日記の宿題に親がどう関わる? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

夏休みも終盤ですね。日記の宿題が出ている学校も多いと思います。

日記の宿題にどう親が関わるか、関わらないか、意見が分かれるところのようです。

先に結論を言えば、どっちでもいいとは 思うのですけどね☆


まずは、子どもがどうしてほしいか、だと思います。

子どもが 一人で書きたい、というときに 横から口をはさむと、けんかになりやすくなります。

書けるのであれば、子どもにまかせてしまっても いいですよね。


うちの場合は、2年生までは 私がいっしょについて日記を書いていました。

娘が「インタビューして」と言ってくるので、日記を書く際は 隣でインタビュアになります。

「何について書く?」

「あったことを 順番に書く方法もあるし、伝えたいことを 中心にした書く方法もあるね。今回は どっちにしようか。」

「みっちゃんが、先生に 伝えたいことを 一言で言ったら何?どの場面?」

「前は、どのくらい できたんだっけ?今回は どのくらいできた?今度は どのくらいを目標にしたい?」

「そのとき どう思ったの?」

「なぜそう思ったの?」

「そのとき、なんて言ったの?」

「他の表現はないかな?”まるで~みたいに”という表現もあるよ。」

などなど。

書くことって、問いを持つことなんですね。

コーチングと同じです。

たくさんの視点から全体像を眺めて、必要なことをピックアップしていくこと。


どうしても書けない、と悩んでいるのであれば、親が見本を書いてあげてもいいのですヨ。

(ノートに書くのは、子どもにさせます)

子どもの中に言葉がないときは、まずは真似をさせるところから。

「学ぶ」の語源は「まねぶ」。まねをすることが、学ぶということです。

先生に怒られないかしら…という心配はご無用です。

夏休みの宿題に親の手が入っているのは、ふつうのことですからねん(*^_^*)


さて、私は教師時代、作文の授業が好きで、教師時代は がっつり子どもたちに 指導しました。

時間はかかるけど、作文を書かせて、推敲させて、1年生であっても ノートがまっ赤になるまで 指導。

書けない子には、ヒントカードを与えて、それでもだめなら 私が横について 聞き取り。

「子どもらしい文体ではなくなった」

と 思われる方もいたかもしれないけど、私は 作文の型をしっかりと 教えたいと考えていました。

何事も、守離破ですからねん。基本は大事。


文章がうまくなる方法って たいてい3つしかないんですねん。

・たくさんの本を読む
・視写をする(教科書の文などを写す)
・何度も書く

近道はないのですが、書いた回数に比例するように思います。

最近娘は「一人で書ける、見ないで!!」と言われるので、とてもさみしいです。ドキドキ



叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング/KADOKAWA/中経出版

¥1,296
Amazon.co.jp

叱るより聞くでうまくいく子どもの心のコーチング [ 和久田ミカ ]

¥1,296
楽天

叱るより聞くでうまくいく子どもの心のコーチング 0歳から6歳までの[本/雑誌] / 和久田ミカ/著

¥1,296
楽天