193-閣04 裁判所職員減員法案 | 国政報告 おおさか佳巨 福島県[県中]の生活

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裁判所職員定員法の一部を改正する法律案

 

ここ数年の動きとして、判事の定員を増やし、判事補と職員の定員を減らし、合計で削減するという流れがあり、その一環としての法案提出。

 

今回の改正案は、

●判事の員数を50人増加

●判事補の員数を23人減少

●職員の員数を35人減少

 

50人増やして58人減らすので、合計で8人減らすということになります。

これにより裁判所の予算は20億9592万6000円の削減により、歳出の総予算は3177億0281万円となります。

職員と判事補が減って、司法修習生に対する給付制度を新規導入しますが、それでも全体では削減となります。

 

●法案要綱

一 判事の員数を五十人増加すること。(第一条関係) 

二 判事補の員数を二十三人減少すること。(第一条関係) 

三 裁判官以外の裁判所の職員の員数を三十五人減少すること。(第二条関係)

 

 

●平成29年度一般会計予算案 法務省

・大型化、複雑困難化した民事事件を適切・迅速に処理するための合議体による審理の促進、 増大する家事事件の処理に対応するため、人的体制を整備。

裁判官 3,814 人 ⇒ 3,841 人(判事+50 人、判事補▲23 人)

書記官 9,810 人 ⇒ 9,834 人(+24 人)

事務官 9,317 人 ⇒ 9,334 人(+17 人)

 

 ・増員、合理化減等をあわせた裁判所全体の定員は 25,732 人 ⇒ 25,724 人(▲8 人)。

 

単位は千円

 

 

平成29年度

平成28年度

増減

最高裁判所

 

 

 

 

 

職員基本給

5,230,163

5,232,541

△ 2,378

 

職員諸手当

2,660,737

2,597,656

63,081

 

超過勤務手当

734,144

727,995

6,149

 

委員手当

16,482

16,592

△ 110

 

非常勤職員手当

8,654

8,654

0

 

休職者給与

381,265

386,859

△ 5,594

 

短時間勤務職員給与

3,086

3,086

0

 

公務災害補償費

97,390

102,936

△ 5,546

 

退職手当

16,241,308

15,160,871

1,080,437

 

児童手当

61,600

60,185

1,415

 

諸謝金

249,781

261,974

△ 12,193

 

下級裁判所

 

206,958,070

205,757,795

1,200,275

 

職員基本給

127,149,281

127,429,216

△ 279,935

 

職員諸手当

61,524,717

60,332,683

1,192,034

 

超過勤務手当

3,515,294

3,483,885

31,409

 

委員手当

7,193,669

7,166,092

27,577

 

非常勤職員手当

110,968

110,968

0

 

短時間勤務職員給与

9,258

9,258

0

 

児童手当

1,034,970

1,065,605

△ 30,635

 

諸謝金

69,083

73,094

△ 4,011