2007-06-07 23:42:31

14歳レベルくらいにはなりたいものです。

テーマ:ブログ

相変わらず少年の事件が起きると、「ゲーム」とか「マンガ」のせいにされてたりしてるね・・・。うーん、今どき、部屋のなかに「ゲーム」も「マンガ」もない子がいたら、そっちのほうが驚くんだか。例えば「日本文学全集」とかあったほうが驚くんだけど(笑)。そしたら「日本文学全集のせいだ」とかいうんだろうか?

さてと、日本がPISAの学力テストが「落ちた」ということで、「学力低下」だと騒がれてたんだけど、それを以前エントリーで取り上げたことがあります。
http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/entry-10016028633.html
http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/entry-10016182461.html

 「落ちた」といっても、人口規模が大きい国のなかで、トータルしてみればトップクラスであるというのを前提で読んでね(つまり日本の子供たちは相対的には優秀だし、先生たちはがんばってると思いますよ)。
 そのなかで日本の子供たちが「できなかった」設問は、「犯罪」にかかわる「リテラシー」の設問です。ただ、これは、子どもたちだけではなくて、大人もできないよね。そしたらこんな「俗流若者論」が跋扈してないでしょう?

 えっと、で、こういう設問で成績がいいのは、北欧の国みたいで、・・・って北欧の例を出すと「そもそもスクリーニングされた国だからレベルの高い教育ができる」、「日本の教師にはレベルが高すぎて負担がかかる」という反論があります。まあでも待って待って。でもね、そういう人たちに「実際に子供たちが使ってるその教科書読んだことある?」と聞き返すと、だいたい読んだことがない人のほうが多いのです。なので読んでみようかなと思ったわけです。
 
 以下、『
あなた自身の社会―スウェーデンの中学教科書 』から抜粋。

私が読む限りは日本の「公民」の教科書よりはわかりやすいし丁寧だと思うし、教えやすいと思いました。
 建前論はあんまりなく、事実をもとに淡々と「こうなってます」ということが書かれています。犯罪について、失業について、いじめについて、恋愛をめぐる困難について、障害、離婚、高齢者、労働組合活動など・・・。生活していくうえでありとあらゆる「困難」にぶちあたったらこういうセーフティーネットがあることを淡々と記述しています。「社会保障」のところなんて約50ページを使って、どんなバカでも「わからないとは言わせない」というくらい気合の入った説明がされている。日本だと数ページだったと思う。
 「日本は知識詰め込みである、北欧は違う」というふうにいわれてたりもするけど、北欧だって知識は詰め込んでると思うっていうか知識を詰め込まない「学習」なんてものはないと思う。問題はその知識の「内容」と「量」と「説明の丁寧さ」。(もちろん日本の教科書だって、ちゃんと読めばそれなりに勉強になりますけどね)。クラス解体だの学校解体だのという前に具体的に「子供たちが将来に役立つ知識を何をどのように教えるか」という話じゃないかなと思うんだけど。

 この教科書では11ページ目からが「犯罪」について記述になります。現在の犯罪についての状況、自分は犯罪に巻き込まれた場合、どういう順でどういった法的拘束がどういう権利のもとになされれるのか、何が起きるか、その中で権利はどういったものかといったことが書かれていきます。

たとえばこんなかんじです。

----引用

●犯罪の検挙
届け出のあった犯罪に3分の2は犯人が捕まりません。検挙がそんなにも少ないことの最大の理由は警察官に時間がないことです。警察官の時間の大半は重大犯罪の捜査に向けられています。重大犯罪に限ってみれば、検挙件数は大きくなります。(実際には図があります)。

●一般的な犯罪
 最も一般的な犯罪は盗みです。1990年に警察に届けれられた盗みは68万件以上でした。自転車の盗難と万引きが大半を占めています。→総数でみると驚くかもしれないけど、その内容をきちんと見ましょうね、と。

