念の為に…

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兄弟ブログである…


ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?


…が12月24日(恐らく夕方以降?)よりログインできなくなってしましました


・ID・パスワードが違います

・このIDはすでに退会された方です


等々と表示されてしまう状態です。


PCの環境も何の変化もしておらず、理由がわかりません。


週末なので運営会社に問い合わせが出来ませんが、ちょっと奇妙であります。


しばらく更新不能になるかもしれません…


困りました…





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ご無沙汰しております…


ちょっとだけ更新…


今、僕は製作担当という立場で、ある「映画」の製作に携わっております…


内容は申し上げられませんが、いわゆるモノ作りの先頭であれやこれやの奮闘が続いています…


予算と時間との戦いが映画製作の現場ともいえるわけでありますが、また、それとは別に、やはり、多くの人間同士が集まって「一つのゴール」を目指すことの難しさに直面することも多々ございます…


つまり、総合芸術たる映画の難しさは、監督だけの個性に追従するだけであってはならず、スタッフそれぞれの個性と想いも編み込まなければ決して良いものにならない…って部分ですね。


仕事…の一言で割り切れたらその方が楽…


しかし、その関わり方が一スタッフであっても、「悶え」なくちゃ先に進めないのが「映画道」であります…


悶えよ、もっと悶えるのだ!!!


三十路半ばを越えてなお、さらに悶えるのだ!!!


悶えることこそ、「映画道」、いや、悶えることこそが、「我が人生」!!!


ってことで、もっと悶えまくって、少しでももっと大きな人間になりたいものであります…

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岩切の場合…

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○岩切の回想 団地の一室 (12年前)


暗闇に僅かな月明かりが落ちている。布団から顔を出した9歳の岩切。隣の部屋から母親(紡/32)の

声と、男(節男/45)の声が聞こえてくる。


紡の声「…ダメだったら、隣で寝てるんだから」


節男の声「平気だって」


紡「…お願い」


節男の声「なんだよ、生活費を無心しておいて、それはないだろう?」


紡の声「…明日あの子が学校へ行ってからでいいでしょう」


節男の声「…ふざけんなよ、そうやって何人の男をたぶらかしてんだ!?」


岩切、そのやりとりに耳をすましている。


岩切「…」


○同 翌朝


紡と見知らぬ男が半裸で布団に包まっている。


岩切「…」


岩切、その二人をまたいで台所へ行き、歯を磨き始める。と、不意にその背後から紡が現れ、岩切の頭に

手を置く。


紡「…おはよう」


岩切「…」


紡「夕べ、あんた起きてたん?」


岩切「別に…」


紡「(小声で)あの男はダメだ、そんなにお金もってなさそうだし、しつこいし、やきもち焼きだし」


岩切「(小声で)聞こえたらまた殴られるだろ、男はみんな殴るのが好きなんだから」


紡「(小声で)そういうあんたは男のわりにいつもメソメソじゃないか!?」


岩切「(小声で)誰かを殴ったり、先に手を出した方が負けなんだよ、僕はそんな安っぽい男にはなりたくないんだ!!」


紡「(小声で)…へぇ、立派じゃないか、男前じゃないか!!」


と、紡は岩切を抱きしめる。


岩切「…(微笑む)」


紡「(小声で)やっぱり逃げちゃった父ちゃんよりカッコイイ男はそうはいないなぁ…」


○岩切の家 (現在)


