・オズから学ぶ、この人生の深さ | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」







3連休は東京に来ていて、とあるセミナーに朝から晩まで参加しています。

東京は雨です。





人は、欠乏感から何かを欲し、満たそうとしたりする。

満たした時、満足感というものがやってくる。

執着が手放せるというか。


欠乏感が多かった私は、今年に入っていろんなことをしまくりました。

自分を嫌って、否定して生きてきたから、もうそりゃダメダメ星人、わたしなんて星人でしたよ。



小さなものから大きなものまで、やりたいことをめちゃくちゃやった。

ブログにはあんまり書いてないけど、一部の近しい人が知ってるように、めっちゃ行動した。

もう、めちゃくちゃめちゃくちゃ行動した。

動く

を選択しまくった。

結果、たくさんの  もの  を得た。

形ないものも、あるものものも、たくさんの学びと気づきももちろん。

バターとかサンキストのゼリーの話とかもその一種で、

人生の中で、一番行動しまくった時期だった。





わたしは、オズの魔法使いが小さい頃から大好きで、

そのせいもあって、WICKEDが好きってのもあります。


オズの魔法使いは、とても深い話で、

ぬぉ~っ!人生を教えてくれてたのか!

となんと先月腑に落ちた。

すべては

”ある”

と教えてくれてた物語だったことに、物語を知って25年、ようやく気づいた。

何度も見てたのに(笑)


みんな、それぞれが必要なものは持っている。

それぞれ

ってのがポイントね。


そして、人は形あるものを求める傾向があるが、形がなくとも、もっている  ということ。

黄色いレンガの道(親が敷いたレール、世間のルール、常識、自分が持った価値観や観念)にそって、エメラルドの都(幸せという名の幻想とでもいいましょうか)にいっても、そこにはなにもないということ。

そこは、すでに ”ある” に気づく場所。

それに気づくために、

ドロシーはじめみんなは、困難な出来事に出会う。

困難な出来事の中で、それぞれが欲しているものを発揮しているのだ。

発揮してるんだから、もう持ってるってこと。


そう、

困難な出来事がないと、きづけないのかもねということです。

だからこそ、仲間と出会ったり、

やだなって感じる人ややだなっていう出来事がやってくる。

なぜ嫌だなって思うの向き合うのは時としてしんどいけど、

嫌な人と向き合うのではなくて、

”嫌だなって感じるのはなぜだろう”

っていうのをもってる自分

と向き合う感じ。

そこをみると、宝に出会えるのです。

すでに、”ある”  に気づけたり、

本当にやりたかったことに気づけたした、

本当の自分

に出会えたりするんだよね。


わりとめんどくさくて、時として、めちゃんこ苦しい作業ですよこれは。

そのくらい、見ないふりしてないフリしてきたところだもん。

みんな、大なり小なり、もってるものです。





エメラルドの都のような、

”幸せ”

という、形ないもの。

わたしもいつも憧れてた。

どこにあるのかな~って。


でも、

幸せになれると憧れていた場所、

虹の向こうの世界にいっても、

”ある”

に気づかない限り、幸せは感じられない

ということだったなって思う。
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これは、わたしがやりたいこと、ずっとやってみたかったことを、たんまりやりまくったから、

わたしがわかったことだなって思う。

わたしが行動したから、わたしがわかったこと。

わたしが冒険したから、わたしがわかったこと。


やっぱり、やってみないとわからない。

やってみないと、わからなかった。

やる前から、

どうせ

と決めてたな

ってことが、わかった。



やってみた

という、人生の師たちは、偉人たちは、とても豊かで満たされている。

お金とかじゃなくてだよ、心がだよ。

だから、なんでも教えてくれる。

本とかもそうだよね。

それをずっと受け取ってなかったし、

信じてなかった。

そんな、2年前までの、わたしの30年という人生。

もったいなかったな。

でも、その期間が必要だったんだよね。

リスクばかりを考えて、動かなかった、びくびくしてばかりの人生。

それが、わたしには30年、必要だった。



”とりあえず信じてやってみる”

”これやって、あなたはうまくいったの?

ならわたしもそうなるのかな?

ホント?

ホントに?”