●犯罪で迷惑を被るのは誰か
 最近の数年間で16歳以上の人の4分の1が何らかの犯罪を被っています。暴力の恐れにさらされている人々はそんなに多くはありませんが、それでも毎年1000人あたり6~7人が暴力行為で病院へ行かねばなりません。重症を負うのは男性でとりわけ大都市の若者です。虐待についてはかなりの数の「かくれた犯罪」が存在します。多くの家庭で発生している女性に対する虐待がそれです。
 暴力事件で被害にあった人がまったく知らない人から攻撃を受けたり、理由もなく暴力を加えられたということは極めて稀です。争いの当事者たちはお互い以前から深い知り合いです。虐待や暴力ではほとんどの場合はアルコールや麻薬の影響があります。→見知らぬ不審者から急に襲われることは稀な話なんですよ、っていってますね。

●警察はしばしばマスコミで批判されます。けれどもその批判は正しくないことがあります。当然のことですが、警察官も法律違反などの間違いを犯します。1万6千人もの警察官がいることを考えれば驚くにあたりません。新聞、テレビ、ラジオが警察官の間違いを取り上げるとき、警察官全体を見てしまうのです。たとえ2人の警察官が不届きなことをしたとしても、残り全部の警察官が仕事を不真面目にしているわけではありません。このことは、私たちが新聞を読んだりテレビを見たりするときに、念頭に置くべき重要なことです。マスコミがひとつの事例で大騒ぎするので、一般化しないでねってことを教えております。これ警察官だけじゃなくて、教師とかでも言い換えられるよね。

----課題
1)スウェーデンのもっとも一般的な犯罪は何ですか?
2)犯罪の検挙率が低いのはなぜでしょう
3)「かくれた犯罪」が非常に多い理由は何でしょう
4)麻薬犯罪の検挙率が非常に高いのを、どう説明できますか
5)以下のような提案をあなたはどう思いますか?討論しましょう
◎ 一般道路での最高速度を時速90キロから70キロに下げる
◎ メーカーに時速130キロ以上で走る自動車の生産を禁止する
◎ すべての自動車に自動速度記録計を設置する
◎ 酔っ払い運転の最低刑罰を1年間の収監とする
6)どの社会層がもっとも強く暴力の被害を被っていますか。それは何故でしょう

●加害者と被害者
 多くの場合、犯罪の加害者と被害者は裁判のときにだけ顔を合わせます。ときには裁判の前に顔を合わせることもありますが、それは実際に何が起こったかをそれぞれが話すためです。その目的は加害者に被害者がどんな気持ちでいるのかを理解させ、再び犯罪に立ち戻らせないことです。
 多くの人々はこうした「コンフロンテイション(対面)」をもっと多くすべきだと考えています。ここに加害者と被害者の話があるので読んでみましょう。ダンネがオスカルと会い、オスカルがこの家宅侵入をどう感じ、そのあと、どんな気持ちでいるのかを知ることがダンネにとってよいことだったとあなたは思いますか?ふたりの会見はダンネが将来新たな犯罪を犯さないようになるために役立ったでしょうか。またオスカルにとって何らかの救いになったでしょうか。加害者と被害者をしばしば会わせるべきでしょうか。それはどんな意義がありますか。コンフロンテションをするのは、適当ではない犯罪がありますか。加害者と被害者の対話について中学校の教科書に出てきます。

●誰が犯罪者となるか
 あなたは両親の財布から断りなしにお金を「借りた」ことがありませんか?あなたは15歳になっていないのに軽オートバイを運転したり、友達と自転車の二人乗りをしたことはありませんか?あなたは他人の家の庭の果物を無断でいただいたことはありませんか。
 この質問にどれかに「はい」と答えたあなたは、犯罪を犯していたことになります。しかし、それはあなただけのことではありません。一般的にいってすべての人は自分が加害者であることに気づかないままで、ひとつまたは複数の法律を破っているのです。 →「みんな多かれ少なかれ犯罪者だよね?」ってことをいってます。

 ----続く…

 スクリーニングされていると仮定をしても、スウェーデンの14歳レベルがわかっていない知識人がいっぱいいるっていうのは情けない話だと思いませんかね?ロクなことを言わないマスコミや知識人から教育せよっていわれるかもしれないね(笑)。「若者がバカになってる」っていいたい人もいるかもしれないけど、そりゃあ14歳レベルのこともできてないんじゃあ、「知の信頼」が失われてもしょうがなくないっすか?


