帰ってきたヒトラー | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                            

2015・独     ★★★☆☆(3.6)

                 

監督:ダーヴィト・ヴネント

出演:オリヴァー・スマッチ  ファビアン・ブッシュ  クリストフ・マリア・ヘルプスト

                          

                                

ティムール・ヴェルメシュのベストセラー小説を実写化したコメディードラマ。

                                          

独裁者アドルフ・ヒトラーが突如として現代に出現し、奇想天外かつ恐ろしい騒動を

引き起こす。

                                          

舞台を中心に活躍するオリヴァー・マスッチがヒトラーを演じ、ファビアン・ブッシュや

クリストフ・マリア・ヘルプストらが脇を固める。

                                       

21世紀の民衆が、知らず知らずのうちにヒトラーに扇動されていくさまに注目。

(シネマトゥデイより抜粋)

                            

                                     

                                     

ブタ

本作は、もう見なくてもいいやと思っていたのだが、時間が合うし、やっぱり見ようと見た。

                                             

                                   

1945年に自殺したはずのアドルフ・ヒトラーが、なぜか2014年のベルリンに

タイムスリップして甦る。

                                           

やがて彼をモノマネ芸人と勘違いしたディレクターにスカウトされ、テレビ番組に

出演することに。

                                    

すると、ヒトラーが生きていたらいかにも言いそうな言葉で現代のドイツを斬りまくると、

その“芸”の完成度が評判を呼び、彼はたちまち大ブレイク。

                                             

しかも言っている内容も意外に真理を突いていると迷える現代人の心を捉え、

いつしか再び大衆の支持を集め始めてしまうヒトラーだったが…。

                                        

                                   

ナチとか、ヒトラーモノは当分見たくないと思っているのに、気になるスケベな私。

                         

本作も見ながら、誰かに刺されろとか思いながら見てしまった。

                                       

なのだが、やっぱり何処かにカリスマ性を持っているのだろうね、見ているうちに

今まで思っていたイメージと違って、(当然なんだが)ヒトラーの事を見直したりしている

私がいたりする。

                                       

                                

国民の事を第一に考えているとか、他国民に対しての気持ちは置いておいて、ドイツ国民の

幸せを最優先に考えているってことを言われたら、え?えぇ人やんとか…。

                          

街中のヒトラーを見た人々は、ドキュメンタリーみたいに自然な感想を話す。

勿論、ヒトラーはこの世にいない前提だから、軽い気持ちもあるのだろうが、クソミソに

言う人はあまりいなかったのが、見る前だったら驚きだが、見ている時はそれ程

思わなかった。(完全にやられているやん)

                                      

                                  

私の中のヒトラーと言えば、血も涙もない独裁者、一般ピープルがもし話の出来ることが

あっても聞く耳は持たず、だが本当は小心者の小さな男のイメージ。

                     

が、本作の帰ってきたヒトラー氏は、案外気さくで、結構体格が良いお方。

此処が一番引っかかったところなんすよね。

               

まぁ、その辺が「物まね芸人」と思われてしまう所かも。 顔も本作の方が綺麗ですわ。

                                

                                

素のオリヴァー・スマッチ氏はかなりのイケてるお方。

まぁ、ストーリーはこういう感じかもなぁ~だな。

                     

タダ彼を見ている国民が、彼を見たいとは思うけれども、彼に従いたいとは思わないのが

救いなのかな。 当たり前ですけどね。

                          

                     

                              

                                       

                                               

                                              

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