岩切が歯を磨いている。ふいに、襖の奥に目をやる。


岩切「…」


身体を壊し、すっかり老けた紡がベッドで眠っている。岩切、歯を磨き終えると、紡の傍へ行き、そのず

れ落ちた布団をかけ直してやる。


岩切「…」


布団からこぼれた、紡の手首に刻まれたリストカットの跡が見える。


紡「…(俄かに微笑む)」


が、その意識はぼやけているようだ。


岩切「…じゃあ、仕事行ってくるけど、家から出ちゃだめだよ、わかる?ちゃんと聞いてる?届いてる?お昼には一度帰ってくるから…」


紡「…」


岩切「…」


岩切、部屋を出る。


○河川敷


ランニングしながら仕事場へ向かう岩切。



○小さな自動車工場


車の修理をしている岩切、その顔は油で真っ黒だ。と、そこへ社長の桜井(50)がやってくる。


桜井「どうよ、アキヒコ、こっちの方は?」


桜井、シャドーボクシングをしてみせる。


岩切「…ちょっと腰が入ってませんね、社長」


桜井「…いいよ、社長なんて呼ぶなよ、俺はお前の叔父さんなんだからさ、もっとも、俺の馬鹿兄貴の罪は消えないけどさ… で、試合決まったって?」


岩切「すんません、試合前の10日間だけいつものように…」


桜井「わかってるって、それよりさ、新しいトランクス作ろうぜ、うちの工場の名前を縫い付けてさ!!」


岩切「いや、大丈夫です、前に頂いたヤツがあるし、もったいないですよ」


桜井「そうか?」


岩切「そうですよ」


桜井、岩切の作業していた車の運転席に乗り込み、ハンドルなんぞを動かしてみる。


桜井「…なぁ、紡ちゃんの様子は最近どうかな?」


岩切「…」


桜井「そうか、相変わらずか」


岩切「でも、前より笑うようになっような気がするし、調子は悪くないんじゃないのかなぁ?よくわからないけど…」


桜井「…うちのヤツに今日も弁当作らせておいたからさ、昼休みに忘れずに持ってけよな」


岩切「…本当にありがとうございます」


桜井「よせよぉ、そんな顔するなよ」


○河川敷


桜井にもらった弁当を膝の上に、座り込んでいる岩切。その視線の先に野球をしている家族がいる。


岩切の声「…母親の病気は心の病気だ、男に騙されて大きな借金を背負わされた挙句、結局働きすぎちゃったわけだけど、まぁ、自業自得ってヤツだ。ある時、急に喋らなくなって、あらゆることに関心を失ってしまった。精神科やらなんやらっていくつか病院を巡ってもみたけど、特段なにも変わらなかった。時々、俺の無関心が原因だったのかなぁって思うこともあるけど、どしようもないっていうか、まぁ、そういうことだ」


野球に興じる幸せそうな家族の姿。


岩切の声「ただ、心配なのは自殺癖だ… 何度か失敗しているんだけど、24時間付き添うわけにもいかないし、その例の借金ってヤツも未だに残っているし、弱っちゃうところだ…」


野球をしていた少年が転んで泣き出し、その母親が駆け寄って抱きしめる。


岩切の声「…この世界はアンフェアだって子供の時は思ってたけど、まぁ、ボクシングの世界だけは別だ。肉を削り、骨を削り、同じ体重で、同じ条件で、ただ、二つの拳だけを武器に戦うわけだけれど、なんつうか、うまくいえないけれど、そういうことって、なかなかないだろう? すくなくとも、俺はそう思ってるし、俺にしてみればこれ以上の好都合なモノはない… 喋るのも得意じゃないし… 言葉も要らないし… もっとも、時々なんでこんなことをやってるんだって思うこともあるけど、でも、これ以外興味もわかないし、結局、これしかないってことか…」


岩切、弁当を手に立ち上がると、走り出す。


岩切の声「…たぶんだけれど、子供の頃には思いもよらなかったけれど、もしかしたら、こういうことを幸福と呼ぶんじゃないだろうか?」


勅使河原の場合…

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○河川敷 昼間

冬子と岩切が流した血が、未だ生々しく残った暴行現場。刑事の勅使河原(37)が宙を仰いでい

る。その背後で忙しそうに動いている警官、鑑識たち。


勅使河原「…病院に運ばれた被害者は二人ともなんとか生きてるって?」


勅使河原の背後にいた警官が慌てて答える。


警官「…犬の散歩で通りかかった老人がいて、その人が気がつかなければ間に合わなかったでしょうね、この出血の跡ですから…」


勅使河原「…ナイフで刻まれながら犯されたっていうのか、被害者は?」


と、その背後から先輩格の刑事・船曳(50)が現れる。


船曳「…女は背中を縦横40センチにわたって8箇所も裂かれてたけど、その傷は表面を薄く割いた傷で、まぁ、殺す気はなくて、初めからいたぶるのが目的のやり口みたいだな、怨恨の線か、あるいは、異常性癖の持ち主の線か…」


勅使河原「…船曳さん、もう着いてたんですか?」


船曳「男の方は右胸の上の辺りを思い切り縦に一突きってことは、これは不幸にも偶然出くわして刺されちゃったみたいだな…」


勅使河原「…」


船曳「…女はバニーガールで、男はプロボクサーだってさ、なんだか凄い組み合わせだなぁ」


勅使河原「…他に何か手掛かりは?」


船曳「…お前が調べて報告しろよ、馬鹿野郎」


勅使河原「すんません」

○ある家の前


勅使河原と船曳が、第一発見者の老人に話を聞いている。


老人「その、うめき声が聞こえたモンでね、で、犬を連れてたんだけれど、ちょっと草を分け入ったら血だらけの男と女だろ、ビックリしちゃたよ…」


勅使河原「それが午前6時頃?」


老人「…それよりはもうちょっと早いかな、10分位前かな、毎日の日課だからさ」


勅使河原「…何か普段と違ったことはなかったですか?不審人物を見たとか…」


老人「…特に普段と違ったことって言ってもねぇ、俺は眼も悪いし、耳だって遠いし…」


勅使河原「…じゃぁ、何か思い出したら電話してくださいよ、署の方へ」


老人「…なぁ、ついでと言っちゃなんだけれど、実は隣の家の夫婦が物凄い異常者なんだよ」


勅使河原「異常者?」


老人「俺が庭の植木に水を撒いてるだけで叫びやがるんだよ、水の粒が自分の家の敷地に入ってきて迷惑だ、ってさ、ある時は布団を干して叩いてたら怒鳴り込んできやがってさ、うるさくて昼寝が出来ないって目玉を血走らせてるんだよ、おかしいだろ? でさ、うちの犬がある時下痢になっちゃったんだけれどさ、あれはあのババァが毒入り団子かなんか放り込んだからなんだ、間違いないんだよ」