 現在の教育再生会議ですが、「早寝早起き朝ご飯」とか「母乳で子育て」とかねー、「愛国心」をもっていれば、ほんとうに穴に入りたくなるような提言だと思うんだけどね。どうなんでしょう?
 ブログをぐぐってると、1994年のスウェーデン文部省によると、学校の任務は「生徒に、将来を築くという困難な事業への楽観的な展望を与えること」だそうです。
 人間を「弱くて脆い」前提としてとらえ、そこから落ちそうになったときに、そこにサポートがあること、サポートされる権利があることをきちんと伝えることで、安心して将来を築いていって欲しいという「教育」の理念に沿って教科書が書かれてあるわけです。 そのために主には「現実」と「事実」をしっかりと教えるつくりになっています。私は「現実」とか「事実」教えるほうが簡単だと思うんですけど? それはなぜかというと誰が教えても同じだから。

 民度やインドやいう前にその前に国民にちゃんと説明する努力をしているといえるのだろうか?となぜ考えないのか不思議なのですがね。演劇教育とか心の教育も別に否定しませんが、どうしてそこにぶっとぶんだろうか。「わたしたちの社会がどうまわっているのか」ってことをどうして教えられないのでしょう?とくに「社会学」専門の方はそう考えたほうがまわりまわって自分のベネフィットにもつながるんじゃないの?


----例えば、以下は現在、崩壊寸前の「教育再生会議」も面々が授業参観してる授業の模様です。

http://www.shiki.gr.jp/navi/news/000679.html
  「おはようございます」なら「おあおーおあいあう」となります。

 

 えっと「美しい日本語」だそうです。えっどこが(笑)
 漢字の成り立ちからしかお話ができない学力崩壊しているヤンキー(でもないと思うけど)あがりの先生はほんとまずいでしょう。「教育」への信頼が失われてしまいます。
 日本人って「教育」にすごく関心あるじゃない?総評論家状態っていうのはある意味関心ある証拠でしょう?民が関心のある分野はお金にもなるじゃない?そういう分野は、やはり人材も豊富だし、優秀な学者さん大勢いると思いますよ。

 あっそうそう、ちなみに、この教科書はある人が一番最初に紹介して一部で話題になったのですが、それは誰かという皇太子殿下です。建前があまりないこの教科書のなかでも、「夢」ともいえる部分を(選んで?)紹介されていらっしゃいます。以下がその記者会見の模様です。それはいったいどうしてなんだろうね?とふと思いました。
 「天皇」で「大きな物語」という人もいるみたいですが、別に皇太子様が紹介してるから私は読んだわけではないですが、そういう方たちは、まあ、ご紹介されてる本くらいは読んでみたらどうなんでしょうね?

http://www.kunaicho.go.jp/koutaishi/denkakaiken-h17.html

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22 ■貝柱さま

>ちなみにスキレットはBRICOのを使ってます。
わーそうなんですかー。かわいいですよねーBRICO。

>うちの相方の実家も倉敷です。行ったことないですが。岡山県の県立高校は宿題や補習が多くて、予備校行く暇がなかったという話が強烈です。
私も四校ですー古城池ですーってお伝えください(笑) そうですね、岡山は基本的には公立がしっかりしてたので(私立があんまりない)、今は知りませんが、かなり勉強させられます。親御さんも基本的には「公立志向」ですね。夏休みもほぼ補習なので3年のときは1週間くらいしか休みなかったですね。「塾に行かなくても大学に行かす!」って先生方は豪語してましたが、今思えば先生方も大変だったと思います。

>雑誌そのものにいろいろ驚きがあったので、感想は自ブログに書こうと思います
また拝見させていただきます!

21 ■元話題と関係なくてすいません

チラシの裏に書いたのを束ねたような私のブログを見ていただいてありがとうございます。
本人の頭の中は殺伐としているので(笑)、ほんわかして見えれば演出成功でうれしいです。
ちなみにスキレットはBRICOのを使ってます。
うちの相方の実家も倉敷です。行ったことないですが。岡山県の県立高校は宿題や補習が多くて、予備校行く暇がなかったという話が強烈です。
「おはよう奥さん」購入し拝読しました。
安原さんの記事もさることながら、雑誌そのものにいろいろ驚きがあったので、感想は自ブログに書こうと思います(現在は未掲載です)。

