基地からの電話 | h

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昨日のこと。
5歳年下のfusaから久しぶりに電話があった。
初めて会ったのは何年前だろうか。
そのとき、fusaはまだ10代だった。
それから数年に渡り

何度となくコンパやら飲み会やらしてた。
でも最近ではこちらの友人に既婚者が多くなり

コンパも飲み会も開催できず
それに伴いfusaとも会わなくなってた。
最後に会ったのは一年くらい前かな。
会ってない間も時々メールしたりはしたけど
それもちょこっとしたやり取りだけですぐ終わる。
ここ数ヶ月はメールでも連絡とってなかった。


そんなfusaから突然の電話。
そして突然の告白。


「○○○○が好きです!」


○○○○=フルネーム。呼び捨て。


おお、なんか隊員っぽい言い方だ。
酔ってるのかと思い確認したが、完全にシラフの模様。
一体全体、どういうことか。


以前、一度だけ二人で飲んだことがあるのだが
いつも皆でワイワイやってた仲なので
いざ二人きりとなると、なんか違う・・・って感じた。
それは、あっちもそう思ってたはずで
だからこそ、あれ以来なかったんじゃないのか。
それなのに、今更。


fusaは、最初に会ったときからの思い出を語りだしたり
「あのとき電気が走った」だのなんだの言い出すし
そんなこと言ってる合間にも何度となく
「○○○○が好きです!」を織り込んでくる。
どうしたどうした、どうしたんだ。


fusaは、イイ奴だ。
真面目で優しく責任感が強い。
明るく元気で気も遣える。
毎日鍛えてる体は頑丈で力持ち。
もし付き合ったら、年下だからって甘えたりせず
きっと一生懸命に守ろうとしてくれるだろう。
悪いところなんてない。本当にイイ奴なんだ。
でも、だからって恋愛感情が芽生えるわけじゃない。
当たり前のことだ。


適当にあしらいながら暫く話を聞いた末

自分の出した結論は
"ちょっと寂しさ感じて、かまってほしかった"んだなってこと。
「好きです!」発言を受け入れもせず拒否もせず
話をそらしてウヤムヤにし
暇できたら連絡するから飲もうって事で収めた。


が、ひさびさ若者のパワーに圧倒された思いだった。



追記。
ついさっき、sawaから電話かかってきて話した。この人も5コ下。
こいつはチャラチャラしてて好きじゃないから
たまにメールきてもほとんど返信してなかったし
電話あっても無視してた。
でも今日は迷った末に出てみた。
sawaの事はホントどうでもいいんだけど
二日続けて長らく連絡とってない人から電話くるなんて
なんかの予兆かな~と思って。
まあ電話の内容は、また遊ぼうよって事だけだったんだけど。
会いたくないから
年末年始も平日も休日も超多忙ってことにしておいた。
どうせヤリタイだけだろうよ。
前ヤレたからって、またヤレルと思ってんじゃねえぞ。




飛行教導隊アポロキャップ