192-参05 国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案 【発議者】浅田 | 国政報告 おおさか佳巨 福島県[県中]の生活

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192-参05 国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案

【発議者】浅田均議員(日本維新の会) 外1名

 

文書通信交通滞在費は国会議員一人につき、毎月100万円が配られます。しかし、その領収書は不要であり、何に使ったかは国民に公開しなくてもいいこととなっています。

 

そこで、文書通信交通滞在費について、その使途を明確にし、所属する議院の議長に提出するというものです。世の中では普通なことが国会ではなされていないことがよくわかります。いつだったか難関大学の政治経済の受験試験内容で、このことが選択肢にありまして、笑いました。

 

従来からこのことについては、維新の党が自主的にやってきており、日本維新の会はそれを引き継いでいますが、維新の党から民進党に合流した政治家たちから、文書通信交通滞在費を自主的に公開しているのかどうかはよくわからないうえ、民進党からこの提起についてなされていません。江田憲司氏などはこの方針に対して徹底的に言っていましたが、民主党に紛れることによってこの方針がトーンダウンしてきているような気がします。

 

だからからか、維新の会の足立康史衆議院議員はこの法案を「江田憲司法案」「柿沢法案」と呼んでおり、党での法案の説明会では「言いたいだけでしゃないですか」などと他の同僚議員からツッコミ入る。

 

これまで民主党代議士には、文書通信交通滞在費を私費に使用している者もいましたから、民進党にとってこのお金については奪われたくない利権なのだろうと思います。まさに自民党を叩く資格がないことを表しており、もしも賛成するとしても内心は渋々でしょう。本当に心底からやろうと思っていることがないのが民進党の実態だと思われるので、ここを突っつけるのは日本維新の会か日本共産党だけでしょう。

 

法案の内容は、議長、副議長、議員は文書通信交通滞在費について議長に報告すること。そして議長はその使途についての公開をしなければならないとするものであり、賛成します。