勅使河原「ど、毒入り団子すか…?」


老人「で、夜になる窓を開けてこっちに聞こえるように叫び出すんだよ、恐ろしいったらねぇんだよ、ぶっ殺してやる!!! やってみろよ!!! 刺し殺してやる!!! おら、刺せよ!!! ってさ、もうこれが毎晩なんだからさ…」


勅使河原「…それ、夫婦喧嘩じゃないですか?そういう夫婦っているんですよ、周りは本当に迷惑しちゃうけれど…」


老人「…って、何か起きてからじゃ遅いんだよ、市民のためにもっと働いてくれよ、未然に殺人を防いでくれよ」


勅使河原「…危ないと思ったらその時は通報してくださいよ…」


老人「…なんだよ、その時ってさ、殺されてからじゃ間に合わなだろう?」


と、船曳が二人の間に割って入る。


船曳「お父さん、悪いね、俺達そろそろ行かなくちゃいけねんだよ、犯人見つけなくちゃいけねえからさ」



○走る車の中 夕暮れ


ハンドルを握った勅使河原と助手席の船曳。


勅使河原「…どこもかしこもおかしなことばかりですねぇ」


船曳「…ここはまだマシさ、田舎だしさ」


勅使河原「…15歳の子供が学校帰りに老女をナタで40箇所以上滅多打ちにして殺したのは二駅先だし、引き篭りの二十歳が両親を滅多刺しにしたのは隣町でしょうが…」


船曳「あぁ、そうだったなぁ」


勅使河原「…異常ですよ、異常事態ですよ」


赤信号で車が止まる。船曳、不意に腕時計を見る。


船曳「…あ、いけねぇ、もうミルクの時間だよ」


勅使河原「…ミルク?」



○居酒屋 夜


焼き鳥を肴にビールを飲んでいる勅使河原と船曳。


船曳「…うまいなぁ」


勅使河原「…バブバブって言って下さいよ、かわいい赤ちゃんみたいにさ」


船曳「…バブバブ!!!」


勅使河原「本当にミルク飲むと人が変わるんすね、船曳さんって… 署にはなんて言い訳してあるんですか?」


船曳「聞き込み聞き込み… いいじゃん、もう暗くなってるんだしさ」


勅使河原「…なんつうか、例のヤツですが、頭の中が決壊しちゃったんですかね?」


船曳「決壊?」


勅使河原「…俺にはよく解らんのですけど、道徳感も理性も決壊っつうか、なんつうか壊れちゃったんだとしたら、また誰かをやりますかね?」


船曳「…充分ありえるな」


勅使河原「…二人の被害者はまだ面会謝絶だって言うし、目撃証言も出てこないけど、まぁ、先ずは女に残ってたっていう精液の採取できたのが救いだけれど、再犯じゃなければ解らないも同然だしねぇ、今のところは…」


勅使河原、煙草に火をつけると、目頭をきつく押さえる。


船曳「頭痛か?」


勅使河原「…いやぁ、ちょっと妄想しちゃったんですよ、さっきの第一発見者のオジサンが隣人に殺されたらどうしようって」


船曳「…へへ、しょうがねぇなぁ、そんなこと考えたらキリがないだろ?」


勅使河原「ダメなんですよ、どうしても考えちゃうんすよね、四六時中、寝ても冷めてもそういうことが浮かんできちゃう、で、頭が痛くなってうんざりしちゃう…」


船曳「…」


勅使河原「…俺、思うんですけど、なんつうか『異端者』っていうか、普通の人間には理解できないような輩が人を殺したりするわけですけど、こいつらを理解しようとすればするほどこっちが侵食されていっちゃうわけで、サバサバと仕事として片付けるってわけにも行かないし、で、大酒を食らってみたりしてごまかしもしてみるんだけれど、まぁ、一度汚れた精神っていうか、汚染されちゃったら元には戻れないわけで、で、ここでベテラン刑事の船曳さんに質問なんですよ…」


船曳「…なんだよ」


勅使河原「どうやったらそういう一切合財を一瞬でも忘れられますかね…?せめて布団に入っている間だけでいいから、なんつうか、そういう悶々をちょっとだけ引き出しにしまえれば助かるっつうか、目に止まらない場所っていうか、意識と分離するっていうか…」


