では、昨日の日本映画に続き、今日は、外国映画編です。



【作品賞】(3本以上10本まで)
  「マリーゴールド・ホテルで会いましょう 」    5点
  「ハンナ・アーレント 」    5点
  「おじいちゃんの里帰り 」    4点
  「少女は自転車にのって 」    4点
  「ヒッチコック 」    2点
  「魔女と呼ばれた少女 」    2点
  「二郎は鮨の夢を見る 」    2点

  「鑑定士と顔のない依頼人 」    2点
  「愛、アムール 」    2点
  「東ベルリンから来た女 」    2点
【コメント】全体になかなか見応えがある作品が多かった気がします。ベテランの演技陣の活躍もいろいろな作品で見られ、それも嬉しかったです。「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」「愛、アムール」は、いずれも、ベテラン演技陣が光っていました。「鑑定士と顔のない依頼人」は、掘り出し物感たっぷり。宣伝文句通り、2度観たくなります。

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【監督賞】                   作品名
   [ハイファ・アル=マンスール] (「少女は自転車にのって」)
【コメント】映画、だけでなく、娯楽を取り巻く厳しい状況の中、本作が撮影されたというだけでも画期的なこと。それを成し遂げただけでも大きな功績だと思いますし、一つの作品としても楽しめる良作だったと思います。

【主演男優賞】
   [アンソニー・ホプキンス] (「ヒッチコック」)
【コメント】観ているうちに、本人がそこに居るのではないかと思えてくる名演でした。

【主演女優賞】
   [エリザベス・オルセン] (「マーサ、あるいはマーシー・メイ 」)
【コメント】現実と非現実の間を揺れ動く感じが良かったです。

【助演男優賞】
   [マシュー・マコノヒー] (「ペーパー・ボーイ 真夏の引力 」)
【コメント】いかにも常識的な人間だったら...と思わせて実は...という展開にリアリティを持たせた演技が印象的でした。

【助演女優賞】
   [マギー・スミス] (「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」)
【コメント】皮肉れた感じが実にリアリで、とても素敵な"いじわるおばあちゃん"を存在させていました。

【ニューフェイスブレイク賞】
   [ラシェル・ムワンザ] (「魔女と呼ばれた少女」)
【コメント】命を懸けて戦う兵士としての厳しい表情と少女としての可愛らしい表情、母になる覚悟を決めた凛とした表情...様々な表情を演じ分けていて印象的でした。

【音楽賞】
  「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち

【コメント】作中で歌われる数々の名曲。"ディーバ"たちの歌唱力もあり、鳥肌モノでした。

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