【覚醒園児編】ワンステップ上の練習 | ヴァイオリンEtude

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息子と娘のバイオリンおけいこブログ。時々ピアノ。コンクールや発表会など、割とディープに語ってます。狭い世界だから身バレ防止に読者は承認制にさせて頂いてます。

バイオリン&ピアノ
子供の練習についての考察


お久しぶりのこのシリーズがやってきましたv(°∀°)b
前回まではあくまでも趣味の子の練習方法について書いていましたね。

「練習出来たね!偉いね偉いね!о(ж>▽<)y ☆」

↑でももし「バイオリニストになりたい!」って子供が思った場合、これからはこのテンションのまま突き進む訳にはいきません。
その時期がいつ来るかは分かりませんが、そうなった場合は上達する事を追い求め日々研究しなければ。



そういう事になってくると、やっぱり気になるのは練習時間と練習内容☆

やっぱり3~4時間も練習するの???ヘ(゚∀゚*)ノ
遊ぶ時間とかも無いのかな???ヘ(゚∀゚*)ノ


ぶっちゃけ私はそんなイメージを抱いていました@本気組
大概ソリストの子供時代はそんな生活だったって聞きますしね。



もし本気でバイオリニストを目指したい!
そう思った時期が小学校高学年なのであれば、親が言わずとも自分で3~4時間、もしくはそれ以上勝手にやるでしょう。
何かを成すために自分が何をすべきか。
考えられる年齢でしょうし、実行を出来る精神力も体力も備わってると思います。




でもそれが幼児ならば話は別です。
甘い!努力が足りない!バイオリニストになる為には幼児の頃からしっかりやらなきゃ間に合わない!そう思う方もいらっしゃるかと思いますが、でも考えてみて下さい。
幼児の長時間練習には弊害もあるんです。

だってそうでしょ?
まず高学年及び中学生とは頭の中身も体力も違います。
でも幼児期は色々な事を経験して成長していかねばならない時期。
集中力も自分が何をすべきかという先見の明も持ち合わせていません。
自分が好きで何時間も弾いているのなら別に構いませんが、多くのケースはお母様が無理矢理やらせているのではありませんか?

自立神経失調症、鬱、子供を壊す可能性があるのは承知して下さい。
そしてもし音楽系に行けなかった場合、人生そのものを壊すリスクを背負う事も承知して下さい。

本気で何時間も練習をする。
そういうのは時期が来て本人が望んでするべきものなので、親が望むべき事ではありません。
ましては強制だなんて絶対するべき事ではないと思うんですよ。
幼児のころから強制的に練習させて上手くバイオリニストに出来た例もありますが、子供が壊れ音楽の世界から消えていったケースの方が圧倒的に多い事を知っておいて下さい。





とは言いつつ、同じ幼児でもすごく上手な子がいると焦ってしまうんですよね。
ウチの子と何が違うんだろう?
練習時間が違うんだ!あの子はきっと一日中練習してるんだ!
ウチの子も上手にさせる為にはもっと練習をさせないといけないんだ!
そう思い込むお母さんが結構いるんですが、そうじゃないんですよ。
短時間で効率的な練習をしているのです。

子供がバイオリン好きじゃないのに母親が熱狂してるというのは問題外ですが、本人バイオリン大好きでもっと上手になりたいと望んでいる場合、お母様がその練習方法をサポートしてあげて下さい。
効率的な練習をなんとなくやってのける子もいますが、殆どの子は最初から最後まで弾いて満足してしまうと思います。
でも効率的な練習は親の意識や働きかけで変える事が出来ます。
自分の子の能力を冷静に分析して、短時間で最大の効果がある練習を見出す。
結構難しい作業ですが、例として自分が行ってきた事を書いてみます。


あくまでもウチの子の当時の年齢&能力に合わせた練習方法なので、体験談の一つとしてライトにお聞き下さいねv

つづく。