斎場御嶽(せーふぁうたき) | 呑兵衛と酒と健康と

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酒好き夫婦の飲み歩き日記です。呑む時は浴びる程酒を飲みますが、時々は健康にも気を使ってます。居酒屋、酒、健康などについて書いていきます。

二日目、国際通りを散策したあと、車で南部へ移動。

ひめゆりの塔に寄った後、世界遺産の斎場御嶽(せーふぁうたき)に行ってきました。


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ここは琉球王国最高の聖地だそうです。

ちなみに御嶽と呼ばれる場所はここ以外にも沖縄県内にいくつかあり、

それぞれパワースポットとされているようですね。


まず最初についたのが御門口(うじょうぐち)

ここが御嶽内へ入る参道の入り口です。


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白い綺麗な石(でも滑る)の左側には緑色の土嚢の様な物が敷かれてました。

イメージが....と思いつつも、歩いていると結構人とすれ違うときにこれがあると助かったりもして。


歩いてみるとこんな感じ。


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やっぱり緑色の土嚢が美しくない....

でも周りの木々からは良く分からないけど、力強さの様なものを感じました。

全然知識ないから分からないけど、本土とは違う種類の木なんかもあったのかも。


少し歩くと大庫理(うふぐーい)と呼ばれる最初の排所がありました。

大広間の様な位置づけだったそうですね。

(写真はなし)


そしてまた歩いて行くと道が二手に分かれてます。


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さっさと一人で歩いて行った嫁はどっちへ行ったんだろう。。。(´□`。)

目の前を子連れで歩いていたキレイな若奥様につられるように左側へ。


艦砲穴と呼ばれる池がありました。


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名前の通り、沖縄戦の折、無数に撃ち込まれた砲弾によって出来た穴の一つ。

終戦直後は沖縄の至る所に同じような穴があったようだが、その殆どは埋められて残っておらず、

当時の様子を伝えるために戦争遺跡として残している。....と手前の看板に書いてありました。


更に進むといっそう森の木々が力強さを増した様な雰囲気に。

岩場も迫力があります。


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ジブリ映画のラピュタに出てくるツタを連想するね。


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そして行き着いたところにあるのが寄満(ゆいんち)と呼ばれる場所。

さきほどの大庫理とは、岩を挟んで反対側になります。


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寄満とは王府用語で台所の意味だそうで。

実際に台所として使われてたのか??


ここでこちらの道は行き止まりなので、引き返そうとすると向こうから嫁が。


 嫁:「もう全部見たから先に帰る」

 俺:「俺はもう一本の道見てくる」


結局、御嶽内で一緒に居たのはこの瞬間だけ。




まあ、そんなもんです。




さて、先ほどの分かれ道に戻って別の方に向かうと、岩に別の岩が立てかかってできたような

三庫理(さんぐーい)と呼ばれる場所に着きました。


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斎場御嶽の写真と言えば、ここが使われる場所です。


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奥にスペースがあり、ここから東に向かった所の海上に浮かぶ、久高島の遥拝所となっていました。


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またまた看板に書いてあったところによると、「琉球王国の絶対的な存在である国王は太陽であり、

その太陽のあがる方向にある久高島は、東方楽土ニライカナイへの『お通し(遥拝)』所として

沖縄各地で崇拝されています。」....だそうです。


明暗差が激しくて僕の腕では、上手く撮れなかったけど、白とびしてる向こう側に島が見えます。


ちなみにそちらに測光をあわせると、こんな感じ ↓


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海の上に平らな島が見えますね。

ここでも色々な祭事が行われていたんだろうなぁ。。。