189-衆34 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律 | 国政報告 おおさか佳巨 福島県[県中]の生活

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世の中に必要なものは必要になります。
例え、今は笑われてもです。
限界が来るものについては、捨てなければ生きていけないからです。

今の自分の子ども三人、すべて小学校をこれまでに累計で四校ほど経験してきていますが、1クラスに35人もいたことはありません。なぜこのような法案が出ているのか聞いてみたいところ。

この法案は、平野博文元文部科学大臣らによる提出案。1クラスの子どもの数を減らすことが内容。

平野議員は、法案提出のねらいについて、「かねてから学校現場にはいじめ問題や貧困による教育格差など、複雑で膨大な課題が山積していることから、学校や教職員が子ども一人ひとりに十分に接する環境が整っているのか、大変懸念している」「衆参両院の文科委員会では、今年6月に教育現場の実態に即した教職員定数の充実に関する決議を全会一致で採択し、与野党ともに教育現場の抱える困難さを認識し、危機感を共有している。国がどこに重点的に予算をかけるべきか。民主党は、『人への投資』を進めてこれからも未来を担う子どもたちがより良い教育環境の下で、自立した市民として生き抜く力を身につけていくための教育政策を推進していく」と述べています。

第189国会●衆議院提出法案第34号
公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案
【提出者】平野博文(民主党・無所属クラブ=当時)他3名


一 小学校等学級編制の標準の改定
公立の小学校等の同学年の児童で編制する学級に係る一学級の児童の数の標準を40人から35人に引き下げること。

二 中学校等学級編制の標準の改定
公立の中学校等の同学年の児童で編制する学級に係る一学級の児童の数の標準を40人から35人に引き下げること。

学級編制の標準の改定は、以下のスケジュールに従って行うこと。

平成28年 小2、平成29年 小3、平成30年 小4
平成31年 小5及び中1 平成32年 小6及び中2 平成33年 中3

法案では、民主党政権で小学校1年生について法制化された35人以下学級について、2年生以上も段階的に35人に引き下げ、6年かけて中学校3年生まで進めることとしているが、民主党政権の再来はもうない。