でも、家の中には たくさんの弟妹がいます。
以前は、アンパンマンでしたが 今は ポッチャマやミミロルなど ポケモンになりました。
何かゲームをするときも、ポケモンのぬいぐるみなどを持ってきて 一緒にやります。
(私が 二役やらされます…

せっかくなので、ポケモンに わがままを言わせてみたりします。
昨日は、「お買い物すごろく」を しました。
コマを進めながら、好きな品物が書いてあるカードを 取って行くゲームです。
「ドレスと 帽子と メイクセットと ネックレスのカードは みつきが買うからね!」
さっさと 宣言する娘。
一人っ子ならではの 女王様ぶり。
そこで、今回 ご参加のポッチャマに ネックレスカードを 買ってもらいました。
娘は どう反応するかな~、にひいひひ。
「もう!ポッチャマ!!それは とっちゃダメって 言ったのに。
みつきが 欲しかった物なのに。ぎゃーーーー。」
案の定、号泣です。
暴れてます。
さて~、どうやって 立ち直るかな?娘!
楽しみ★と 見守りました。
…が、あまりに つらそうなので 抱っこして 話を聞いてあげました。
「どうしたの?」( しらじらしい… )
「ポッチャマが、みつきが欲しかったカードを 取ったの。
もう、いいよ!もう、いいもん!!」
「そう、それは 悲しかったね。
よっぽど、そのカードが 欲しかったんだね。」
ポッチャマを操作しているのは 私ですが、娘の中では 完全に 別人格。
ことの顛末を 一生懸命に 話します。
話し終わって、また うえーんと泣いて お布団で暴れて、地団太踏んで、戻ってきます。
「あのね、あれは みつきが欲しかったカードなの!」
「そうなんだね。
欲しかったんだね~。」
「うぇ~ん。」
大好きなおっぱいちゃんたちにも(笑) 話をしていました。
数回 繰り返して いるうちに、落ち着いてきました。
「みっちゃん、ママの 思ったことを お話してもいい?
きっと、ポッチャマも あのカードが 欲しかったんだろうね。
これから、仲良く遊ぶためには どうしたらいいかな?」
娘は、しくしく泣きながら しばらく 考えていたようです。
突然、ポッチャマのところへ行き
「ごめんね。これから どのカードを 取ってもいいよ。」
と 謝りました。
すかさず私も、ポッチャマを操作。
「みったん、ごめんね。
どうしても欲しくて、あのカードを取っちゃったんだ。
みったん、欲しかったよね。」
二人は 抱き合って 仲直りをしました。
というわけで、今日は 仲良くすごろくをしています。
娘は、視点を変えたようです。
「あのね、みつきね、ぽっちゃまに 好きなカードを取っていいよ、って言ったの。
”カードを交換する”のマスに止まったら、ぽっちゃまの好きなカードを あげたい!」
えらい 変わりようです。
「どうして、そんな気持ちになったの?」
と 聞いてみました。
「だって、お友達が 悲しかったら、みつきも 悲しいもん。
お友達が うれしかったら、みつきも うれしいもん。」
とのこと。
自分だけが いい思いをするより、みんなが楽しく遊べる方が より楽しいと思ったみたいです。
「なるほど~!すてき!!」
娘の顔を見て、私も うれしくなりました。
長くなっちゃいました…。
つづきます★