1年ぶりの母との再会レポ④ | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」


毒親育ちのカウンセラー 加藤なほです。

自身の経験から、毒親・重たい母・アダルトチルドレンからの卒業のお手伝いをしています^^


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昨日のおはなし会でもお伝えさせていただいたのですが、

10歳くらいまでは、子どもは親の言葉を真に受けやすい時期といわれています。

親から言われた言葉を、すんなり自分の中に取り入れて、

「そうなんだ」

って素直に思いこんじゃう時期だということです。

「あなたは汚い」

と10歳までにいわれたら、

「あぁ、私は汚いんだ」

と思い込んでその後も生きてしまうということです。

私のことです、これ。



毒親がいる家庭、機能不全家庭というのは、

残酷な言葉で傷つけたり、暴力をふるったり、性的な行為をするような、

子どものトラウマになるような出来事やひどい仕打ちといった

ネガティブな行動パターンを執拗に続け、子どもの人生を支配するようになってしまった家庭のことを言います。



私の場合は、

「汚い、はしたない、だらしがない」

という意味のを指す別の言葉(これ自分ちだけの言葉かな~と思うので書くのは控えます)をたくさんあびてきたので、

わたしは

「はしたない、だらしがない女」

だと思い込んで育った ということです。



祖母からは、レポ③に書いたように、

「あんたは何もできん。感謝が足りん」

というような言葉をも、小さいころから毎日毎日シャワーのように浴びていたので、

わたしは心のどこかで私ってなにもできないって思っていたし、

就活の時なんて、わたしってほんとに何もできない…と、自己PRに苦労した記憶があります。



どうやって毒親・ACから卒業したかを書いている、無料メール講座内でも書いていますが、

子どもをコントロールする親に育てられると、

「一人の人間として存在していることへの自信が傷つけられており、
自己破壊的な傾向を示す」

とか、

「自分に価値を見いだすことが困難で、人から本当の愛される自信がなく、
そして何をしても自分は不十分であるように感じている」

という感覚を心の奥でもちつづけてしまう という特徴があるようです。


私もそうでした。

今はだいぶよくなってきて、

自分の存在価値を感じられるようになっています。

けど、完全になくなるなんてことは、ないかもしれないなぁと思っています。






レポートに戻りますね。

≫1年ぶりの母との再会レポ①

≫1年ぶりの母との再会レポ②

≫1年ぶりの母との再会レポ③

の続き、行きますよ。



実家に帰ってピアノをみて、

「あ~このまま出てきたのか~」

と思いだした私。
image
1年前、「ピアノは心の叫びだった」っていう記事をどうやらアップしていたよう…

≫ピアノは私の心の叫びだった…

指に目いっぱい力をこめて、ラデッキー行進曲をだだくさにひいていたことを思い出しました(笑)



これまで、ピアノを人前で弾くということは、

間違えちゃいけない、

止まっちゃいけない。

とにかく上手に上手にひかなくちゃ

と思っていました。

年末にそのことについて、書いていました↓

なんだ、間違えたって、全然よかったのか…」


↑動いている私が見えます。



間違えたって、楽しく弾いてればそれでいい だなんて、

おもいもしなかったし、間違えないように間違えないようにひいてきました。

親の期待からそれないようにそれないように、生きてきたように…





今住んでいるおうちには電子ピアノしかないので、

ちょっと弾いてみました。



そしたら、体は覚えているのね!

消音ペダル(っていうの?)をすぐさま入れて、ひきだすわたし!



そこで、

「ん?そもそもなんで消音ペダルいれなかんわけ?」

と気づきました。



そこでわんさか出てくる出てくる!

「わたしはもっと自由に弾きたかった!!!」

っていう気持ちが。

「下手でも構わない。思いっきり弾きたいときもあれば、美しく弾きたいときもある。

間違えたってうまく弾けなくたって、気にせず弾きたかったんだ」

って。



母は、

「恥かしいから小さい音で弾いて!」

っていう人だった

ってのも、母が仕事からかえってくる前に思い出しました。



それでね、

高1のとき昔大好きだった鬼束ちひろの「月光」の歌詞が浮かんで、

楽譜も実家におきっぱだったから、月光を弾きました。


鬼束ちひろ「月光」

鬼束ちひろ『月光』の歌詞

この曲聞いて、泣くこともよくあったなぁ…



懐かし曲を弾いていると、母が帰ってくるんだけど、

続きはまた今度^^


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