家具屋が教える本革のメリットデメリット | ひらた家具店のブログ

どうもこんにちは!

標茶町のひらた家具店、主任の平田敬(たかし)です。


昨日は暴風雪警報が発令してましたが、今日は打って変わって良い天気。

主任は本日は配達で車を運転していたのですが、車の中は良い陽気で気持ちが良かったです。


標茶の景色
今日の午後の標茶町の山の中。いい天気でした。
実は先日の日曜に夕日を撮った場所と同じです。
ちなみにその時の話はこちらから。



さてさて。


本日は最近続いたソファーのメリットデメリットシリーズの3回目。

本革のメリット・デメリットを主任と一緒に見ていきましょうか。

1回目「家具屋が教えるレザー(合成皮革)のメリットデメリット」

2回目「家具屋が教えるファブリック(布)のメリットデメリット」


上のタイトルをクリックするとそれぞれのページにジャンプしますよ。


では革のメリットデメリットに参りましょうね。


◯メリット

・丈夫で耐久性が高い。大切に使うと長期間使える。
・吸湿性、通気性も優れている。耐熱性もある。
・アレルギー原因になるホコリやダニがつきにくい。
・肌触り、座り心地が良い。肌に吸い付くような感触が良い。
・使い込むことで革が柔らかくなじみ、革が持つ本来の味わい深い色合いになってくる。


◯デメリット

・メンテナンスに革素材専用のクリーナーや保護剤などを使用する必要がある。
・水に弱い。水や汗が付いたまま放置するとカビやひび割れの原因になる。
・直射日光も長期間浴び続けるとひび割れの原因になる。
・革そのものの独特な匂いがある。
・室温が低い場合、革が冷たく感じる。
・耐熱性はあるが、高温の場所に長く置くと傷みやすい。
・価格が高い。



箇条書きにするとこんな感じです。


主任が思う革素材の一番のメリットは、なんといっても肌触りと座り心地の良さです。
革独特の肌触りが良く、使えば使うほど馴染んできて、色合いも良い色になっていきます。

その上、お部屋の湿度も調整し、通気性もあるのでムレづらく丈夫で、大切に使うと長持ちもします。


しかも「アレルギー原因になるホコリやダニがつきにくい」とあるように、革表面を掃除機で吸えますし、革はソファー内部までホコリやダニなどの汚れを通しにくい性質があります。専用のクリーナーなどで表面の汚れも拭き掃除できます。

清潔に保つことが出来ますので、お子さんがいらっしゃるご家庭にも自信を持ってオススメすることが出来ます。


牛さんの皮を使っていることが多いのですが、さすが天然素材といった機能性です。



しかしその反面、やはり一番のデメリットはお値段が高い、というところでしょうか(笑)現在ひらたにある本革のソファーは10万円以上してしまします。


メンテナンス次第で長期間使えることを考えれば妥当な金額なのですが、そのメンテナンスが革専用のクリーナーや保護剤・保湿剤などを使うことになるので、やはりお手入れが手間にはなります。

革は天然素材ですから、乾燥や直射日光に弱いんですね。

簡単に言うと、スキンケアが必要になる、ということです。


お肌を大切にするには、手間と時間とお金がかかるという訳ですね(笑)


それと意外に忘れられがちなのは、革そのものの匂いがある、という点です。

家具屋さんの店内は基本的に広いですから、あまり匂いが充満したりしませんが、室内にソファーを収めた時に室内に革の匂いが漂うわけです。
革製品が好きな人は気にならないと思いますが、その革製品の匂いが苦手という方には注意が必要です。



長時間座った時の通気性、ムレづらさは布とレザーの中間という感じでしょうか。

絶対ムレないわけではないですが、レザーのようにすぐにムレたりはしません。



以上で「レザー・布・革」というソファーの素材3種類のメリットデメリットの解説は終わりです。


ソファーに限らず、何かものを選ぶ際には、メリットの方よりもデメリットとどのように付き合うことが出来るのか、というのが選ぶコツかなぁと主任は考えています。


例えば、レザーが好きだけど座ってムレるのがちょっと…という方は、ムレないようにクッションやシートを敷く、といった感じでしょうか。
品物は変えようがないので、自分が変わって対応しようという感じですね。


このブログを読んで、ソファーを本格的に選ぼうとしている方の参考になれば主任は本当に嬉しいです。


それでは今回はこの辺で。


では~。



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