※より効果の高い形状のバージョンが存在します。
記事の最後に記載していますので、まずはそちらをご覧ください。
下記画像(初期バージョン)及びコピーサイトでは材料に折り目を付ける方法で作成していますが、最新版では折り目は必要ありません。
昨年、省エネとしてのエアコン電源切に耐えかねて、会社用として作っていました。
(それを掲載していた以前のブログは有料プロバイダーとの契約終了と共に消滅し、現在はバックアップデータのみ)
下の画像が扇風機をサーキュレーター化する要になります。
なお、左側はただのブックスタンドなのでお気になさらず。
![西の端のきのこ屋のブログ-扇風機をサーキュレーターに](https://stat.ameba.jp/user_images/20120524/21/hirado-kinokoya/29/17/j/t02200165_0564042311991314780.jpg?caw=800)
これを扇風機のカバーに取り付ける事によって、回転しながら出てくる風の向きを整え、風が強く、より遠くまで届く様になるというものです。
卓上扇風機では、50センチも離れたら風がほとんど感じられなかったのが、2メートル離れても十分な風量を送れる様になりました。
それでは、作り方はこちらになります。
材料は、A4コピー用紙とパウチとホッチキス位。
パウチがなければ、厚紙でも構いません。
まずは、A4コピー用紙に幅19.5センチ、長さ21センチの長方形を書き、19.5センチの方に1.5センチずつの印を付けて線を引き、13本の長方形にします。
次に、21センチの長さの方で、端から1cm、2cm、16cmの所にも印を付けて線を引きます。
それをパウチして、13本の長方形を切り出します。
切り出したものはこれ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200806/10/hirado-kinokoya/b0/62/j/t02200165_0422031614799856532.jpg?caw=800)
これを、次のように、印を付けた1センチの所で合わせてホチキス止めをしていきます。
その時、テープのりを使って仮止めしながらホチキス止めをすると、ずれる心配もなく簡単に固定出来ます。
![西の端のきのこ屋のブログ-簡易サーキュレーター2](https://stat.ameba.jp/user_images/20120523/19/hirado-kinokoya/26/82/j/t02200165_0423031711989393105.jpg?caw=800)
更にこの端と端を同じようにホチキス止めとします。
すると、この通り。
![西の端のきのこ屋のブログ-簡易サーキュレーター3](https://stat.ameba.jp/user_images/20120523/19/hirado-kinokoya/91/3a/j/t02200165_0423031711989393103.jpg?caw=800)
丸い形が出来ました。
更に外側をホチキス止めしていきます。
この時も、端から16センチの所に付けた印に合わせて止めます。
最初の折り目を活かす方向で止めていくと上手く行くと思います。(あくまで初期バージョンでの話です)
![西の端のきのこ屋のブログ-簡易サーキュレーター4](https://stat.ameba.jp/user_images/20120523/19/hirado-kinokoya/4f/4f/j/t02200165_0423031711989393104.jpg?caw=800)
これを繰り返す事で、だんだんと丸くなってきます。(最新バージョンでは折らないので組立時に丸くなる方向が逆になります)
![西の端のきのこ屋のブログ-簡易サーキュレーター5](https://stat.ameba.jp/user_images/20120523/19/hirado-kinokoya/48/44/j/t02200165_0423031711989393113.jpg?caw=800)
これを、印に合わせてホチキス止めして完成。
扇風機にセロテープ等で貼り付けて、
![西の端のきのこ屋のブログ-簡易サーキュレーター6](https://stat.ameba.jp/user_images/20120523/19/hirado-kinokoya/65/05/j/t02200165_0423031711989364134.jpg?caw=800)
こんな感じになります。
卓上扇風機サイズで作ったので、普通の扇風機に付けるとかなり小さくなりましたが、これでも十分な効果を発揮してくれます。
なお、扇風機に取り付ける時には、その方向に注意して下さい。
表裏を間違えると、まるっきり効果が出ません。
もっとも、その場合はひっくり返して設置すれば問題なし。
(扇風機の羽根は、ほとんどの場合、時計回りに回っているようです。)
これも、サーキュレーターの自作と言うのかな?
ご参考まで。
よっし~
2012.06.22 追記
卓上扇風機に取り付けた画像は、こちらをご覧ください。
扇風機のサーキュレーター化 ちょっとスタイリッシュに
2015.05.28 追記
最近はサーキュレーターに似て異なるものも増えているのでお気をつけ下さい。
『サーキュレーター『風』の扇風機が増えてる(・ω・;)』
今の所、ここで作ったものを卓上扇風機に取り付ける際は、クリップを金網に引っ掛けてそれに固定しています。
物によってはタイラップ等が必要になるのかなと。
固定方法を確立すれば商品として売り出せそうだなと思いつつ( ̄∀ ̄)
なお、最近は元の扇風機の羽根形状が改良されているため空気の直進性が強くなり、これを設置する必要が無くなったものもあります。
YAMAZENさんのクリップファン等。
2019.09.03 追記
最新型は設計を変えて12本で作成し、組み立て方法も変更することで、より効果が発揮される形状になっています。
ご参考まで。 →引越し後のブログに設計図
を追加しました。
2020.08.04 追記(CMとも言う)
最近は、扇風機のサーキュレーター化改造で学んだことを応用し、エアコンの室外機風向調整板(風向グリル)を改造して、風向を変えた後の風の直進性を高めたりしています。
我が家の狭いベランダ(室外機前の壁までの距離、わずか45cm)という設置環境で横板だけの風向調整板では、風が横にも吹き出すのでショートサーキットの防止効果が限定的になってしまったので。
市販品ではほぼ横板(と側板)のみの風向調整板が多く、縦板は真ん中にある位ですが、適切な位置に縦板を設定してやると吹き出す風の直進性が高まってベランダが涼しくなります。
横板のみの風向調整板でもある程度涼しくなるのですが、更にワンランク上の性能に変化します。
まあ、少々過酷な設置環境でも「動いてしまう」のがエアコンですが、オリジナルの風向調整板を設置後その効きは格段に変化し、余裕の運転状態を継続中です。
室外機から出る空気は熱いのですが、余裕がある時にはファンの上部から出る空気は熱く、下部から出る風は相対的に(手をかざすと違いが明らかに判るほど)涼しくなります。
一年のうちで最も暑くなる今の時期でもそうした状態を継続出来ているというのが全てを物語るかと。
今の所そうしたこと(縦板を追加)を実行しているのは私の所だけみたいなので、良かったら見に来て
下さい。
風が直接前に出なければいいというだけの風向調整板の時代に終わりを告げたいなと壮大な野望を目論見中(笑)