今日は雨。
私はこれから仕事です。
どんよりと
灰色がかった空を見上げていたら
ブブブ… ブブブ…
マナーモードにしたままだった携帯に
着信がありました。
東京の弟からです。^^
「あ。姉?
今、大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。
元気?」
「うん、ありがとう。
大変だけど、何とか元気で頑張っているよ」
とても懐かしい声。
弟は仕事が休みで、今日は母の施設に来ているとのこと。
「じゃあ、お母さんに代わるね」
「うん♪ありがとう」
そうやって、
いつも弟は、なかなか会いに行けない私のために、母の声を届けてくれます。
「…もしもし?
ひまわりんかい?もしもし?」
母は電話が苦手で、いつもこう言っている。
「携帯はよくわからないよ…。聞こえてるかい?」と、今日もとても不安そう。
「うん。聞こえてるよ?お母さんは?元気?」
「…もしもし?聞こえてるかい?」
「聞こえてるよ。お母さん、元気?」
「あ、ああ。聞こえた、聞こえた。
ひまわりんは元気かい?」
「元気だよ。お母さんは?」
「そうかい。元気かい?」
あはは。
あまり会話になっていなくても、久しぶりに聴いた母の声はとても優しくて、ちょっと凹みがちになっていた私の心を和ませてくれました。
声を聞いたら余計に弟や母に会いたくなったけど、会いに行けるのはもう少し先かな…。
あぁ…早く会いたいな。
元気な顔をこの目で見たいな。
直接話したいな。
でも、仕方ないか…。
今は我慢、我慢。
また逢いに行けることを楽しみにして、今日も仕事を頑張ってきます。^^
お母さん。
たとえ離れていても、
なかなか会いにいけなくても…
私はいつもお母さんのことを思っているよ。
いつも穏やかな
母の笑顔が目に浮かんできます。
「姉も大変だと思うけど、お互いに体に気をつけて頑張ろうね。
またお母さんのところに来たら、電話するから。じゃあね」
「うん。どうもありがとう。
○○も元気でいてね。また逢おうね」
弟の優しさにも感謝です。
そして
いつも私たち家族を見守ってくれている
天国の父にも感謝です。
私は
これでまた頑張れそうです♪
いつも変わらぬやさしさと
大きな力をありがとう。