 景山、大西、松中
▽先発・交代 1⑧難波 2⑥赤名 3⑦田坂 4⑤①⑤倉橋 5①③①松中 6③土屋-①橋本-①比嘉-⑤広瀬-③芝田 7④景山 8⑨大西 9②高畠 (丸数字はポジション)
▽代打 木吉
▽犠打 高畠、赤名
前回大会で準優勝の強豪相手に、4人の投手を送り込む市工。5回表、田坂の2点タイムリーヒットで2点をあげ応戦するものの、9点差をつけられ、規定により7回コールド。
3回表、先頭打者の景山がセンター前に、チーム初となるヒットを放ち出塁する。続く大西がライト前にヒットを放ちチャンスを広げる。しかし、如水館のエース浜田(左腕)に後続が打ち取られる。
4回表、1アウトの後、5番松中がレフト前にきれいに弾き返し出塁する。しかし、ここも浜田に後続を打ち取られる。
5回表、大西に続き難波が四球を選び出塁する。続く赤名は2人をきっちりとバントで送り、ランナー2・3塁とする。このチャンスで田坂がレフト線に2塁打を放ち、大西に続いて難波が生還、2点を返す。
6回裏如水館の攻撃。2アウト、ランナー1・3塁、得点差9点で、エース松中が1塁からマウンドに戻る。あと1点でコールドのこのピンチに、松中が気迫のピッチングを見せ、レフトフライに打ち取り、7回の攻撃にナイン、ベンチ、そしてスタンドのみんなの期待をつなぐ。
7回表、如水館もエース浜田をマウンドに戻す。浜田は広島県屈指の名勝、迫田監督の期待に応え、この試合最高の急速と切れ、そしてコントロールをみせ、無情にも市工の打線が3人で打ち取られる。そして、市工の3年生にとって、最後の夏が終わった。 (「一瞬の夏、一生の記憶」)
(先発ピッチャー松中、1塁土屋)
(リリーフの橋本、2塁景山、ライト大西)
(3番手の比嘉)
(4番手の倉橋)
(6回裏のベンチの様子)
(スタンドの応援)
※ お笑い芸人 コラーゲンはいごうまん(ワハハ本舗)さんが市工野球部を取材。スタンドで一緒に応援してくださいました。
(試合終了)
帰りの応援バス(赤名さんの配慮によりゴージャスなバスを貸切)の中でのこと、ある選手からお母さんにメールが届きました。「3年かんありがとう」 素敵な話です。
(7月17日の夕日)
1年間、ありがとうございました。昨年7月24日(第1回)にこのブログを立ち上げ、秋の1年生大会を含め、全108試合の様子を、皆さんのご協力により、記録(54勝47敗7分)に残すことができました。その間、多くの人に声をかけていただき、日に日に皆さんとのつながりが深まっていったと感じています。感謝、感謝です。第1回で約束のとおり、このブログは今日が最後になりますが、今後も市工野球部を応援していきたいと思います。市工野球部、ガンバレ!