船曳「…もう何度も言うけどさ、お前って徹底徹尾、正真正銘の馬鹿だな、まぁ、もうちょっとかわいく言ってやればウブっていうのか、まぁ、何を今更だなぁ…」


勅使河原「…ぐっ」


船曳「教えてやるよ」


勅使河原「…本当?是非聞きたいなぁ」


船曳「…まぁ、ナニをしごいても、女にまたがってもダメだろうな」


勅使河原「ええ、もちろんそんなんじゃダメっすね、でも、船曳流があるんでしょ?教えて欲しいなぁ、人生の大先輩にさ…」


船曳「…無料でか?」


勅使河原「…本当に凄いアイデアなら5万円出しても惜しくないな、いや、10万円までなら出せる!!!」


船曳「…くくく」


勅使河原「…なんですか、意外と真剣なんですよ、俺は、いや、意外とじゃなくて、かなり真剣…」


船曳「…そんなことわかっているさ」


勅使河原「…」


船曳「教えてやる」


勅使河原「…是非」


船曳「…お前が死ねば、完全に分離できるさ」


勅使河原「…がっかりな対処法だなぁ」


船曳「…だから、『その時』が来るまで悶々とするしかねぇな」


勅使河原「…もうちっとマシな答えが聞きたかったですよ、それじゃぁ10万円は払えんですよ」


船曳「…でも、俺はそうやって来たんだ、あと40年、あと30年、あと20年ってさ…」


勅使河原「…ちぇっ」


船曳「なんだよ?」


勅使河原「…さらにがっかりしたんですよ」


船曳「失礼な奴だなぁ」


勅使河原「…つまり、そういう生き方って出来るんだって思ったわけです」


船曳「…」


勅使河原「…仕方がないから、次は焼酎にしますか?」


船曳「そうね、芋焼酎がいいな、あとモツ煮込みも頼んでよ」


ビールを飲み干す二人。


船曳「…で、ちょっと署で仮眠をとったら町へ出るぞ、ただ漫然と次の犯行を待ってるわけにはいかんからな…」


勅使河原「…もちろん」



不破の場合…

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○健康ランド 大広間 夜


風呂上りの家族連れで賑わっている。



○同 トイレ

その洗面鏡の中の男。不破(68)の真っ青な表情だ。派手な着物姿で、胸を押さえ、冷や汗

をかいている。


不破の声「私の心臓は一度止まっている。 冠状動脈が固くなって詰まってしまったから、これを止めて新しい血管を縫いつけたからだ。俗に言うバイパス手術というやつだ。心臓が止まっていたのは約1時間だというが、その間の記憶なんぞはもちろんない」


不破、思わず蹲る。


不破の声「…手術は成功したが、まぁ、いつこれが止まってしまっても不思議はない」


不破、ゼェゼェ…と乱れた息で目を見開く。


不破の声「死ぬことは恐ろしいか?もちろんだ、もちろん恐ろしい」


不破、なんとか立ち上がると、再び鏡の中の自分を見つめる。


不破の声「なぜならば、私はまだ精一杯生きていないし、私の人生はいまだ腐った臓物のごとき腐臭を漂わせ続けたままで、せめて、自分の力でこれを洗浄したいと感じているからだ」


不破、顔を洗い流すと、大きく肩で息をする。


不破「…(ひきつった笑顔を作る)」



○同 大広間


演歌のイントロが流れ、緞帳の幕が開く。お客たちからまばらな拍手が起こる。不破が登場し、歌い始

める。その表情には心臓疾患の影響は消えうせている。


----(仮)「奥秩父旅情」


興味のない酔客がふいに大声を上げてるも、不破はこれに無反応で歌い続ける。子供らが舞台の上

を走り、不破の周囲をグルグルと駆け回り、その母親が恐縮しながら子供を舞台から引き摺り下ろす。

と、酔客が喧嘩を始め、ビール瓶で頭をかち割ってしまう。女性客の悲鳴がこだまする。伴奏が止む。

が、それでも不破は歌い続ける。従業員がそんな不破の元へ駆け寄る。


従業員「あの、ちょっとトラブルがおきちゃって、歌うの止めて貰えませんか?」


不破「…(これを無視して歌い続ける)」


従業員「ちょっと、警察沙汰が起きたんですよ!!!」


と、従業員は不破の握ったマイクを奪おうとする、が、不破、これを放そうとしない。もみ合いになる。


○同 事務所


不破と向き合った店長。


店長「あなたには、常識ってものが足りない」


不破「…」


店長「こんな田舎町だから、それでも、売れなくともがんばり続けるあなたみたいな地元の歌手を応援してあげたいってこっちだって頑張っているんですよ」


不破「もうしわけありませんでした…」


店長「とりあえず、しばらく週末の無料リサイタルは中止、こっちからまた連絡しますから」


不破「そ、それは困る!!!」


店長「こっちも困ってるんですよ、ちゃんとお客さんを歌で魅了できればあんな喧嘩騒動は起こらなかったでしょうに!!!」


不破「…」


○県道


不破が車を走らせている。カーステレオから、自分の歌が流れている。不破、これを止める。


○海


波打ち際に佇む不破。


不破の声「この年になって、私は孤独だ。家族はない。私が飲み歩いていたある晩、我が家は火事にあったのだ。妻の命も一人息子の命も灰になってしまった」


不破、自分の心臓をドンッ!!!と胸の上から叩きつける。


不破の声「にもかかわらず、私はこうして生きながらえているわけだが、果たして、『歌』に救いがあるのかどうかは正直疑わしい、だけれど、これ以外私にはするべきことも思い浮かばないのだ」



