厚生労働省設置法の一部を改正する法律案
厚生労働省に置かれる特別な職として、医務技監一人を置くこと、その職務を規定するという改正案。
医務技監は医師の資格を持ち、事務次官と同格とする模様。
【趣旨】
○ 近年の保健医療技術の進歩は著しく、ヒトゲノム解析や人工知能等の技術革新により、個別の疾病予防や治療等の観点のみならず、社会保障、公衆衛生、社会福祉等の幅広い分野において施策への応用が可能となる段階を迎えている。
また、国際保健の分野においても、エボラ出血熱の流行等の公衆衛生危機への対応や高齢化に関する国境を越えた取組の促進等のため、医学的知見に基づく一元的な施策の推進の必要性が高まっている。
○ このような状況に対応しつつ、厚生労働省の所掌事務の的確な遂行を図るため、医学的知見に基づき厚生労働省の所掌事務を総括整理する職として、医務技監を新設するもの。
【施行期日】
公布の日から起算して6月を超えない範囲内において政令で定める日
【条文】
第五条の「厚生労働省に、厚生労働審議官一人を置く」を「厚生労働省に、厚生労働審議官一人及び医務技監一人を置く」に改める。
第五条に以下の第三項を追加。
「3 医務技監は、命を受けて、厚生労働省の所掌事務に係る技術(医学的知見を活用する必要があるものに限る。)を統理する。」
●平成29年度 一般会計予算案 厚生労働省共通費 単位は千円
職員基本給 |
16,657,306 |
16,473,816 |
職員諸手当 |
8,880,629 |
8,514,204 |
超過勤務手当 |
3,042,363 |
2,984,251 |
委員手当 |
278,036 |
263,346 |
非常勤職員手当 |
173,203 |
168,678 |
休職者給与 |
553,134 |
544,178 |
国際機関等派遣職員給与 |
131,727 |
141,333 |
短時間勤務職員給与 |
201,919 |
155,784 |
公務災害補償費 |
439,302 |
404,367 |
退職手当 |
19,917,296 |
20,087,566 |
政府職員等失業者退職手当 |
489,887 |
508,391 |
児童手当 |
240,810 |
243,870 |
諸謝金 |
93,587 |
89,873 |
報償費 |
180 |
180 |