20 ■SIVAさま

こんばんわー。
>めちゃくちゃ面白いです。
よかったですー紹介して(笑) おもしろいですよね。給食で戦うあたりのところとか、「うまくいかない」こともきちんと書いてあるところがいいなと思います。きれごとだけじゃなくて「将来を築くのは本当に困難だけど、動けば少しずつでも変わるんだ、それが大事なんだ(変わらないときもあるけどね)」ってことをいってるように思いました。

そういえば、以前、斎藤美奈子さんだったと思うのですが「ごんぎつね」とか、ものをあげつづけるのに最後撃たれて死ぬとか、あんな救われない話を教科書に載せるんじゃなくて、もっと子供たちが大人をやりこめるようなスカッとしたハックルベリーみたいな話を載せればいいのにっていってました。

19 ■お返事有り難うございました

 安原様;
 どうか、そうした怪しげなマスコミ人とは一線を画して、頑張って下さい。
日本人には、もっと自分なりに書籍の真贋を見極める能力が必要ですね。ため息が出ます。

18 ■わたしも買いました。

安原さんのエントリーで興味を持ってわたしも買って読んでみました。

めちゃくちゃ面白いです。
そしてなんていうんだろ、教科書全体の記述から「無名の他者」への視線を感じました。
同時にEU諸国が(たとえ揺り戻しは多少あるにしろ)どんどん先へいってしまってる焦燥感も。

自分のエントリーで書きましたが、安倍政権を取り巻く「学者」「有識者」はまさにルイセンコな状況ですね。日本はまだ近代社会じゃなかったんだということを最近とみに思い知らされます。

17 ■けいさま

こんばんわー。ほんとおもしろいページありがとうございます。意図も書いてあって。おっしゃるとおりだと思います。

>ヒステリックに戦前回帰を叫ぶ、山谷えり子や、それに同調するヤンキーやこぶ平ママに、ぐりぐりと

こいつらは戦略的バカとかじゃなくて本当にバカだとorz 。先日、教育再生会議のHP見たら、英訳がー(ノ_-。) お願いだから世界に発信しないでほしいです・・・。議事録あがらないのも、頭のいい官僚たちががんばってもバカすぎでまとまらないんじゃないかと思うんですけど。

>味噌やお風呂は本当に足りなかったと思います。
頭ではわかってたんですが数字で見せられると、なんかグッときますね。(変でしょうか?)

>つねに「イマドキの若者」は嘆かれています。
浜井先生の「犯罪統計入門」に犯罪白書の特集が時系列で掲載されてますがこれもずっと嘆かれてます。

■この人達の困ったことは特に強盗,殺人,強姦というような凶悪な犯罪を平気でするような人が多く,それも戦前の10倍にもなっています。こんな事をするのはどうしてだと思いますか。(M.A,)
(戦争が与えた道徳的影響に気がついているかどうか,あるいは戦後社会態制の未整備のためか,単なる経済的な面を強調するか。)
(29.7) 戦争が与えた道徳的影響(生命軽視,戦場の殺伐)
(16.9) 戦後社会体制の未確立(教育制度,警察の無力)
(14.8) 経済的不安定
(26.8) 戦後混乱の通幣(俗悪文化財,繁華街)
(10.6) 家庭の環境
(26.4) 戦後青少年の特性(自暴自棄,雷同性,スリルを好む)
(10.3) わからない

「はだしのゲン」とか読んでも、原爆で死んで川からひきあげられてない遺体の骸骨を子供たちが拾って米兵に売ってましたよねー。

■不良化して犯罪を犯したような青少年は,何んとも仕方のないものでしょうか,それともどうしても救わねばならないものでしょうか。
(救えると考えているか,捨てるべきだと考えているか)
(2.3) 救っても仕方ない,捨ててもよい
(14.0) もし導きようによって救えるのなら救ってやりたい
(16.9) 何んとかして救えそうなものだ
(65.3) 何んとかしても救うべきだ
(1.5) わからない

なんかやさしいですね。

16 ■日本人のしつけは衰退したか

安原さま、
味噌やお風呂は本当に足りなかったと思います。
内閣府の世論調査は昭和20年代からあります。 つねに「イマドキの若者」は嘆かれています。

私の一番のお気に入りは
昭和25年の「少年不良化防止(第三部一般)に関する世論調査」
http://www8.cao.go.jp/survey/s24/S25-03-24-09.html

