【箱根駅伝2016】エントリー発表 青山学院大学の戦力はどうか 



どうも、太郎です。


昨日のエントリー発表から一夜明けましたが、

皆様いかがお過ごしですか?


と言っても、衝撃的って言うほどのニュースも無く


かなり平穏なエントリー発表だったんじゃないでしょうか



これに対して、


平穏じゃなかったのが、このブログのアクセス数です。


皆さんご覧ください





びっくりポンです(笑)


確認したらとんでもない事になってました。



食べていた華もちを喉に詰まらせると言う大事故を

起こすところでした(笑)




コレオイシイデスヨネ



「エントリー発表なので多少はアクセス伸びるかな」


と予想はしていましたが、まさかまさかの急上昇です。



これもひとえに皆様のおかげでございます。


いつもご訪問ありがとうございます。

引き続きよろしくおねがいします。

と言うことで、ご報告も済んだところで



今日から、各チームの戦力について細かく見ていきたいと


思っております。


第一弾は、もちろん青山学院大学です。



発表されたエントリーメンバーはこちら


神野 大地 4年  28:41:48 1:01:21
小椋 裕介 4年  28:27:73 1:02:03
久保田和真 4年  28:24:50   59:28(※20kのベスト)
橋本 崚   4年  29:10:18 1:04:38
山村 隼   4年  29:13:05 1:03:38
渡邉 心   4年  28:37:38 1:03:07
渡邉 利典 4年  28:35:05 1:03:13
村井 駿   3年  29:48:55 1:03:51
秋山 雄飛 3年  28:58:93 1:04:00
池田 生成 3年  28:51:31 1:04:08
一色 恭志 3年  28:23:40 1:02:09
茂木 亮太 3年  29:00:67 1:04:01
下田 裕太 2年  28:33:77 1:02:22
田村 和希 2年  28:46:81 1:02:22
中村 祐紀 2年  28:34:66 1:03:28
小野田勇次 1年  14:15:70(5千のベスト)


1万mの28分台が11人
ハーフの3分以内が
10人


と超ハイレベルなラインナップとなっています。


しかし、箱根駅伝には山区間があるので


いくら28分台のベストを持っていても出場出来ない選手が
出てきてしまうという


恐るべし青山学院大学って事でしょう。


この青山学院大学で中心選手は、


神野 大地 4年  28:41:48 1:01:21
久保田和真 4年  28:24:50   59:28(※20kのベスト)
一色 恭志 3年  28:23:40 1:02:09


他の選手も素晴らしいですが、やはりこの3人は


持ちタイムも、今までの駅伝での経験もワンランク上です。


箱根での成績は以下の通り


神野選手

2年 2区6位 1:09:44 トップ差1:26
3年 5区1位 1:16:15


久保田選手

1年 3区4位 1:06:16 トップ差1:40
3年 1区2位 1:02:01 トップ差0:01


一色選手

1年 1区6位 1:02:15 トップ差0:50
2年 2区3位 1:07:45 トップ差0:13


エース3人って言う時点で、


この中でも一番を決めろって言われたら


僕は一色選手を選びますね。


山の区間はどうかわかりませんが、


どの区間でもハイパフォーマンスを期待できるという意味で


一色選手を真のエースと呼びたいです。


でも、個人的に好きなのは、久保田選手なんですけどね(笑)


久保田選手が高3の時の都道県駅伝6区でのごぼう抜きは
今や伝説となっていますが、


あの走りごぼう抜きを2区で見せていただきたいと


密かに思ったりする訳ですが、


そうなると1区で大きく遅れるって事になりますので

青山学院に限ってはあってはならない訳で、

まあ複雑ですね(笑)


それは、違う機会にお願いするしかないようですね。



それでは、エースに次ぐ戦力を主力選手と呼ぶとすると、

主力選手は、いわゆる主要区間を任せられる選手ですね。


まあ、青山学院に関してはエース3人という異常事態ですので
話がややこしくなりますが、


通常はエースは1チームに1人か2人な訳ですので、

この主力選手の層がどれだけ厚いのかがチーム力の分かれ目だったりします。


青山学院の主力選手と言えば、


小椋 裕介 4年  28:27:73 1:02:03
下田 裕太 2年  28:33:77 1:02:22
田村 和希 2年  28:46:81 1:02:22


この3人ですかね。


この3人は28分台はもちろん、ハーフでも62分台という
他のチームが羨むタイムを持っています。


しかし、青山学院では主力選手になってしまうんですね。


中堅チームならエース級の力があり、


主要区間と言われる1区、2区、3区、7区、9区などの区間を

十分任せられる戦力ですね。



まずは、小椋選手ですが、


過去の箱根駅伝での成績はこのとおり


1年 7区14位 1:06:51 トップ差2:04
2年 7区2位 1:03:37 トップ差0:10
3年 7区1位 1:02:40

 

そして、


田村選手は往路を任せられるだろうといわれている
次世代のエース候補


前回4区で区間賞を獲得しています。


下田選手は、箱根駅伝の経験はありませんが、


今シーズンになり伸びてきた選手です。


下田選手の今季の駅伝での成績は


出雲駅伝 4区6位 18:10 トップ差0:21
全日本   5区1位 33:46


特に全日本の区間賞は良かったですね。


この3人が残りの主要区間に配置されると思われます。


ここまで名前が上がったのが6人、


6区には、村井選手がいますので残り枠は3区間ですね。


ちなみに、村井選手の箱根駅伝での成績は


2年 6区18位 1:01:41 トップ差3:25
3年 6区2位  0:59:11 トップ差0:40


残りの区間というのは、恐らく8区、9区、10区と思われますが、


残った選手は9人


橋本 崚   4年  29:10:18 1:04:38
山村 隼   4年  29:13:05 1:03:38
渡邉 心   4年  28:37:38 1:03:07
渡邉 利典 4年  28:35:05 1:03:13
秋山 雄飛 3年  28:58:93 1:04:00
池田 生成 3年  28:51:31 1:04:08
茂木 亮太 3年  29:00:67 1:04:01
中村 祐紀 2年  28:34:66 1:03:28
小野田勇次 1年  14:15:70(5千のベスト)