○居酒屋


不破が入ってくる。そのカウンター席に荒木田の背中を見つけ、その隣に腰掛ける。


不破「いつものをくれ」


荒木田「…お、演歌スターのお出ましか、いつものって、心臓悪いんじゃなかったけ?」

不破「ウーロン茶だよ」


荒木田「そうか、そういやぁ、そうだっけ、最近はすっかり物忘れがひどいや」


不破「酒を飲めなくても居酒屋が心地いいんだ、わびしい即席ラーメンは食い飽きたし、ファミリーレストランは性に合わん、そういうあんたこそ顔色悪いぜ」


荒木田「そうか?そうかもな」


不破「最近、あんたのとこのボクサーが刺されたっていう新聞記事を読んだぜ、そいつは大丈夫なのい?」


荒木田「まだ病院さ、行っても会わせてもらえねぇし、まだわからん」


不破「そうか、それは本当に気の毒だなぁ」


荒木田「不測の事態ってやつだよ、青天の霹靂、神のみぞ知る…っていうか、もう俺には理解できんよ、この世界は」


不破「仰るとおりだ」


荒木田「で、まだ仕事は続けてんだっけ、あんた…?」


不破「あぁ、売れないレコードを自分でこさえて売り歩くだけじゃこのウーロン茶も飲めねぇからな」


荒木田「いつかあんたの歌を聴きに行こうって思ってるんだけど、悪いな」


不破「まぁいいさ、ただの居酒屋の顔見知りって関係も悪くないぜ」

と、不意に不破が胸を抑えてカウンターにうつ伏せてしまう。


荒木田「…!? おい、どうしたい、大丈夫か?」


不破「…(苦しそうに)」


荒木田「た、大将!! 119だ、救急車だ!!」

冬子の場合… 2

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○病院 集中治療室


うつ伏せに寝かされた冬子の目が、ゆっくりと開く。


冬子「…」


その視線の先に、執刀医に囲まれた岩切がおぼろげに見える。


冬子「…」


冬子の瞳は、やがてぐったりと閉じてしまう。


○同 個室


背中の刺し傷、その縫合された生々しい跡。その傷跡を消毒し終わった医師が、その冬子の背

中にシーツを掛ける。


冬子「…あの人は、あの人はどうなったんですか?」


医師「あの人って?」


冬子「私が殺されかかっていた時に、偶然やって来て、刺されちゃった、あの人は…?」


医師「…あ、岩切くんのこと?」


冬子「…イ、ワキリ(呟くように反復する)」


医師「もちろん入院しているけれど、まだ会えないな、ちょっと」


冬子「…重症なんですか?」


医師「…ちょっと、そうだな、うーん、重症だな、彼は」


冬子「助からないほどですか!?」


医師「いや、命に別状はないけれど、なんていうか、傷が深くてね、君と違って切られたんじゃなくて、奥まで突き刺されちゃったからさ…」


冬子「…なんで、そのイワキリって人はあんな場面に現れたんだろう?」


医師「…彼はボクサーで、あの場所は毎朝ロードワークしている決まりの場所だったみたいだね、詳しく知らないんだけれど」


冬子「…ボクサー?」


医師「それよりも、先ずは自分の傷を治そう、その他のことはその後からで全然遅くないから…」


冬子「…イワキリっていう人に会わせて」


医師「…無理だよ、彼の方が重症だし」


冬子「会わせてくれないなら、私、舌を噛み切ります」


医師「…おいおい」


○同 廊下


医師が冬子を載せたベットを押しながらやって来る。


医師「…約束だからね、見るだけって約束だから」


冬子「…(黙って頷く)」


○集中治療室


未だ厳重に滅菌隔離されている岩切がガラスの向こうに見える。


冬子「…(その様子をじっと見つめている)」


医師「…もうそろそろ、いいかな? もう30分になるよ」


冬子「…なぜ、あのボクサーはあの場所に現れたの?」


医師「…それが日課だったって伝えたはずだけれど」


冬子「…じゃぁ、なぜ、私はあの場所で犯されたの?」


医師「…(返答に窮す)」

荒木田の場合…

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○荒木田ボクシングジム (夜)


