8人制サッカーのシステムやルール | 和久井秀俊オフィシャルブログ「海外サッカー選手のホンネ」Powered by Ameba

8人制サッカーのシステムやルール

和久井です。

以前、「11人制のサッカーが消える? 読者様からのご質問」という、日本少年サッカーのルール変更についてご質問を受けました。

日本サッカー協会が主催する大会のガイドラインなどを拝見すると、「選手のボールのタッチ数」、「ゴール前のプレー回数」、「選手全員のプレー参加」この3つを特に重要視していました。

これらの観点では、比較結果8人制はそれぞれ11人制の約2倍の数値として出ているようです。

そしてこのご意見を頂いてから、僕自身も海外の育成年代の練習を見ながら様々な観点で11人制と8人制のサッカーを比較してみました。

あくまでも私的な意見ですが、重要なのは8人制という人数ではなく、それぞれ各年代に合わせたコートの大きさ、人数、時間などを調整、移行することだと感じています。

さらに言えば、ルールやシステムが変更し、実際に対人プレーが増えることから、指導者や審判員など試合の関係者にも大きく影響します。

プロクラブの練習でも1対1の局面から11対11、そしてそれ以上の人数で目的やルールを設けてトレーニングが行われます。

というのも、プロが課題を人数やコートの大きさなど制限を加えて段階を経て徐々に11人でのトレーニングに移行するように、ジュニア年代から様々な大会ルールで11人制に移行していくこと同じようなことです。

結果、僕の意見としてはサッカーは11対11でなくともサッカーであり、各大会や各年代ごとのルールでいかに効率よく柔軟に思考、判断し、実行するかということが選手や指導者、審判員にとっての課題となり非常に有効です。

長期的にも年代にあった運動量が与えられ選手を第一に考えれている点から賛成しています。


もちろん単純に人数が減る訳ですからそれに伴った各団体の参加チーム数の増加など、それ以外でもしっかりと対応する必要がありますね。

本当はもっと様々なクラブの育成年代を見てからこのような話をするべきで、ご質問を頂いてからまだ3ヶ月も経っていないためまだまだ比較検討する必要がありますが、現段階ではこのように考えています。

海外でプレーする一人の選手の意見として、参考にしてみて下さい。

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