H29予@経済協力費 | 国政報告 おおさか佳巨 福島県[県中]の生活

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世の中に必要なものは必要になります。
例え、今は笑われてもです。
限界が来るものについては、捨てなければ生きていけないからです。

この経費は、国際機関や外国の経済協力のための諸施策の実施に必要な経費です。一般会計としての予算は5110億1800万円を計上。

 

●無償資金協力は、1630億6400万円。

●技術協力は(独)国際協力機構、略称JICAを通じて行われ、1504億6300万円。

●留学生関係経費は、2815億5300万円。

●国際分担金・拠出金等は、補正予算で成立した前倒し分を除いて、1136億3400真苑となりました。

●円借款は、451億8000万円。

 

【内閣府によるもの】

●国際開発金融機関協力経費など 1億3100万円⇒内閣府合計

 

【外務省によるもの】

●政府開発援助 経済開発等援助費 1630億6400万円

●政府開発援助(独)国際協力機構 運営費交付金等 1504億6300万円

●国際分担金・拠出金等 761億5200万円

 ▽国際連合分担金 235億6900万円

 ▽国際連合開発計画拠出金 74億2300万円

 ▽国際連合食糧農業機関分担金 57億9300万円

 ▽世界エイズ・結核・マラリア対策基金拠出金 46億7500万円

 ▽国際連合高等難民弁務官事務所拠出金 41億9700万円

 ▽環境問題拠出金 41億7500万円 

 ▽経済協力開発機構分担金 35億3300万円

 ▽国際連合教育科学文化機関分担金 34億1700万円

 ▽人口関係国際機関等拠出金 30億8900万円

 ▽親日派・知日派育成のための交流拡充拠出金 27億6100万円

 ▽国際機関職員派遣信託基金拠出金 23億5000万円

 ▽国際連合児童基金拠出金 20億9200万円

 ▽その他 90億7700万円

●その他 26億5600万円

外務省合計 3922億3400万円

 

【財務省によるもの】

●国際開発金融機構拠出金等 326億5500万円

●政府開発援助(独)国際協力機構有償資金協力部門出資金 451億8000万円

⇒政府関係機関予算へ

財務省合計 778億3500万円

 

【文部科学省によるもの】

●外国人留学生等経費 281億5300万円 ⇒文部科学省合計

 

【厚生労働省によるもの】

●世界保健機関分担金等 66億2500万円 ⇒厚生労働省合計

 

【農林水産省によるもの】

●国際漁業協力推進費 5億6100万円 ⇒農林水産省合計

 

【経済産業省によるもの】

●海外市場開拓支援費 54億7900万円 ⇒経済産業省合計

 

全合計 5110億1800万円

 

 

無償資金協力により調達される物資については、免税とするよう被援助国に求めていても、国によってはこの免税の原則が守られていないようです。

 

この結果、無償資金協力をする企業に損失が発生することによって、企業の無償資金協力案件への入札参加意欲を減退させているとのことです。

 

【今後の改善策】

●特に免税を確保すべき税目/対象を明確にし,当該免税を優先的に確保。

●税制関連情報(各国の税制やドナーの確保している免税範囲)を企業に共有。

 

しかしながら、「貨幣漬け」にさせて、自給自足経済を崩壊させているのは、植民地争奪の時代以来、その責任は常に先進国です。自給自足国家に経済協力を行うと、それまでの自給自足体制が破壊されて、より多くの未来の富を求めようとする。そしてそれが資源の荒廃を生み、戦争の要因を作るということがあります。

 

この原因は何か。それは貯めておけるお金の仕組みにあります。

人類は狩猟・採集という、フロー中心の経済社会では平和を築いており、ストックが可能となった農耕社会の時代から戦争が始まったことから考えてもそれは明白です。貯めておけない腐るお金こそ国際貢献の経済協力であると考えます。