6月頃に、セカンドハウス用地探しの日記を書きましたが
その直ぐ後に、運命の出会いはやって来ました。
それまで何箇所か見せてもらった土地も悪くはないが、何か決め手がなく
「他にはもうないですか?」としつこく聞いたら、もう1箇所ありますとの事で
(だったら最初から案内せい!)
詳しい事は聞きもせず、案内してもらう事にしました。
荒れた山道を登って行きます。
何だか変な場所に連れて行かれそうで、恐る恐る付いて行きました。
そして着いた所は、目の前に広~い土地
これは東側
こちらは西側
振り返ると、何と!目の前に山がドーン
奥には筑波山も見えます。
こちらは南西側
写真には写っていませんが、東側からはかすかに霞ヶ浦も見えます。
そして眼下にはのどかな田園風景
凄い絶景に、しばらく見入ってしまいました。
パパは「天空の森だ~~」と大興奮。
私ももちろん、このダイナミックな風景にうっとりでした。
でもいざここに住む?と思うと、絶景過ぎて現実味を帯びない感じ。
家に帰ってからパパとずっと話し合いが続き、パパはもうここしか考えられない状態
もし、ここが嫌なら、「俺のお小遣いで少しだけでもここを買う」なんて言い出す。
そんなお金も無い癖に、それに少し位の土地を買ってここで何するの~?と聞いたら
たまにここに来て、絶景を楽しむんだとか、まるでだだっこです
この土地は不動産屋さんのお父様の土地で、山半分位全部持ってるのかな?
下の方には小川も流れています。
ここの不動産屋さんは活発に分譲もやっているのですが
崖地部分も多いし、分譲するにはかなりの費用もかかるだろうし
中々手を出せないでいたみたいです。
でもこの場所は平らで、買主は造成工事の費用はかからないので
別荘用地としては条件は悪くはないんです。
ただ建築するには、崖地規制を受ける場所が入ってしまうので
何処にでも家を建てられるという訳には行きません。
でも私達はキャンクラのドッグランを作るので、規制を受ける場所は
ドッグランに使えば問題無しです。
それから何度もこの場所に通いました。
パパは幸せそうに椅子に座って、ここからの眺めを楽しんでいます。
でも、私の中で決心が付かない理由がまだあります。
この近くには古い別荘が何件かありますが、手入れはしている様子はあるのですが
人が年中来ている様子はありません。
この広ーーい場所でぽつんと一軒家、夜私一人ではとてもいられないし
買い物にも不便です。
車で5分位走ればコンビにはあるし、野菜の直売所はあるんですが
スーパーはないんです。地震は大丈夫か?等々。。。
でも、不動産屋さんは、私達が買ってくれるのなら、道路も舗装するし、水道も引いてくれるし
その後は、分譲もします。との事で、ぽつんと一軒家ではなくなる」希望はあります。
考えてみれば、今なら一番眺めの良い場所を選べるし、価格も安く買えます。
そして、決め手となったのは、
パパが「雑木林の土地は今からでも探せば見つかるかもしれないけれど
こんな場所は2度と手に入らない」の言葉と
不動産屋さんの「セカンドハウスに便利さを求める事はないんじゃないですか?」
確かに、毎日暮らす訳じゃないし、便利さは必要ないかも?
地盤調査もし、かなり良い地質との結果も出たし
色々考えた末、私もGo!サインを出ました。
しかし、ここからが大変、もちろん覚悟の上ではありますが
夏にはあっという間に草が伸びます。草が生えれば、虫が出ます。
街では見られない、アブやブヨなんて虫もいます。
のんきに七部丈のパンツを履いて、草むらに入っていってしまった私は
産まれて初めて、ブヨと言う虫に刺されて、皮膚科に行く羽目になりました。
刺されている時には、全然気が付かなかったです。
家に帰った頃には、刺された場所に熱を持って来て、痛みが出て来ました。
夏の山は長ズボンと出来れば長靴ですね。本当に無知でした。
ガハハ、 この格好、笑えるでしょ?バリ島の農作業風景じゃありませんよ。
パパのこの帽子を見て、唖然とした私、「何それ 」
「そんな帽子何処で見つけるんじゃーー?」
何処かの店で見つけて、夏の作業をする時にいいと思って買ったそうです。
そう言えば、こんな帽子を被って農作業をしている光景、バリ島で見たような?
でも、普通買わないですよねぇ、ここでならいいけど、家では勘弁して下さい。
話が飛んじゃいましたが、これからは雑草との戦いですね。
でもパパは頑張ってくれるそうです。 私には無理です
そして、近況は又次回に。。。