練習生たちが帰ってゆく。トレーナーの黒木が片付けをしている。


黒木「じゃぁ、また明日な」


と、その黒木の脇を岩切が「お疲れさまです」と小声を出して通り過ぎてゆく。


黒木「…あぁ、また明日な」


× × ×


事務スペースで帳簿をつけている荒木田。


荒木田「…(溜息混じり)」


どうやら赤字がかなり嵩んでいるようだ。

と、そこへ黒木がやってくる。


黒木「会長、じゃぁ、今夜はこれで失礼します」


荒木田「あぁ、お疲れさん」


黒木、帰ろうとして歩き出すも、不意に、荒木田に身体を向ける。


黒木「…あの、会長」


荒木田「…なんだい?」


黒木「…」


荒木田「…岩切のことか?」


黒木「…(頷く)」


荒木田「…どうして再起させるのかって話か?」


黒木「…あいつのセンスは天性のモノがあったし、うまく育てれば日本チャンピオンだって夢じゃないって俺もそう信じていました… 真面目で努力家で、なんつっても鋼の根性があるし…」


荒木田「…で?」


黒木「…だけど、あの事件以来のあいつはその右腕の力だけじゃなくて、その天性のセンスまで奪われちまったし、今じゃぁ練習生相手にスパーでダウンする始末…」


荒木田「…その通り」


黒木「…傷が癒えて練習を再開してからもう一年になるけれど、もう前の輝きのカケラも見つけられない」


荒木田「だから再起させるなってのか?」


黒木「…かわいそうだけれど、長い目で見たらその方があいつのためじゃないかって思うでしょ?」


荒木田「そんなに危ない…って感じるか?」


黒木「今の岩切じゃぁグリーンボーイ相手にせいぜい2Rもつかもたないか…がいい線でしょう」


荒木田「…確かになぁ、あのイカズチみたいなカウンターは消えてなくなっちまったし、なんつっても、目閉じてるからな、戦ってるのに…」


黒木「…」


荒木田「…でもさ、クロちゃんさ、もうちょっとだけ、黙って見ててやってよ」


黒木「…」


黒木、お辞儀をして去る。



○荒木田の部屋 (夜)


