バイオリン&ピアノ
子供の練習についての考察
幼児にとって一番大事なのは親に甘える時間、友達と遊ぶ時間だと思います。
友達と遊ぶ事によって様々な能力や社会性を、親に甘える事によって自信と安心を得ることができます。
なのでウチの場合この時間を削ってまでバイオリン、バイオリン、バイオリンという生活はしませんでした。
短い練習時間をいかに充実させるか!
ここに一番の重点を置きました。
短時間で効果を求めるには集中力が重要!
そしてその集中を高めるためには子供のやる気を練習前にとことん上げておく事が必要になってくるんです。
ここがママの腕の見せ所ですよ!
私がどうやって子供のやる気を高め、集中力アップのサポートしてるかって言いますと、
練習前にミーティング
単純ですがこれがすごく良いのです。
今日やるべき事のポイントと終わりが見えている事が大事なんです。
それをクリアしたら好きに遊べるので子供もクリアすることに集中もします。
1.次のレッスンまで何をしておくべきか予定を立てる
・エチュードの宿題から先生が娘に何を習得して欲しいと思っているのか予想。
・宿題に出た所で詰めが甘い部分をピックアップ
上記をバランス良く日割りにし、一日のノルマを決めるのです。
2.何練習するか決める
この後書きますが、自分の状態をしっかり把握した所で『部分練習』『亀さん練習』『ゲーム練習』どれでどの練習をやるか決める。
3.声かけ
ミーティングの最中、やる気をくすぐる声かけをさりげなくする。
子供によってやる気のツボは違ってくるんでしょうが、生まれた時から毎日一緒にいるママなら心得ているはず(笑)
ちなみにおだてに弱いウチの子はとにかくおだてておだてての繰り返しでした。
「そうね…普通だったらこれは1週間かけても出来ない難しい事だけど…貴方なら今日頑張れば出来ちゃうんじゃないかしら?」
「今日の練習聞くの楽しみだなぁ♪昨日の演奏、本当良かったからさ☆楽しみで楽しみでずっとドキドキしながら待ってたの!」
「こんな小さな子が素敵な演奏したら絶対皆ビックリするよね!つかビックリさせちゃおうよ!」
↑例えばこんなん(笑)
重要なのは『部分練習をとにかくたくさんしなさい』ってただ言うだけなのではなく『何故するのか』を理解させる事。
今はどんな事が出来ていないのか。
それを出来るようにする為にはどうすれば良いのか。
原因と目的を知ってるか知らないかで、効果はものすごく差が出て来ます。
大人はそんな事いちいち説明しなくても分かるようなもんですが、案外子供ってこういう事はきちんと教えないと分からないものなんですよ。
それと気をつけたいのはこの作業を必ず子供と一緒にやる事。
ノウハウを見せてあげれば、成長した時一人でもこれが出来るようになるでしょう。
そういやピアノはほぼ一人練習なんですが、しっかり私のやり方をコピーしてますねv
じゃあ次の記事で3つのシチュエーションと練習方法を順番に掘り下げていきますか。