Q14 〔家庭教育の学校への依存〕
どうも日本では昔から子供の躾ということを学校に任せっきりという親が多かったと思いますが,どうしてだったと思いますか。(M.A.)
(戦前の“家”における子弟の躾は意識的に放任されていたことに気がついているかどうか。)

(9.4) 今までは学校との連絡もなかったし,また学校に依存していたとも思えない
(12.1) 子供の教育は別に家庭ではやる必要がなかった
(44.3) 子供の教育は学校,先生を信頼するに限る
(32.2) 親達は皆多忙だったし,また親が無力だった
(13.3) わからない


昭和25年、国は戦前は家庭で子供のしつけはしていなかったことを認識しています。 広田照幸先生のおっしゃるとおりです。 また世論はしつけを学校に投げています。

ヒステリックに戦前回帰を叫ぶ、山谷えり子や、それに同調するヤンキーやこぶ平ママに、ぐりぐりと現実を見せてやりたいです。 戦前に厳しいしつけをしていたのは、ごく限られた層(士族や中産階級)で、庶民は子供なんて放置していたそうです。 戦前回帰したら給食費未納は減るかもしれませんが、子供を売る親は増えるでしょう。 

15 ■onokorokinzoさま

おはようございます。
>それとも、そういうのを書いた方が売れるからというので、煽る人たちがマスコミにいるんでしょうか?
煽った本のほうが実際売れてしまうからだと思います。マスコミ側の人間の言い分だと「読者がそういう本を買うから」っていうことになるんでしょうね・・。マスコミ側と読者側も両方で作ってるんだと思います。

14 ■けいさま

こんばんわー。紙芝居で見た桃太郎のように、何もしてないいたいけな鬼のような風貌のホームレスをストレス解消に退治しようと、キビ団子のようなしょぼい報酬で人を雇って、不良集団でも作ったんでしょうかね(笑)

しかし、この内閣府の昔の世論調査めちゃめちゃおもしろいですね。

http://www8.cao.go.jp/survey/s23/S23-07-23-02.html
最近新聞に官吏の不正事件が出て居りますが,どうしたら防げるでしょうか。
(11.1) 厳罰主義
(6.6) 綱紀粛正
(42.7) 待遇改善
(3.6) 権限縮少
(12.6) 教養の向上
(3.6) その他
(19.8) わからない
 ↑
けっこう庶民やさしい?

風紀(第1次)に関する世論調査
http://www8.cao.go.jp/survey/s23/S24-01-23-06.html

QB5 必要性=“やみの女”は今の社会にとって何らかの必要性があると思いますか。
(6.5) 必要 →SQ1へ
(12.7) やむをえない →QB6へ
(72.9) 不必要 →QB6へ
(7.9) 不明 →QB6へ

SQ1 (必要という者に)
それはどんなことでしょうか。
(4.5) 男性の本能として
(7.1) 外人の為に
(1.6) その他
(6.4) 漠然と

「漠然と」って何ですか(^~^)

Q33 みその配給量は現在の配給で足りますか,足りませんか,余りますか?
遅配がないものとして計画上の配給量で間に合ふと思ふかどうかにより記入,9月だけの特殊事情は一応除外して考える。
(2.5) 余る
(17.6) 丁度足りる
(11.3) 足らしている
(67.7) 足りない
(0.9) 不明

 みそも足りてないんですねーorz


Q76 (此の頃)フロはどうしていますか?(寮,下宿などのフロは「その他」)
(23.4) 自宅 →Q78へ
(68.3) 公衆浴場 →Q77へ
(1.7) 両者 →Q78へ
(5.8) もらい湯 →Q78へ
(0.8) その他 →Q78へ
(0.0) 入浴せず →Q78へ

  風呂も足りないんですねーorz

13 ■結局、分り易い分析に納得しようとする訳でしょう

 安原様;
 早速のお返事有り難うございました。
 かつての進歩派知識人なら「これだから日本は…」って言いそうな話ですね。
  まあ、社会学の分析手法が発展途上だった20世紀初頭や、そもそもそんなのが無い19世紀初頭の人とは違って、今は情報も分析手法もあるのだから、やたら不安を煽るような主張はいかがなものかと思いますねー。
  それとも、そういうのを書いた方が売れるからというので、煽る人たちがマスコミにいるんでしょうか?

