Tokyo Conference Day 7 (3/16) | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

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こんにちは!
渉外・ベネッセ担当の高橋美帆です。
今日はわたしが約1年間準備してきたベネッセとの高校生交流企画が午後に入っていた3月16日について書こうと思います。
 
この日の予定は午前中に大使館訪問、午後から高校生交流企画、そして夜には寿司パーティーというものでした。
 
まず、大使館訪問の話から。
前日がホームステイ企画だったのでわたしは、ホームステイ先のりえの家からDashaとりえとともに一旦駒場に向かい、みんなと合流して溜池山王近くのアメリカ大使館まで行きました。
わたしは、大使館というものには初めて来たのですが、すごいびっくりしたのは海外に行く時のような持ち物けんさとボディチェックがあったことでした。
そして、中に入ると…そこは、もうアメリカ!!って感じでした。自販機とか、トイレとか一つ一つがアメリカっぽくてしかも軍隊の方までいてとてもびっくりしました。
今回の訪問ではワシントンから来たアメリカの学生とともに、経済や政治関連の仕事をしている方や大使の秘書として働いてる方々の、普段どういう仕事をしていてどういう方針を持ってその仕事にあたっているかなどのお話を聴いてきました。
 
わたしは外交というものは今まで新聞やニュースで見聞きした程度の知識しかありませんでしたので、大使館で働いてる方々の生の声を聞けて自分の中で外交のお仕事がどういうものか少しイメージが掴めたし、国と国レベルの交流に特にアメリカと日本との関係に強い親近感を感じるようになりました。
お話をしてくれた方々もとても全然堅苦しい感じはなく、ラフな感じにお話してくださったのでとても楽しい時間をすごせました!
大使館での講義の後は笹川財団の方がセッティングして下さった若手外交官との交流会だったのですが
わたしと他数名のメンバーは午後の高校生交流企画の準備があったのでそれには参加せず、渋谷の会場へと向かいました。

ここからはわたしが企画責任者となっていた高校生交流企画の話です!!

高校生交流企画は
 
スピーチ(ハーバード生、東大生)
レクチャー(ハーバード生)
ディスカッション(ハーバード生、東大生、高校生)
 
というのがだいたいの企画内容でした。
高校生は全部で25名程度集まってくれて、みんな割と早めに来場してくれたので企画が始まるまでの自由時間にはそれぞれの班で自由歓談が盛り上がっていてちょっとうるさい程でした。
 
代表の三澤の挨拶、ベネッセの尾澤さんのお話のあと、ついにスピーチが始まりました。
 
まず東大からは西村とあやりが話してくれて、西村はなぜ東大に入るのを決めたのか、そして大学で何を学ぶべきかなどについて話してくれ、中学・高校の5年間アメリカで過ごしたあやりは、なぜアメリカの大学ではなく東大に進学したのかについて話してくれました。
カンファレンスまでの間に結構な時間一緒にいた二人だけれども、スピーチで話してくれたような話はあまり聞いたことなかったので、聞けてすごいよかったなって思います。
そして、二人とも前に出てスピーチしてくれてありがとう!!
 
ハーバードからはChrisがなぜハーバードに入ろうと決めたかというのをハーバードでの学びに関連させて話してくれ、政治を副専攻にしているPaoloがハーバード大学とリーダーシップというテーマでリーダー像などについて語ってくれました。
二人ともハーバードのHCAPでボードメンバーをやっているだけあって話し方やその内容もすごく上手で
楽しく聞くことができました。

その次はハーバード生によるレクチャーです。
Sakura、 Jennifer Ding、 Ericの3人が自分の専攻について語ってくれました。
Sakuraの専攻は社会学だったので、社会構造と集団心理などの関連性について話してくれました。
Jennifer Ding はもう一人のJenniferのJennifer
Batelと一緒に神経学の基本についてニューロンの絵を描いたりしながらわかりますく話してくれました。
Ericの専攻は経済学だったのですが、高校生に質問しながら需要と供給などの基本的なことホワイトボードを使って丁寧に教えてくれました。経済学ときくとビジネスや金融のことを想像してしまいがちな高校生にもわかるように大学での講義のエッセンスを上手くまとめていて、自分自身すごいためになりました。

レクチャーのあとはハーバード生、東大生、高校生によるグループディスカッションです。
テーマは、
グローバル人材とは何か
です。
このテーマに沿って、各テーブルではグローバル人材が今なぜ必要とされているのか、そして、グローバル人材になるためには今何することが必要なのかという2つの質問に答える形でディスカッションしてらいました。
同じテーマで、グループチェンジをしつつ2回ディスカッションして、2回目のグループで話し合ったことを高校生に発表してもらいました。
どのグループもディスカッションで積極的に話をしている感じで、高校生が詰まるような場面でも東大生やハーバード生が適宜助け舟を出してあげていて、うまい感じに話が進んでいきました。
発表を見て思ったのは、ディスカッションの前までは各班とも似通ったものになるのではと心配していたのですが
意外とそうではなく、むしろ各班のメンバーの個性がでているものとなっていてとても面白かったし、
しかもみんなの前での発表にすごく緊張していた高校生たちを温かく見守るハーバード生と東大生の姿がすごく印象的な発表の時間でした。

こうして高校生交流企画は大盛り上がりで終わりました。
自分の企画だったし、高校生が緊張したり、つまらないと思ってしまうのではないかなあと物凄く心配していたのですが
終わってみるとみな終始笑顔で楽しそうにしていたので
本当にやってよかったなと思いました!!
 
みんな、協力してくれてありがとう!!そして、参加してくれた高校生の方々本当にありがとうございます(*^^*)

その後は何人かで高校生交流企画の片付けをして寿司パーティーに向かいました。
寿司パーティーではみんなで手巻き寿司を作って食べました。
ハーバード生はみんな寿司が好きみたいですごい喜んでくれました。
手巻きの中に入れる具材にはマグロ、サーモン、ツナ、卵、きゅうりなどの定番の他にアボカドなどのカリフォルニアロールを思わせるようなものまで幅広くあって
みんなでひたすらお寿司を作りまくって食べました。
4期や5期の先輩方もこの寿司パーティーの準備を手伝って下さり、その後一緒になって寿司パーティーを楽しみました。
寿司を食べ終わった後はみんなでアメリカや日本の音楽を流しながらおしゃべりしたり、騒いだりしました。

16日はこんな感じに朝から夜までぎっちり予定が詰まっていてすごくハードスケジュールな1日でした…だけど、ハードスケジュールだった分1日が終わった後の達成感はなんと言いようがありませんでした。
特に、わたしが担当していた企画が成功に終わったのでその後の寿司パーティーは心から楽しめたなあという感じです。
わたしが担当していた高校生交流企画はHCAPの人以外の人も多く関係する企画だったので緊張したりすることは多かったものだけど、逆に今まであまり聞く機会のなかった東大生やハーバード生のお話や、専攻の話などを聞けたよい機会だったし、みんながわたし企画のために一生懸命協力してくれて、本当に心温まる瞬間でした。わたしの閉会の言葉のあともみんなが労ってくれるかのように大きな拍手と、よかったよ!という一言をくれ、本当に泣きそうになりました。

みんな、本当にありがとう!!!
3月16日のことは一生忘れないと思います。
 
ありがとう!!!