子どもの思考力を伸ばすためには? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。
今日は、思考力についてです(*^^*)

下の本を初めて読んだとき、

コーチングは、対話を通して クライアントさんの可能性を 引き出していく会話法。

自然に、論理的になるんですね。


そして、ふだんから さまざまなことに、問いを持ち続けて行くことも、思考力を高めます。


先日、セッションを受けてくださった、クライアントのMさんもおっしゃっていのですが、

「ふだんから、子どもに問いかけていくことが 必要ですね~」

そうなんですビックリマーク

質問をする力や 質問に答える力は、すぐには つきません。

私も コーチングを学び、自分自身がセッション受け続けてきて、質問力がついてきました。

娘に対しては、ふだんの さりげない会話から 娘の考えを引き出す質問をしようと努めています。

簡単なものだと、

「そのとき どんな気持ちだったの?」と気持ちを引き出したり、

「他にはどんな方法があるかな?」と選択肢を多く持たせたり、

「それを選ぶことで、よいことと悪いことがあるね。何だと思う?」

とメリット・デメリットを考えさせたり。

土手に座る笑顔の母親と娘 - 写真素材
(c) Ryo.WATANABE画像素材 PIXTA


たぶん、お子さんによっては「わか~んな~い」って 言う場合もあるかも。

わからない、というよりは、言葉にできない、って いう感じかな。

そんなときは、

・言語化して 代弁する
・選択肢を示す
・親としての考えや思いを話す

など、いろんな方法で 種をまくことができますね。

また、とんちんかんなことをいっても、とりあえず

「なるほど!」
「そうなんだね~」

と聞くことも大事かな、と思います(*^^*)

答えが正しいかどうか、よりも「自分で考えられたこと」を ほめていくと、だんだんと 話せるようになるの。


今、学校では、話したり、聞いたりすることが重視されています。

答えがない質問に対して、自分の考えを書くような問題も多くなっています。

日本人って、わからないと思うと 何も書かない傾向があるそうです。

(たとえば、アメリカ人は とりあえず なんでもいいから回答する傾向があるそう)

まちがったらどうしよう、と思うと、とりあえず「わかんない」にしちゃえ、って思うみたい。

正しい、正しくない、にとらわれず、自分の考えを持つことは、会話で 伸ばしていけますよん。