11月29日の報告▲本会議
●大島理森議長 13時 02分 01分
笹川博義議員による動議提出「厚生労働委員長丹羽秀樹君解任決議案」を先議することを了承。
●大西健介議員(民進党・無所属クラブ) 13時 03分 11分
厚生労働委員長丹羽秀樹君解任決議案(192国会決3)の提案理由説明。
強行採決について批判。丹羽委員長は委員長就任のあいさつの時、円満に進めるとは宣言しなかったことを指摘。
●後藤茂之議員(自由民主党・無所属の会) 13時 14分 04分
反対討論。野党は審議を放棄しているとして批判。
●阿部知子議員(民進党・無所属クラブ) 13時 18分 11分
賛成討論。与党は強行採決をしたとして批判。指定された時間をオーバーし議長から注意。
●記名投票(採決) 13時 29分 23分
投票総数 460票(衆議院定数は475・議長を除くと474)よって14名投票せず。
可とする者 122票(白)
否とする者 338票(青)
賛成少数により決議案は否決。
●大島理森議長
笹川博義議員による動議提出「厚生労働大臣塩崎恭久君不信任決議案」を先議することを了承。
●郡和子議員(民進党・無所属クラブ) 13時 52分 12分
厚生労働大臣塩崎恭久君不信任決議案(192国会決4)の提案理由説明。
塩崎厚労相は「年金カット法案」を提出し可決させたことなどを理由として説明。
●三ッ林裕巳議員(自由民主党・無所属の会) 14時 04分 06分
反対討論。今回の法案は民主党政権時代に提案したものについて結論を出したものであって、代案すら出せない政党に批判される筋合いはないと主張。採決を決めるのは国会であって厚生労働大臣ではないことを指摘。
●水戸将史議員(民進党・無所属クラブ) 14時 10分 08分
賛成討論。自民党政権について批判。
●高橋千鶴子議員(日本共産党) 14時 18分 08分
賛成討論。年金法案について反対の意見が多いという報道を紹介。指定された時間をオーバーし議長から注意。
●記名投票(採決) 14時 26分 21分
投票総数 460票(衆議院定数は475・議長を除くと474)
可とする者 122票(白)
否とする者 338票(青)
賛成少数により決議案は否決。
厚労委員長解任決議案と全く同じ票数。
●大島理森議長
12月1日から12月14日まで会期を延長することについて提起。
●太田和美議員(民進党・無所属クラブ) 14時 47分 07分
かつて一回こっきり福島2区(郡山市・二本松市・本宮市・大玉村)の選出であった太田議員による会期延長についての反対討論。TPPと年金の法案について強行採決をしたことについて、数のおごりであると批判。
●牧原秀樹議員(自由民主党・無所属の会) 14時 54分 06分
審議時間が延ばされていることは国民に説明することができないが野党に対してそれを批判することはできず、自民党も野党時代は同じだったと述べた。
●塩川鉄也議員(日本共産党) 15時 00分 09分
反対討論。TPPと年金改正法を通すことが原因であるので反対であるとし、両案の反対理由について述べた。
●大島理森議長
採決の結果、賛成多数により12月14日までの会期延長が決定。
条約や法案に対して反対であるから会期延長に反対するということについて理解できません。国会は議論する場であるのだから、これらに反対するのであれば、国民が反対であると与党に理解させるまで、あるいはその別の道について国民や政府・与党が理解できるようにすることが国会議員の責務であり、国会は通年に開催されていてもよいと考えます。したがって、会期延長には賛成すべきものであると考えます。
直接民主制が実行される場合、会期延長について国民に判断してもらうのに対してインターネットのシステムが大いに力を発揮します。かつてとはもう設備が違います。この会期延長案は先週末に与党から提言されたものでありますが、この土日に国民に問うことについて、IT技術を駆使して政党は準備を整えておく必要があります。
●秋元司内閣委員長(自由民主党・無所属の会) 15時 09分 02分
内閣委員会で起草した「官民データ活用推進基本法案」(192国会衆8)について趣旨説明。
賛成多数により可決。参議院に送付。
●丹羽秀樹厚生労働委員長(自由民主党・無所属の会) 15時 11分 04分
厚生労働委員会で可決すべきものとして決定された「公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案」(190国会閣54)について審議報告。
●井坂信彦議員(民進党・無所属クラブ) 15時 15分 10分
反対討論。与党が年金カット法案を短い審議で可決したことについて抗議。
●田村憲久議員(自由民主党・無所属の会) 15時 25分 09分
賛成討論。委員会与党筆頭理事として賛成討論。これは年金確保法案であると主張。
●堀内照文議員(日本共産党) 15時 34分 08分
反対討論。年金で暮らす方々の重要法案であるにも関わらず、野党の反対を打ち切って審議を打ち切り強行に可決させたことについて抗議。
●中野洋昌議員(公明党) 15時 42分 09分
賛成討論。これは世代間で助け合う法案であるとして賛成。
●河野正美議員(日本維新の会) 15時 51分 05分
賛成討論。世代間格差を広げてしまったがとりあえずこれで止む無し。賦課制度は問題があり積立方式が望ましいが、一歩でも進めるために賛成すると述べた。
その討論の演説中、民進党・無所属クラブ、自由党、社会民主党・市民連合は議席を離れる。
●大島理森議長
採決の結果、自由民主党・無所属の会、公明党、日本維新の会が賛成。日本共産党が反対。民進党・無所属クラブ、自由党、社会民主党・市民連合は退席。
賛成多数により可決。参議院に送付。