のんちゃんのり弁   世の中そんなに甘くない…、耳の鼓膜まで痛いっす! | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。


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2009・邦画     ★★☆☆☆(2.4)

                  

監督:緒方明

出演:小西真奈美  岡田義徳  村上淳  倍賞美津子  岸辺一徳  佐々木りお  山口紗弥加  斉藤暁

                             

                                 

東京の下町。

                               

永井小巻(小西)は、下町育ちの31歳。

真っ直ぐで強がりで、思い切りの良さは天下一品。


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ある日、夢ばかり見ている夫・範朋(岡田)のダメ亭主ぶりに愛想を尽かし、1人娘のんちゃん(佐々木)を連れて、

実家の京島に出戻った…。


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心機一転、仕事の面接を受けまくるが、主婦一筋でキャリアも資格もない小巻に、社会は厳しかった。

                                              

貯金も底をつく一方、離婚には頑として応じない範朋も、ストーカーまがいにつきまとう。

次第に追いつめられていく小巻だった…。


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のんちゃんを新しい幼稚園に転園させるにしても、月謝どころか入園料の支払いにさえ困る状態。

でも、とうののんちゃんはママの「のり弁」さえあれば、幸せだった…。

                           

キャラ弁が主流の園児のお弁当は、のんちゃんののり弁の美味さを知り翌日から、早速皆の弁当は

ママに話して、のり弁に変えて貰う程の大反響ぶり。


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中学の時の同級生だった、カメラ屋の建夫(村上)君に偶然紹介して貰った、小料理屋「ととや」で食べた

「サバの味噌煮」の味が忘れられずに、一生懸命自宅で作ってみる。

                        

何とか、自分なりの工夫で「其れなりの美味しいサバの味噌煮」も出来る様に…。


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そんなこんなで、のんちゃんの為に作った自慢ののり弁が幼稚園で大評判となったのがきっかけとなり

小巻は「お弁当屋を開く」という目標を見つけるのだった。


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「ととや」の主人(岸辺)を必死で口説き落とし、なんとか弟子入りに漕ぎ着ける小巻だったが…。


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《***》

「独立少年合唱団」「いつか読書する日」の緒方明監督が、入江喜和の同名コミックを実写映画化した作品。

のんちゃんのり弁 上巻 新装版 (モーニングKCDX)/入江 喜和
                                 
映画を見ながら美味しそうな料理や、そのレシピがもれなく付いてくる作品の代表作と言ったら、やっぱり
かもめ食堂 」「めがね 」「プール 」 ちょっと、タイプは違うが「南極料理人 」等々。
                           
それらの作品に出てくる料理は、食堂や民宿・ゲストハウスや南極基地と言う、プロの料理人が作り出す食事。
だが、本作の「のんちゃんのママ」の小巻が作るのは、冷蔵庫の残り物で作る「のり弁」。
                  
ととやの「サバの味噌煮」や「イカとトマトのあっさり煮」とかは、プロが作り出す食事だけれど。
でも、ととやも「居酒屋」なので、其れほど高級な料理は出てこない。
言わば、下町の人情ストーリーらしく、庶民派のレシピで見せる作品であった。

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まぁ、メイン料理(メインなのか?)の「のり弁」に関しては、細かいレシピ付き解説まで出てきて、料理がチョイ
不得意なママさんには、良いかもね。
                    
え?私ですか。 料理は、どうでしょか。 普通です。
でも、結構凝り性な部分もあるので、「パスタ」や「うどん」を自宅でうったり、パンとかケーキとかも手作りしたりと
そう言う事を面白がって、やった事も有りましたが、今は延日数1ヶ月程の早朝の弁当作りが、最後の仕事かな。
                                
ウチの方では、給食は小学校までなので、弁当作りは幼稚園の3年間と中学と高校の計9年間ですね。
あっははは! ウチの弁当の事等、Do~でも良いんですけれどもね。
                             
                                  
まぁ、コミックスが原作なので、あまり細かい所を突っ込んでも「あれ」なのですが…。 (何でしょ?叫び)
                                            
のんちゃんが、年長さんであると言う事は6歳。
と言う事は逆算して、結婚してスグにのんちゃんが出来たとしても、結婚生活7年も暮らしているのに、何故に
夫のていたらくが我慢出来ずに家を出るのが今なんでしょうか?
                   
と言う事は、7年も無職の夫と一緒に暮らして、夫の実家からの援助で生活してたと…。
小巻もその間、子育てが有ったとしても、特別手に職を付ける勉強をするでなし、軽蔑する夫と共にニート生活を
送っていたんでしょ?  何か変!  先ず、初っ端から変!
                    
でも、そう言う事を言ったら、お話が進まないので…。(まぁ、目をつぶりましょ!)
                                  
                                       
それにしても、もうすぐ32歳になる小巻自身が世の中舐めまくっている事、この上ない。
きょうび、4時間だけの労働で、社員に雇ってくれる所が有る筈ないじゃん!(しかも、理由は幼稚園のお迎え)
(えぇ~~、其れも目をつぶるんですか?)
                                  
                                  
はい…。  だいたい、小西真奈美がチャキチャキの下町の江戸っ子って言うのが、全然似合わない。
頑張って演じてはいるけれども、何処となく「ホォワワァ~~ン」ちゅう感じなのに。
                          
一等最初に、駅の改札で夫に「出て行かないでくれ」と止められた時に、「叫ぶよ!」と脅したのはOKだったけど。
後はなんだかなぁ~、どう見ても小西真奈美って、キチンとした可愛らしい「良い所のお嬢さん」って感じだもんね。
                        
この役は「ミムラ」がピッタシ!と思ったけれど、あまりにもハマり過ぎて、ミムラでは面白味がなかったかな?

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其れともう1人、結構好きな俳優の名前は有るのに、「えぇ~~?何処に出てたの」って思ったら…。

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<何処となく、何時もワイルドなイメージの村上淳>            <禅の時も痩せているね>
                     
髪も短く、無精髭もなかったら、全然誰か分からない人になっていた、カメラ屋の建夫役。↑あらすじの画像。
身体を悪くしたみたいだけど。 (UAの元旦那様とは、全く知らなかった!)
                     
この作品でも、美味しいとこ独り占めしたのは「岸辺一徳氏」 何気にカッチョ良いよ!
そして、下町のかーちゃんをやらせたら、良いよねぇ~。 「倍賞美津子」
かーちゃんの弁当は、最高やったね!叫び (見た人だけが分かります!)
                           
                                  
もし、このキャストで行くならば、弁当屋を開いたその日からの物語を見たかったなぁ~。
きっとその方が、色々あって面白かっただろうにな。
                
この作品を見て、一番大きな収穫は…、
「のりを手でちぎって弁当一面に敷き詰めても、決して蓋に付かないんだって!」
(男前の中間テストが終わったら、早速弁当で実験してみよ~~っと!  え?報告するの?  覚えてたらね!)
                               
                               
全然、スクリーンで無くても「よろし」な作品です。  レシピを書き写すにも便利なレンタルでDo~ぞ!
                    
                          
                               
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伝説のhiropoo映画日記-未設定
<誰ん家だ! シリーズ11弾>
                                    
メッチャ、大画面TVに近いんですけど! その代わり、メッチャ凄い迫力よ~。
「動物番組」をコッソリ見ていたら、ライオンに飲み込まれるかと思ったよ!(爆)                   



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