震災の当事者となること | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

たくさんの たくさんの メッセージをありがとうございます。

元気にしております。

ひとつひとつ、拝見しました。

人の思いって、なんでこんなに 心が温かくなるのでしょう。

言葉とか 思いって 見えないけど、こんなにも 勇気づけられるんですね。

本当に ありがとうございました。

お返事は、この記事で 近況をお話しさせていただくことで かえさせてください。

感謝をこめてドキドキドキドキドキドキドキドキ


昨日の夕方、やっと電気が通り、夜からは電波も届くようになりました。

あとは、断水と計画停電がありますが、

北の被災地の方に比べたら、ずっと楽な状況です。

明るい夜。寒くない部屋。

節電のため、それでも毛布にもぐりながらでしたが、電気に感謝でした。


今回、一番感じたのは 人とのつながりです。

私の家は通りに面していて、公衆電話が はすむかいにあります。

そこは 早朝から夜まで、ずっと人が並んでいました。

自分の無事を報告したい人が たくさん いるんですね。

その姿に、電話の向こうで 心配をしているであろう 大切な人を 思いました。


水も、町内会のリーダー的存在のおじいちゃまが 率先して 呼びかけ、近所の井戸を開放しました。

配給の水は、3時間並んで1リットルしかもらえない状況だったので、とても助かりました。

外国の方も いらしていたので、彼が 呼びかけて回ったのでしょう。

朝から 晩まで ずっと外にいて、町内を 見て回っていました。

井戸行ってみると、まわりには長蛇の列ができ、そこで 情報交換ができました。

情報源はラジオだけなので、本当に 心細く、人を介しての口コミは 本当にありがたかったです。

人とのつながりを、こんなに 心強く 感じたことはありません。


それから、地震が起きた直後のこと。

私は まだ家におり、娘は幼稚園にいました。

ひどいゆれで、お皿が落ち、炊飯器が転がり 破損しました。

すぐに電気が止まり、まもなく 水も止まりました。

一人では こわくて、ツイッターを見つつ、揺れがいったん おさまってから 急いで 幼稚園に行きました。

娘の元気な顔を見たときの うれしさといったら!!!

何ものにも代えられません。

夫は、日立から4時間かけて 歩いて帰ってきました。

娘が不安がっていると思うと、いてもたっても いられなかったようです。

大切な人がいる、大事に思う存在がいることは、生きていく力になります。


忘備録として、次からも 少し 震災のことを書いておこうと思います。