見ながら、教員時代を思い出しました。
とにかく、忙しかった

教師って 勉強を教える以上に、雑務が多いです。
さらに、学級通信も!プリントも!あれもこれも!と、自分で どんどん仕事を作ってしまう私。
やりたいことを優先していた私は、いつも 仕事の多さに 首が回らなくなっていました。
こんなにがんばっても、年々 保護者の目は厳しくなっていくし、ちょっとむなしさを 感じることもありました。
仕事が早い先生は、努力もしてるけど、やる仕事とやらない仕事の 線引きが上手。
そうしていかないと、あれもこれも 中途半端になるか、体を壊すか、です。
尾木ママは 毎日明け方まで 交換ノートを書いていた、って言ってました。
それを 苦労話にしないところが、すごいなあと思います。
他のクラスより、テストの平均点が20点もちがうっていうのも、わかる気がします。
でもさ。学級の子どもたちはいいけど、家族はどうなのかな~。
だんなさんが、忙しいって、家族は とても大変。
私は 結婚生活12年目なのですが、夫は ずっと 帰りは0時近く~2時。徹夜の日も たまにあり。
土日も 忙しく、家事育児を 一人で担ってきたという思いがあります。

(c) nanao|写真素材 PIXTA
今、夫が 震災の影響で 定時に帰ってきています。
震災から しばらくは 会社も休みでしたから、ずいぶん 長い時間一緒になることになります。
結婚12年目で こんな生活は、はじめて。
夕方になると、娘の 目の色がちがうんだよね。パパが帰ってくる!って ウキウキしています。
私も、夜ご飯を作るのが 一回で済む~!0時まで労働しなくていい~!と ウキウキ(笑)
教員が あれもこれもと がんばるのは、悪いことじゃないです。
本気で がんばることに ケチをつけるつもりも ありません。
でもさ~、でもさ~。
残された家族は どーなのかな。
尾木先生と 比較される 同僚は、どんな気持ちかな。
ぶっちゃけ、尾木先生。同僚の先生とは あまり 仲良くなかったと思うんだ~、たぶん。
学校は、お互い 仕事を助け合っていく 連係プレーも 多いから。
あれだけ クラスの仕事を抱えて、執筆活動までしているとなると、他の仕事まで 手が回っていたのかは ギモンだなぁ。
「いい先生」って なんだろ~、って 内部にいた私は、ふと 思ったりもします。
明日は、娘の入学式です。
どんな先生かな~。わくわく。いい先生だといいな~。
今 保護者の立場になって、いい先生って どんな先生かな~、と やっぱり 考えます。
ほんとに「いい先生」って どんな先生なんでしょうね?