父のらくらくスマホと高齢者の理解力 | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

ドコモのらくらくホンを使っていた父が、らくらくスマホに機種変更したいと言い出したので、一緒にドコモショップに行ってきました。

20140225チワワの小太郎

ドコモのオンラインショップで通販でも買えるけど、店頭のほうが父に直接説明してもらえるし(どこまで理解できるかは別として)、アドレス帳の移行などもしてくれるので、ドコモショップで買いました。お店に在庫があるかどうかはネットで調べられるので便利です。さらに、来店予約もしておけば、待ち時間が少なくて済むみたいです。(→ドコモマイショップ

20140225チワワの小太郎

本体の価格とか月額料金とか分割払いか一括払いかとか、いままでの携帯とスマホの違いとか、すでに母が使っているらくらくスマホを見せたりしながら家で一通り説明してあったのですが、お店のお姉さんも丁寧に説明してくれて、あえてそれに口を挟まずもう一度説明を聞かせてあげました。

にもかかわらず、家で説明したことも忘れてることもあったり、お店で説明されたことも全部は理解できないところもあったりで、やっぱり父一人で買いに来ていたらちょっと大変だっただろうな、と思ったのでした。お店のお姉さんが、ね。

しかし無事にお買い物できて、さっそく家で使い勝手を試していました。ボタンの配置など、ガラケーのらくらくホンとほとんど一緒で、メニューのボタンも大きくて見やすいので、それほど迷うことなく使えているようです。届いたメールも教えなくても自分でちゃんと開いて読んでいました。

20140225チワワの小太郎

高齢者は携帯電話(スマホ含む)を買うのも一苦労。説明されても理解するのに時間がかかります。

こういうのって、病院なんかでもそうで、新しい病院に行くとその病院のシステムに慣れるまで時間がかかるし、いろいろ説明されても理解するのに時間がかかります。しかし大人なので、相手に迷惑かけてはいけないと、いったん分かったフリをするというか、一応相づちを打つことも多くて、本人もそこで分かったつもりになっていることもあり、子どもに言い聞かせるよりも難しいかも。

私なんかでも病気の説明とか治療や検査結果の説明とか、専門的なことはよくわからなくて家に帰ってからネットで調べたりすることがありますが、インフォームドコンセントが広まって、医者が患者に説明してくれるのはいいけれど、あまりにも患者に委ねられてしまうとそれはそれで困ります。

これこれこういう理由でこういう治療をして、こんなメリットとデメリットがあって、ほかにはこういう治療法もあるけれど、今回はこの治療をしたいと思います、いいですか? という感じで聞いてくれればいいですが、こっちとこっち、どっちの治療を選びますか? って唐突に聞かれてもわからないです。わかりません、って言ったら不機嫌になる医者も困ります。患者さんと一緒に考えてくれて、専門知識でリードしてくれるお医者さんがいいなぁ。

ともかく、父の携帯電話が新しくなったので、しばらくは設定をしたり使い方を教えてあげることになりそうです。新しいものがやってくると、ちょっと楽しいデジモノ好き家族です。