季節の変わり目ごとに少しずつ食欲が落ち、ほとんど薬も飲めず、調子のいい時はフードを食べてくれるけど、食べる量も徐々に減りましたがそれでも1年なんとか頑張れたのですが…
2009年夏に嘔吐が続き入院先のかかりつけの病院で血を吐いた姫
即検査となりましたが「癌の転移なのか、他の消化器のせいなのかわからない」との事でまた埼玉の小動物癌センターへ…
この時はお泊まりなしで帰れましたが、「癌の再発はありますが癌のせいではなく、消化器のほうかもしれませんがそれは内視鏡でないと詳しくみられない」との事でとりあえずそのままかかりつけの病院へ向かい診断結果の報告とその後の治療方法のお話をしました。
食欲に関してはとりあえず人間の食べ物でも食べたがれば何でもたべさせて、苦しい思い等はもうさせたくないので内視鏡の検査はしないという方向で、人間の食べ物も受け付けなくなれば胃ろうの手術をする事も出来るというお話を聞きました。
胃ろうの手術をしてしまったら犬の楽しみの一つである食べる事の楽しみや喜びがなくなってしまうのでしませんでした。
この頃はもうほとんど毎回の尿が血尿でした。
便も少しずつ柔らかくなっていきました。
納豆・豆腐・ちくわ・マグロの赤身・かにかま等とにかく姫か食べたいと思うものは何でも食べさせました。
五十嵐先生も「今までずっと療法食しか食べた事がなかったのでこれからは何でも好きなものを食べさせてあげて下さい」と‥
この頃には五十嵐先生には姫の残りの命がわかっていたのかもしれません。