少林寺三十六房 | お役に立ちません。

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本・漫画・映画のレビューブログ。
本は月に10冊ほど、漫画は随時、
映画はWOWOWとTSUTAYAのお気持ち次第(笑)

少林寺三十六房/リュー・チャーフィー
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少林寺三十六房 リュー・チャーフィ主演

漢民族が虐げられる時代。
家族、友人を殺されたサンダは、少林寺へ入門し、
武術の達人になって目的を果たす。

お久しぶりです。
キマグレ、キマグレンな更新で申し訳ないことです。
特に、いない間も覗いたり、ペタってくれた方に感謝です。
ありがとうございます。

ところで今一番アツイ映画は何か!
クンフーです、少林寺三十六房ですよ!
WOWOWがやってくれました!
70年代の、クンフー・エンターティメントの良作だとか。
むしろ傑作。

ベタベタなストーリー、無茶な展開、
常に上半身裸で、油でテカテカマッチョ強調!
気持ち悪い!
だがハマる!
京劇風な眉毛だろうが、目がキランキランしている主人公にハマる。
ラストでは大ファンになってしまう。

この映画は筋立てはどうでもいいんですよ。
圧制者に対抗するヒーローものだから。
少林寺の修行の無茶ッぷりがすばらしーの。
B級最高!
B級大好き!
なんにも考えず、ただただシンプルに楽しめるなんて最高じゃないかー。

主人公サンダは、少林寺になんとか入門して、そこで修行していくんだけど、
そのためには、三十五の房を回って、ひとうひとつ鍛錬を重ね、
技を身につけていくんですね。

第一の房では、ごはんを食べるために、池に浮いた丸太の上を軽やかに渡らなければならない。
きみは忍者か。
池ポチャするとごはん抜き。
まったくなってない主人公サンダは、夜密かに修行するわけです。
その回あって、秘儀を会得すると、お師匠様がおもむろに現れ、
「やったな、サンダ。最早この房にいてはならん」
とか言うわけ。
ストーキングしてたんですか!
何故夜中の練習を知っている。

他には、腕を鍛えるため、二の腕にナイフをつけて、水桶を運ぶ鍛錬。
腕が下がると、胴にナイフが刺さるから、死ぬ気で腕が強くなる。
とか、
頭を鍛えるために、ひたすら、砂袋に頭突きしていく。
とか。

ムチャな!

こんなおもろい映画、他にないです。
ムチャだけど、少年漫画的にアツくて、なんかハマッちゃうの。
B級好き以外にはオススメしないけど。

んで、これって、ドラゴンボールの元ネタだよね!?
少林寺の修行僧の服が、まんまクリリン。
おでこのポツポツもそう。
あと、桃白白が出てくるよ!
服と、身のこなし、ポージングがまんまなの!
絶対、これ元ネタだよ~~
鳥山明も好きなんだ、これ。
悪役の服、鶴仙人みたいだったもん。
チャオズ帽子出てきたもん~~

といった点でも楽しめます。
だから、B級好きとドラゴンボール好きは見るべき!
ほんっと面白い。