12 ■貝柱さま

はじましてー。いつも読んでいただいてありがとうございます。貝柱さまのブログ、ほんわかとしていいブログですね。私は倉敷出身です(笑)

ル・クルーゼは私も2つ持ってますよ(笑)。ほんとは3つ持ってたんですが、だ円のは魚をよく煮る親にあげました(クリスマスもめばるの煮魚です)。ロンドの一番大きいのとパエリア鍋(パエリア作らず、すきやき系に使ってますが)ですが、よく使ってるのがロンドが一番大きいので、なんか最近重くて、ひとまわり小さいの買おうかなーと思って探してたんですが、しかしながら、ここのところのユーロ高で、うわったかーい!とお料理研究家の先生に聞いてみたら、野田琺瑯がいいよーと。半分の値段でかわいいし、最近はBRICOの白がお気に入りです!

富沢商店は最近近くにできたのでよく行ってます。

http://www.nodahoro.com/
http://www.nodahoro.com/products/8/

11 ■紙芝居で子供が悪いことを覚えるらしい

昭和26年の内閣府(?)の「婦人の市民意識に関する世論調査」で
http://www8.cao.go.jp/survey/s25/S26-03-25-18.html

F24 子供が紙芝居のため悪いことをおぼえて困る場合,もしあなたがその子の父兄だったらどうしますか。(O.A.)
(43) 見させない
(24) 注意のみ
(9) たのんで良いのをさせる
(12) 父兄や学校等に相談してやめさせる
(3) その他
(9) 分らない
 *()内はパーセンテージ

昔の子供たちは、紙芝居で悪いことを覚えていたみたいです。 

昭和25年の「青少年不良化防止(第三部一般)に関する世論調査」には、マンガ,雑誌,映画と並んで、紙芝居は「粗悪な文化財」としています。

紙芝居は警察による検閲、取締りの対象だったみたいです。

10 ■この教科書で勉強しなおしたい

はじめまして。
いつも拝見してます。とても勉強になってます。
スウェーデンの教科書、社会科というよりは「社会教育」って印象を受けますね。日本にはこんな教科はないですね。
エライ人たちは「徳育」がそれにあたると思ってるのかもしれませんけど。
自分は大学(社会学部)で、社会のとらえ方考え方を多少習得できた気がします。
スウェーデンの14歳に比べたらだいぶ遅いですが、一生習得しない人がいることを考えればハタチくらいで学べてラッキーだったと改めて思いました。
そういえばスウェーデンでは犯罪報道はすべて匿名だと聞いたことがあります。詳細が知りたかったら情報公開はされているので、警察だか裁判所に行って申請すれば知ることができると。
非常に合理的というか、ゆきとどいたシステムを作るお国柄なんですね。
下世話な報道につっこみ入れたい私にはちょっと物足りない(笑)ような気がしますけど。

9 ■onokorokinzo さま

おはようございます。おもしろい情報ありがとうございます。
>もし、乱歩が今の報道状況を見たらどう思うでしょうね。苦笑するでしょうか。立腹するでしょうか。
「まだやっとるわー」って思うのかもしれませんね。
19世紀の「世事見聞録」に『いまどきの若者』的記述が出てくるそうです。『盗賊の日本史』から抜粋。
----
武家の奉公人について「今の若者達は」主人にうとまるることをいとわず、たとえ解雇されても、かえって大身の武家に奉公するつもりだなどど放言する。主人を大切に思わず。自分の都合ばかりを考え、また主家のものを掠めとり、同輩の奉公人を紹介するときには賄賂を取り、そのありさまは巾着きり(すり)にも劣る。
 「昔は藁をもって髪を束ねしを元結を懸け、匂入りの鬢油(びんつけあぶら)をつけ、女は紅白粉をよそおい、鼈甲または銀の簪を差し、藁草履、蓑笠をさすべきところも傘をさし、雪駄・裏付皮花緒の足駄、塗下駄などにて足袋を履き、あまつさえ髪結いなるものに髪月代を致させ、その風体、百姓とも見えず、都会の人も同じにて・・・」-。
----
藁で髪を束ねておかないといけないらしいです(笑)