この中で、今季の駅伝を走っているのが、


中村 祐紀  出雲  2区4位  16:08 トップ差0:17
山村 隼    出雲  5区2位  18:36 トップ差0:02


渡邉 心    全日本 6区4位  36:18 トップ差0:39
山村 隼    全日本 7区3位  35:27 トップ差0:17



そして、箱根駅伝を経験しているのが
 
山村 隼    2014年 4区7位   55:50 トップ差1:09
渡邉 利典  2015年 3区5位 1:03:29 トップ差0:49
 
そして、この残り9名のうち


山の区間は特殊区間の為一般、リザーブ選手、つまり交代要員を
用意するのが一般的ですが、


今のところ、


5区のリザーブ選手が池田選手

6区のリザーブ選手が小野田選手


だと言われています。


4年生の橋本選手と山村選手は5区と6区のリザーブだとしても
おかしくないので、


この4人を山要員だとすると、


残りの3区間を走る可能性として高いのは


渡邉 心   4年  
渡邉 利典 4年  
秋山 雄飛 3年  
茂木 亮太 3年
中村 祐紀 2年

  

茂木選手の持ちタイムは29分00秒ですが、
それ以外の4選手は28分台の選手です。


中堅クラスと言われる、


いわゆるつなぎ区間を任せられる選手たちでこのレベル。。。


恐らくは、


最近の記録会で自己ベストを更新してきた


4年生2人と中村選手が残りの3区間に配置されそうですが、
誰が走ってもおかしくありません。


また、誰かケガや病気で欠けるかもしれませんから


そのバックアップ要員としても、非常に高いレベルを
保っていると言えますね。



そして、最後に神野選手問題について触れておきます。


数日前の記事でも書きましたが、


神野選手のコンディションは厳しい状態なのかな

と予想しています。


5区を走れるとしても、


予想タイムは、1時間20分前後ですから


前回のタイムは1時間16分15秒ですので、


その差は3分45秒


どこでカバーするのかと考えてみると、


各区間を予測していくしかないんですが、


区間記録、前回のタイムをとりあえず書きだしてみますね。



1区 1:01:06  1:02:01
2区 1:06:04  1:07:45
3区 1:01:38  1:03:29
4区   54:28    54:28
5区 1:16:15  1:16:15
6区   58:31    59:11
7区 1:02:32  1:02:40
8区 1:04:05  1:05:31
9区 1:08:01  1:08:04
10区 1:08:59  1:10:03


となります。


区間新記録を出した4区と5区はいいとして、


7区と9区はあと数秒で区間新記録というハイレベルなタイムでした。


5区のロスをカバーする為の重点区間は、

3区、8区、10区のようですね。


復路区間を中心にカバーしていくしかないですね。


復路のタイムは往路に比べてレベルが低いから自然とそうなりますが


今回の青山学院は、往路で走れるレベルの選手を

復路に配置出来るというアドバンテージがありますから、


復路でガンガン稼いで欲しいですね。



ということで、実際にどれだけのタイムになるのか


計算してみましょう。


  今回の予測  前回のタイム タイム差

1区 1:02:00  1:02:01   -0:01   
2区 1:07:25  1:07:45   -0:20
3区 1:02:30  1:03:29   -0:59
4区   54:30    54:28   +0:02
5区 1:20:00  1:16:15   +3:45
6区   59:00    59:11   -0:11
7区 1:02:30  1:02:40   -0:10
8区 1:05:00  1:05:31   -0:31
9区 1:08:30  1:08:04   +0:26
10区 1:09:30  1:10:03   -0:33


総合 10:50:55 10:49:27  +1:28


予想タイムは10時間50分55秒となります。


3区では稼げそうですが、復路では思ったほどでは

なさそうですね。


それだけ前回のタイムがハイレベルだったと

いうことですけどね。



そして、このタイムをどう評価するのかですけど、


前回青山学院が更新する前の記録は、


2012年88回大会の東洋大学が出した10時間51分36秒


当然ですが、青山学院以外で東洋大学の記録を超えたチームは

いない訳です。


そして、この時の東洋大学には全区間記録を達成した時の
柏原選手がいました。


と考えると、


この時の東洋大学の記録も柏原選手がいたからこそ出された


特別な記録だと言える訳です。


今回、ライバルに山の神がいない以上


5区以外でカバーする必要はありますが、


プラス分を全てカバーする必要もない気がします。



まあ、前回のタイムを超えればそれは優勝出来るのは
間違いないですが、


実際、神野選手に前回と同様なパフォーマンスが期待できない以上


前回のタイムを超えるのは難しいと思います。



それより、


総合タイムを更新出来ないと言って負けるわけではないですし、


要は、最後に勝てばいいんですからね。


そして、それだけの戦力は十二分にもっていますからね。



ここまで、青山学院大学の戦力を見てきましたが、


やはり、優勝候補の筆頭であるっていうのは

間違いないという結論ですね。



以上、青山学院大学でした。


明日もお楽しみに~


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