リュウキュウムラサキ ♂ 大陸型 in 大島 鱗翅目タテハチョウ科
12日の大島行ですが、肝心のアサギマダラには出会えなかったものの、いろんなムシに出会えました。
大島は小さな島ですが、自然いっぱいのところです。
で、なんといっても一番嬉しかったのは、リュウキュウムラサキとの遭遇でした。
歩いていると、目の前をクロコノマチョウを思わせるようなクロっぽい飛翔体が、さっと横切りました。
すぐ先の木の葉に止まりました。
止まるとき見た表翅は紫が鮮やかで、一瞬、眼がテン状態。
?%$#”&?な気分でした。
落ち着いて見ると、リュウキュウムラサキ。
鹿児島昆虫同好会から、薩摩地方で多くのリュウキュウムラサキが見つかっているとの情報を得てましたし、つい先日、宮崎県の日向市の方がリュウキュウムラサキの♂を見つけられていますので、「ついに自分にも順番が来た!」と嬉しくなってしまいました。
このリュウキュウムラサキですが、日本では完全に迷チョウの部類です。
台湾、東南アジア、フィリピン周辺などから飛んできます。
また生息地によって斑紋の変異があって、大陸型、台湾型、フィリピン型、赤斑型、海洋島型などに分類され、また一部は乾季型と雨季型で斑紋の変異があり、さらに♂と♀でも異なるという、私にとってとても厄介なチョウなのです。
なので、今回の同定には、宮崎昆虫同好会に投げかけ、その会員の方から回答をいただき、結果、「♂で大陸型の乾季型」と判断いたしました。
今回のリュウキュウムラサキ、拙ブログ418種目の初登場です。
前翅長は♂で40mm、♀で50mm。大型のチョウです。
撮影日 2013/10/12 撮影場所 宮崎県日南市
撮影日 2013/10/12 撮影場所 宮崎県日南市
撮影日 2013/10/12 撮影場所 宮崎県日南市
撮影日 2013/10/12 撮影場所 宮崎県日南市
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