とをおそるおそる始めた、2年前。

そしたら、その人たちが言う通り、世界は変わってきた。

わたしがみる、わたしの世界は、変わり始めた。

自分が変われば、周りが変わる

がわかってきた。

今では、

本当に自分次第だな、いいと感じることも、やだと感じることも

と本当に思う。



これは、

わたしがわたしを信じれるようになってきたから、

師たちを信じれるようになり、

やってみようかなと思え、

自分をとりあえず信じて、動いてみた結果


自分を嫌ってるうちは、無理だよね。

無理無理って思うもの。

だから、

まず、自分を嫌わないことだなって思う。


嫌ってることに、気付くのも大事だよね。

これ、気づいてない人多いよね。

嫌ってなけりゃ、だいたいいい感じ。

うまくいってないときは、嫌ってる可能性があるよ。

うまくいってないときは、自分を観てあげるチャンスだよ。


嫌ってることに気づいたら、

自分とちゃんと向き合って、

どんな自分も受け容れながら、

自分をどんどん好きになる必要がある。


もちろん、嫌いなときもあってもいいんだよ。

嫌いじゃいけない

ってわけじゃない。

だって、

「毎日、自分がだいすき♡」 

なんて、難しいでしょ。

ふとした時に、責めちゃったりだめだとか思うのが人間だよね。

嫌いな瞬間だって、自己嫌悪することだって、あるでしょうよ。

それが人でしょ。

それしたくて生まれてるんだし。

でも、

そのときの自分を見逃さないようにしたいな

と思うわけです。


嫌いな時は、嫌う自分をそのまま

”あぁ、今は嫌いって思うんだね~”

って寄り添いたい。


本当の意味で寄り添えるのは、他人じゃなくて自分。

カウンセラーでもセラピストでもない。
↑この人たちはきっかけや気づきをくれるお役目

あなたに寄り添えるのも、あなたを癒せるのも、あなた自身。

あなたのことは、あなたでしかどうにもできない。

あなた以外、いませんから。

あなた自身があなたを寄り添わない限り、何も変わらないのです。

あなた自身があなたを癒さない限り、心の傷は癒されないのです。

あなた自身があなたを受け容れない限り、本当の意味で、

世の中から、人から、受け容れられると感じることは、できないのです。





わたしはこれからも、

憧れる人、師たちをどんどん信じて、

”まず自分がやってみる”

を体験し続ける人生を選びたいと思う。


その姿が誰かの勇気づけになると思うし、なってると信じてるし、

それはとてもうれしいこと。

その体験を、わたしの口から誰かにシェアすることで、

誰がの 「わたしもやってみようかな」 って気持ちを押したり、応援することにつなげたいなって思う。


やり続けたい。

挑戦し続けたい。

こけたり、しながら。

こけるところも、恥ずかしがらずに見せながら。



それもまた、笑い飛ばしていきたいな。


それにしても、少ないものはわりと集まるのに、人数増やしてみたら、なかなかうまくいかないこのわたし 爆

いいんだ、体験してみたいから、

やってみたいの

っていう、ちびなほ(本音)に従ってあげたかったから。





わたしの人生の主役はわたし。

も~、これまでみたいな、人のせいにして文句とかいってるだけのぎゃーすかいってるだけの観客席にいるのも、脇役もこりごり!!

観客席は、だいすきな映画とだいすきなミュージカルだけで良い!!!爆





生きるって、ときおり辛いよね。

満足感でお腹の中にいて、

不足の世界に飛び出され、

満足感と不足感を交互に味わいながら生きていく。

生まれた途端、死に向かっているのに、死にたくないと欲するこのちぐはぐさ!


生きるって、

”しんどいことばっかりでつらい、満たされない、価値がない、生きてる意味がわからない、死にたい…

でも死ねない…

勇気がない”

って、30まで思ってた。


けど、

最近ふと思う

”生きるってしんどいな~”

は、満たされてきた上で思うしんどさだなって思う。

質が変わった感じ^ ^

仏教が言う、欲を捨てるということが、よくわかる生きるしんどさかなって思う。


この世は、ほんと修行だね。

修行の意味は、わたしの中で変わったけれど^ ^

今も、これからも、地球ゲーム、修行ゲーム、この人生を、

自分に振り回されながら、自作自演のあほらしくそみそ劇場しながら(笑)、

楽しみたいなって思う。

それにしても、小さい頃からお経が流れる家庭で育ったけれど、最近のわたしはますます仏教の教えが面白すぎる。





生きてりゃ、やなこと結構ある。

これまでの人生を振り返ってみて、人生ワースト3を書き出してみてください。


あなたのそのワースト3、

越えてきたから、今があるんだよね?

それ、すごいことじゃない?

そのときの自分になんて言う?



よくがんばったね

とかじゃない?

超える力が、あったってこと、その力を持ってること、気づいてますか。


あなたの人生ワースト3って、すごいことだったりするよ。

そして、その話を誰かにすると、誰かが勇気付けられたりするの。

わたしの  今  があるのも、それなのです。

全部、過去の体験、乗り越えたこと。

これが、今の私のお仕事になっています。


自分のこれまでの人生を振り返って、自分にまるをつけてあげれるし、

カウンセラー

なんて肩書き気にせずに、それをお茶会とかから開催するだけで、喜ぶ人がいるんだよ(*^^*)

世の役に立つ人であること、もっともっと感じてね。




いろいろ書いたけど、そんなことを思う、10月11日の朝。





なほ