冬休みの宿題。やる気が出る質問は? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

あけまして、おめでとうございます。

和久田ミカです。


今年の年末年始は、長めにお休みをいただきました。

仕事をせず、ネットもチラ見する程度。

結婚して十数年 はじめておせちを作らなかった年末。

喪中と言うことで、年賀状も書かず(あとで寒中見舞いを出しますね(*^_^*))


罪悪感でいっぱいになるかな~と思いきや、意外になんとも思わず。

お正月らしくはないのですが、本日まで お正月休みを楽しみます。

(事務局は明日までお休みをいただきます)

愛犬バニラも いっぱい遊んでもらえてうれしそうです↓

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さて。

娘は4年生なのですが、びっくりするほど たくさんの宿題が出ています。

「ちょっと~、夏休みじゃないんだけど!!」

と言いたくなる量です。


時折、娘は

「なんで、やる気がでないんだろう?」

と 嘆いています。


そこで、

「みっちゃん、『やる気が出ない理由』を考えても やる気は出ないよ。

 『どうしたら、やる気が出るだろう?』と考えてごらん」

とお話しすると、


「う~~~ん、やる気が出るときは、終わったあとにいいことがあるとき。

 テストのときも、『終わったら絵を描こう!』って思うと、早く終わるの」

そう言って、

「今日の分の宿題が終わったら、ゲームをする!!」

と 宿題に取りかかりました。



で、こういった記事を書くと、

「うちの子に質問をしても、聞く耳を持ちません」

というお話をお聞きします。



それはね、(ちょっと耳が痛いことを書きますよ)

ふだんから お互いを尊重する会話をしていないからです。

平たく言うと、「子どもの話を聞いていない」から。


ちなみに、「聞く」というのは ただ単に「情報を受け取る」ことではないの。

「子どもを丸ごと受け入れること」が土台なのですね。


そういった土台がないと、子どもにしてみたら

「親は、ろくに私(僕)の話を聞いてくれないくせに、自分の話はわかってもらおうとして 必死になる」

と感じるかもしれません。

思春期になれば、なるほど。



だから、質問ってむずかしいんですよね。

ただすればいいってもんじゃない。

小手先の「質問術」で子どもを動かそうとしても、役に立ちません。

お互いの人間関係を 作っていくのが、先になります。


↓この本にも「聞き方」について 書いていますよ。

自分自身へのお年玉にどうぞ~(*^_^*)

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