まるで飾り気のないアパート。初老の独り暮らし。空の酒瓶が部屋の隅に並んでいる。

小さなテレビの脇には山と積まれたビデオテープ。

その背中には「日本○○級タイトル戦~」などと書かれたものばかりだ。

荒木田がコンビニ袋を提げて帰ってくる。茶の間に腰掛、ビールを飲み干す。

そして、ふいに身体を揺すると見えない誰かのパンチをかわして右ストレートを打ち込む素振

りをしてみる。

ビールが飲み終わると、傍らの焼酎の瓶に手を伸ばし、それをお湯割りにして飲み始める。

机の上の雑記帳を広げる。

そこにはジム練習生たちの名前が書かれ、その長所や短所、分析がビッシリ書き込まれてい

る。


荒木田「…(ボールペンを加えて宙を仰ぐ)」


お湯割を飲みながらコツコツとその雑記帳にペンを走らせる。


× × ×


…と、うとうと、と頭を垂れている荒木田、ガツン!! っと、ちゃぶ台に頭をぶつけてビックリした

ようにして跳ね起きる。


荒木田「…」


---その雑記帳は岩切のページで、そこは「空白」ばかりだ。

荒木田、再び焼酎に手を伸ばす…と、不意に咳き込み始める。

それはなかなか止まらない。とても苦しそうだ。荒木田、立ち上がると流しに向かってそのシ

ンクに頭を突っ込む。


荒木田「…」


喉の奥から溢れた血が、吸水口に吸い込まれてゆく。

ようやく落ち着いた荒木田、うがいをすると、再び茶の間でお湯割りを飲み始める。


荒木田「…(煙草をくゆらせながら)」


雑記帳の、岩切の空白だらけのページをじっと見つめる。



冬子の場合…

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○バニーズバー 「ai」 店内


俗に言うキャバクラの店内。サラリーマンに中年オヤジたちが至福の時を過ごしている。

若いホステスたちはみなバニーガールに扮している。その中のあるボックス席。

初老の男に肩を抱かれている三角冬子(23)。


初老の男「トオコ…って本名なんだよね、でもさ、冬子って書くんでしょ?どうして君の両親はそんな寒々しい名前をつけたんだろうね?」


冬子「さぁ、別に気にしてないし、好きでもないし、だからってどうにかなるわけでもないし」


初老の男「ねぇ、昨日のメールだけどさ、あれ、本気?オジサン最近ご無沙汰だけれど、その気になればまだまだ頑張れるんだよ、本当に」


冬子「…どうかな、酔ったはずみでメールしちゃったかも」


初老の男「またそうやってイケズなことを言うんだよね、そうやって男たちを惑わすのは常套手段か、でも、わかってても騙されるのも男の性なんだよなぁ、わはは…」


冬子「あたしはそんな女じゃないってば、ばれちゃうような嘘はつかないし、でも、酔っ払っちゃったら保証できないけれど…」


初老の男「…あ、あいつまた来てる」


冬子「…(と、初老の男の視線の先を見る)」


壁際の席で、キャップをかぶった男(35)が水割りを飲んでいる。

その隣に座ったバニーガールは会話もなく退屈そうにしている。


初老の男「…あいつ、トオコちゃん指名なんだろ? でもさ、楽しそうにしているところ一度も見たことないし、でも、毎週トオコちゃんに会いに来るんだろ?」


冬子「…凄く高そうな指輪もらったことあるけど」


初老の男「え?でもさ、そういうのってさ、やっぱり見返りが目当てだろう?ちょっと怖い話だよな」


冬子「…だからその場で貰えないって返したんだ」


初老の男「…そうなんだ、それは賢明だな、でもさ、オジサンのプレゼントなら大丈夫だろ、受け取ってくれるだろ?」


冬子「どうかな、オジサン、変態っぽいし」


初老の男「…俺は全然ノーマルだってば!!!」


冬子「…ゴメン、ちょっとトイレ行ってくる」


冬子、席を立つ。


○同・女子トイレ


冬子が便座に顔をうずめて吐いている。


○同・控え室


キャバクラ嬢たちの私物でごったがえした室内。

その壁に取り付けられた鏡の中の自分をみつめている冬子。


冬子の声「…この馬鹿馬鹿しい暮らしを続けているのには理由があったはずだけれど、最近はちょっとぼやけてしまった。でも、忘れようとしても忘れられないし、これは自分の血への罰だと考えてもいたけれど、でも、実のところ、こんな無益なことをしても何も変わらないことも分かっている。これは、単なる惰性に過ぎない」



○再び同・店内

壁際の、キャップの男の隣に座っている冬子。


冬子の声「…そんな予感はあった、だけど、それを回避しようと試みたところで、きっと、別の罰が私の未来には待ち受けているのだと思ったし、だから、あえて抗う気にはならなかったのが本当のところだ」


黙って水割りを飲んでいたキャップの男が、紙切れを差し出す。


冬子「…(その二つ折りのメモを開く)」


----「俺を馬鹿にし続けると死ぬことになるが、それでかまわないか?」 と、書かれている。


冬子の声「…私には誰かに愛される資格はないし、その逆も然りだ、それは10年前に私の父親が愛人を刺殺した時に決まってしまったこと。私にはその人殺しの血が流れているし、こればかりは逃れようがない」


冬子、キャップの男の水割りを作り直す。


冬子「…好きにすれば」


キャップの男は、その新しい水割りを黙って飲み干す。


○ホテル・一室


先の初老の男が恍惚の表情をしている。その股間に顔をうずめた下着姿の冬子。


冬子の声「…10年前から、つまりは13歳のあの冬の出来事以来、私は私であって、私ではないはずなのに、自らそれを望んで、それなのに、汚れれば汚れるほどやはり惨めな気持ちになるわけだけれど、これがどうしても気にらない」


○同・浴室


執拗に歯を磨いている冬子。その洗面台の蛇口から溢れる水。そこに浮かぶ濡れた一万円札数枚。


冬子の声「…何をしても、どうやっても、何もかも、結局のところ、どうしても気に入らない」


○商店街 (深夜)


冬子がそのシャッター商店街を歩いてくる。と、その脇道からキャップの男が不意に現れる。


キャップの男「…俺への当てつけか?」


冬子「自意識過剰っていうの、そういうのを」


キャップの男「…」


冬子「どうして私を付け回すの?私のどこが気に入ったの?」


キャップの男「あのジジイに突っ込まれたのか?」


冬子「だから、私はあなたの期待に応えられるような女じゃないし、別にこれは当てつけでもないから…」


キャップの男「…」


と、キャップの男はその尻のポケットから包丁を抜く。


冬子の声「…(その包丁の刃を見つめながら)、うすうす解ってはいたことだし、心のどこかでこんな場面が来るのを待ちわびていたような気もする」


○河川敷 (早朝)


キャップの男の帽子が落ちている。ガサガサ…と物音が聞こえる。

禿げあがったキャップの男の額に浮かんだ汗の滴がその頬を伝わる。

それが鮮血に染まった冬子の背中に落ちる。


冬子の声「…でも、神様がいたとして、なぜこの男が選ばれ、そして、私に罰を与えようと考えたんだろうか?理由とかあるんだろうか? 私の不幸は定められていたとして、なぜ、このかわいそうな男は私なんかに躓いたのだろうか?」


