日中セミナーを受けてきました
日経健康セミナー２１
「正しく知っていますか？糖尿病のこと」
会場はレトロな雰囲気漂う日本橋の三越劇場
日本糖尿病学会会長などをつとめる渥美義仁氏による基調講演のあと
「糖尿病を克服した」という、俳優の石倉三郎氏とのパネルディスカッション
いまや糖尿病は合併症による神経・目（網膜）・腎臓へのダメージだけではなく
認知症を発症するリスクも高いといわれています
セミナーはいずれもところどころユーモアの交じる、
堅苦しくない雰囲気でしたが
たのしくも、やはり身の締まる思いがしました
ここ12年ほどはフィットネスの指導現場にいますが
若いころはかなりやんちゃな食事・生活習慣
今もつい「運動してるからこれくらいいいや」となってしまいがち
そこを「どの程度なら・・・」と
自分の現在の食生活を見直すきっかけにもなりました
食事はバランスよく食べているつもりですが
まぁおやつだな。。。
甘いもの大好きなのですが。。
ちなみに糖尿病を克服した石倉さんは
「お酒が好きだし甘いものも好き。
食べたいものを我慢するなんてできなかったので
ガンガン食べました」
「あと僕は１日１食です」
と、
「血糖値が急上昇するため空腹時間を長くおかない」
「甘いものやお酒をやめる」といった
まず最初に行うべきとされることを
しかも糖尿病の権威を前にあっさり一蹴（笑）
が、よくよく聞いてみると
「腹が減っていないときに無理やり食べない」
「お酒は日本酒から焼酎に切り替えた」
「洋菓子は美味しい飲み物（牛乳がお好きだそう）と一緒に食べると止まらなくなるから
飲むのは水にして、あんまり美味しくならないように（笑）した」
さらに
「毎日１時間半のウォーキング」を実行され、
実感としては運動が一番効果的だったとのこと
そして、現在血糖値のみならず
血圧などもまったく異常がないそうです
要は・・・
「なにもしなかった」わけではなく
早期のうちに
自分の性格や食事や生活パターンなどから
ストレスなく（少なく）できることを「きちんと決めて」「実行した」
それがよい結果につながったのだろうと先生はまとめていました
ストレス（アドレナリン）も血糖値を上げますから
これは身につまされましたね
ストレスなく（もしくは少なく）、自分に合った、できることを
では仕事柄「少なからず運動をしている自分」はどうするかと
それはこれから考えます(^_^;)
あと、これは技術の進歩を切に願うところですが
先生は「血糖値の見える化」として
家庭でも血圧計や体温計・体組成計（体重・体脂肪率）があるように
血糖値も気軽に測れるようになったら
もう少し身近に、意識も高まるのではとおっしゃっていましたね