明治にとんで高山樗牛が
「近頃に貧民の悪をなすもの、人ややもすれば、社会の罪を言う。罪は貧民にあり、何ぞ社会にあらむ。彼悪を為すに先立ちて既に貧弱という大罪を犯したる」
といい
あまり年の変わらない(20代)高浜虚子がこう反論します。
「貧富の懸隔日に益々甚だしく、財閥の害は月にいよいよ大ならんとす。しかも富者が紅橙緑酒の間に公々然として為しつつあるところの道徳上の大罪は却って、ときに警官を以って自ら護るあるに係わらず、貧者が窮余やむなく犯すところの芥子粒ほどの違法はただちに警官に捕らえられて、彼をして獄の人と為さざれば止まず。嗚呼、貧者のために暖かき同情を寄せ、彼ら社会が残忍刻薄の罪を鳴らすべきものまた我が詩人をおいて他に何者ぞ、刻下の文壇またひとりのユーゴー無きか」といっていますね。
----
樗牛も虚子も笑っているかもしれませんね(笑)

8 ■ご参考までに

> 相変わらず少年の事件が起きると、「ゲーム」とか「マンガ」のせいにされてたりしてるね・・・。うーん、今どき、部屋のなかに「ゲーム」も「マンガ」もない子がいたら、そっちのほうが驚くんだか。例えば「日本文学全集」とかあったほうが驚くんだけど(笑)。そしたら「日本文学全集のせいだ」とかいうんだろうか?

  ご参考にならないかもしれませんが(笑)、戦前に少年犯罪や漁期犯罪が起きると、必ず槍玉に挙がっていたのが江戸川乱歩だったそうです。
 乱歩の遺した「探偵小説四十年」(光文社文庫、上下巻)によると、自身の創作上のスランプや、そうした非難もあって、しばしば断筆したとか。
 もし、乱歩が今の報道状況を見たらどう思うでしょうね。苦笑するでしょうか。立腹するでしょうか。
 

7 ■rrnxg258 さまへ

とりあえず、日本語でおk

6 ■rrnxg258 さま

こんにちわ。
>最近の大人って、間違ってることを正当化しようとしますよね。
低下してないなんていってないですよ。できなかった問題がなぜできなかったってことを書いてますが。

あなたがおじいちゃんにお手紙書くことと今、全体的に人間関係が希薄になっているのは関係ないと思いますよ。

私は人間関係が希薄になってないとも書いてないですし、人間関係が希薄になることと学力とどういう関係があるのかよくわかりませんが、とりあえず想像力が豊かでうらやましい限りです。

5 ■無題

最近の大人って、間違ってることを正当化しようとしますよね。
支持が出来てないってトンだけですか?
明らかに学力の低下じゃないですか?
自分は小さいころに、祖父へ毎月手紙を書かされていましたけど、そういうのってさいきんないですよね?
人間関係が軽薄になってることになぜきづかないんですかね?

4 ■ありがとうございます

繰り返しコメントありがとうございます。
英文の論文に一日閉じ込められていた僕の脳にはすごく響いたコメントでした。僕はこのところ2本の量的な研究(日本のデータをもとにしたもの)とひとつのテーマ(英文)の文献研究を始めたばかりです。量的な研究はstuck状態ですが、文献研究の方は、少しだけ捗りはじめました。テーマは、「貧困や社会的格差は子どもたちの発達にどんな影響を与えているか」。日本の発達学者も貧困を論じる人もどこかにおいてしまったテーマかもしれないと思っています。

3 ■山野さま たびたびすいません。

皇太子殿下が紹介したのは以下の詩です。これは「家族への援助」の社会保障のところに掲載されてる詩です。そしてこの教科書はそんな「家族の幸福」が送れない人たちがいること、そして、この詩のような考え方を「幸福」とも思わない人もいることをはっきりと書いているんですよね。課題も「あなたは詩『子ども』のどこに共感しますか。」「この詩は大人に対して無理な要求をしていませんか?両親が要求に対してこたえきれないのはどんなときは例をあげましょう」となっています。これを雅子妃の状況を尋ねられた記者会見で話しているというのがなんだか切ないなあと思いました。