キャップの男の手に握られた包丁の刃先についた血の染み。周囲の雑草に飛び散った冬子の血。


冬子の声「…だからあらゆることに関わり合うのが嫌だったのに」


キャップの男の荒い息遣いが聞こえる。うつ伏せになった冬子の瞳から徐々に光が失われてゆく。



○同・ジョギングコース


その朝靄の中を走ってくる人影がある。プロボクサーの岩切だ。


× × ×


岩切、そのジョギングコースから外れて川際へと駆け降り、シャドーボクシングを始める。


岩切「…!?」


と、無造作に落ちた女モノのバックに目が止まる。その中身は不自然に散らばっている。


岩切「…(耳を澄ます)」


草陰から、男の荒い息遣いがうっすらと聞こえる。


岩切「…(緊張しながら)」


岩切、物音を立てないよう、その息遣いが聞こえる草陰に近づき、覗き込む。


岩切「…!?」


半裸で血だらけの冬子に跨ったキャップの男が目に入る。

岩切の足元で、小さな枝が折れる音が鳴る。


キャップの男「…(ゆっくりと振り返る)」


岩切、身構え、ファイティングポーズをとるも、その身体はガタガタと激しく震えてしまう。


冬子「…(意識を失いかけながらも、そんな岩切の姿を見る)」


岩切「…(冬子の虚ろな視線を見て、ますます震えが激しくなる)」


キャップの男、その血だらけの包丁を差し出しながら、ゆっくりと立ち上がる。


キャップの男「こっちはさ、もう何も怖いものなんかないからさ…」


岩切「…(その前歯がガチガチと音を立てる)」


キャップの男は地面に落ちたキャップを被り直すと、岩切に歩み寄る。

岩切、その震える身体でワンツーを打ち込むも、キャップの男には届かない。

キャップの男、その震えたパンチが戻るのと同時にその血の滴る包丁を突き出す。

それは岩切の右肩に突き刺さる。岩切はその出血と痛みに声をあげてのたうちまわる。


冬子「…(薄れた意識の中で、その岩切の様子を見つめている)」


冬子の瞳から、涙が零れ落ちる。


キャップの男「…(しばらくそんな岩切の苦しむ姿を見つめ、そして、冬子を一瞥する)」


キャップの男、冬子の涙を見、止めを刺そうかという風情で冬子に近づく。


冬子「…た、…す、…け、…て」


キャップの男「…(冬子の唇を見つめながら)」


キャップの男はその場を立ち去る。

のたうちまわる岩切の嗚咽が早朝の河川敷にいつまでも響き渡る。

最近、このブログは更新しておらず、ちょっといかんなぁ…とも思っていますが、これは毎日書けるものでもなくて、すんません…


一つ二つ前の記事は、ずばり、「シナリオ」風になってます。


映画やドラマのシナリオっていうのは小説なんかと違って、「台詞」と「状況」だけしか書かずに、その中の彼や彼女の「気持ち」はその『行間』に感じさせなければならないわけですね…


僕の書いたものは面白くはないですが、こんな風に少しずつ書きながら、脱線しながら、さらに、書き直しながら進むのも面白いものです…


書いてる僕にも、この先誰が何がどうなるのかは分からないのでありますので…



で、久々にこっちを更新しようと思い、「映画の舞台」…はどこが相応しいか?と考えてみる。


僕の生まれは埼玉県の中途半端な片田舎でありますが、映画の舞台…というのは、どこかはわからないけれども、やはり「地方」が僕はいいなぁ…


山があって、海があって…で、なんと言っても「画になる」場所がなくっちゃダメですよねぇ…


美しい風景と、そして、人の温もりを感じる風景が欲しいですよねぇ…


味のある路地裏や街並み…


シャッター商店街に寒風…


って、これはもう僕の趣味の世界でありますが、そんな世界観の方が、そこに登場する人々がさらに「暖かく」見えるような気もするし、実際そうだし…


また、ボクシングの聖地・後楽園ホールでの試合の場面…っていうのはもちろん最高ですが、「○○公民館」とか、「○○市民体育館」とか、そういうのも捨てがたいし、さらに思い切っちゃえば、「○○神社特設リング」とか、どっかの『空き地』にリングを置いちゃう…っていうのも面白い、と思う。


ただ、なんとなく「娯楽」のない街…っていうのが希望かなぁ。


食べることと飲むこととお喋りすること以外、あまり、なにもできない環境…っていうか、一番シンプルな世界観が僕は好きだ…


しかし、ちょっと足を伸ばせばネオンのきらめくやさぐれた歓楽街があって…


地方のキャバクラ…って僕は大好きなのだ。


方言を聞いているだけでも楽しいし、これはなくてはならない(僕にとって!?)場所であります…


やはり、自分が生まれ育った「原風景」っていうのは本当に強い影響力がありますねぇ…


目を閉じなくても浮かんでくる風景…があって、それこそはかけがえのないモノであります。


どこかわからないけれど、映画の舞台は田舎がいいなぁ…


これは確定だなぁ…




さて、僕は貧乏くさくて、しがらみだらけで、とにかく「悶えている」って感じが好きでしょうがないのであります…


どうしようもない人たちが、「美しく見える場所」…って、どういう風景なんでしょうねぇ?