『批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる
殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる

笑いものにされた 子どもは
ものを言わずにいることを おぼえる

皮肉にさらされた 子どもは
鈍い良心の もちぬしとなる

しかし,激励をうけた 子どもは
自信を おぼえる

寛容にであった 子どもは
忍耐を おぼえる

賞賛をうけた 子どもは
評価することを おぼえる

フェアプレーを経験した 子どもは
公正を おぼえる

友情を知る 子どもは
親切を おぼえる

安心を経験した 子どもは
信頼を おぼえる

可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世界中の愛情を 感じとることを おぼえる』

2 ■山野さま

こんばんわ。ありがとうございます。
山野さんの御著書も紹介しますので今しばらくお待ちを。すいません・・。
>日本の役に立つ「社会保障」って1ページで十分でしょう。
そうですか・・・50ページも紹介できないという物理的な制約があったとは(苦笑)orz
>でも、安原さんは、「コンフロンテイション(対面)」をスエーデンの人と同様に肯定的に考えていらっしゃるような。。
実は昔のエントリーにほんとたまにこっそり書いてはいるんですが、私は実は被害者家族(交通事故で弟が脳挫傷で死にかけました、ちなみに相手は少年で弟はまったく落ち度なし)でもあったのですが・・。今となっては、時間もたってますし、まあそういうことやっていわれたら話してもいいかなと思いますが、じつはもう加害者の名前さえ覚えてません。それくらい大変だったですが、すべてはサポートがきちんとあったうえで、被害の度合いとか、時間がどれくらいたってるかとか、ほんと人それぞれだと思います。今、マスコミで言われてる「謝罪」については、被害者が亡くなってる方の話が多いように思えますが、「被害回復」ができない人は、どうなんだろうと思いますね。何やってもいっても無理なんじゃないかと思ったりします。うちの場合はほんとに運良く回復しましたが、あのままの「介護」状態だったら、金銭的なサポートと人的なサポートのほうがよほど必要です。仕事しながら介護してましたから。まずやったことは「髪」切りました(笑) 邪魔だったんで。まず人手と経済的なところかなと?って思いますね。だからこそ、「厳罰化」って結局、セキュリティのほうに予算が割かれるので被害者からみてもメリットがないなあと思います。「対話」にもっていけるかどうかは、私は現場の人の判断にゆだねていいような気がします。日本の現場のワーカーさんが被害者も加害者も無理やりひきずってあわせるようなことってしないと思うんですよね・・・。なんとなくですが、そう思います。

1 ■すごくこの記事いいです。

面白い本の情報をありがとうございます。
北欧って社会福祉従事者(児童福祉以外)にとっては、垂涎の国ですが、そこの社会の教科書っておもしろい。皇太子さんの推薦となると、僕のような偏りのある人にとっては、最高の推進力になる。。。。でも、疑問もアリマス。Rather your blog brought a bunch of triggers of thoughts.

>「社会保障」のところなんて約50ページを使って、どんなバカでも「わからないとは言わせない」というくらい気合の入った説明がされている。日本だと数ページだったと思う。
日本の役に立つ「社会保障」って1ページで十分でしょう。
>そのために主には「現実」と「事実」をしっかりと教えるつくりになっています。
日本で「現実」と「事実」をしっかりと教えたら、もう教科書って成立しないかも。
演劇教育とか心の教育にぶっとぶのもそのせいかも。
でも、世界から見ると、日本の教育って優れているって見られます。第三世界の友人からは、何で日本人は教育にそんなに投資をすることができるんだってよく質問を受けますけど、僕はでもそれを息苦しく思っている生徒もいることをやっぱり最後には付け加えます。子どもたちの自殺は、いまやアラブ諸国に輸出されていますしね。(意味がかなり違うけど。。。)
でも、安原さんは、「コンフロンテイション(対面)」をスエーデンの人と同様に肯定的に考えていらっしゃるような。。
僕は、アメリカでびっくりのひとつは、幼児であろうと被告人に呼ばれれば、原則的に出席して、「コンフロンテイション(対面)」しないといけないことですね。アメリカのワーカーさんたちはそれも教育のひとつだって言います。うーーー実はちょっとだけ僕にはついていけません。

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