またかよ! と思われそうですが、また旅行に行ってきました。
某担当さんからのメールには、リア充は死ねばいいのに、とありました。
悔しい? ねえ、悔しいの?∈(・ω・)∋
というわけで、無益な煽り合いはこのへんにしておいて、なんでまた間を開けずに台湾に行ったかというと、杉井さんと井上さんと五十嵐さんが台湾の漫画博覧会にサイン会で行くことになっていたので、なら俺たちもついていこうぜ!という形でした。
勇者は、私、鈴木さん、あざのさん。
あざのさんは都合がつかず、二日遅れて出発です。
で、私は一昨年に参加していたので、サイン会に呼ばれるということがどういうことか、概ね把握しています。
もう、本当に貴族みたいな扱いで、フォアグラにするガチョウみたいに色々な食いものを口に詰め込まれます。
事前に井上さんとか杉井さんにそう言っていたのですが、「支倉は大袈裟すぎる」みたいな反応だったのに、いざ現地であったら、杉井さんは食い過ぎてお腹壊してました。
サイン会組は全員ビジネスクラスでのご案内ですが、我々庶民はエコノミーです。
成田まで行って、飛行機に乗って、到着です。
あ、ちなみに私、今回が初めてのエコノミークラスでした(*ノノ)
台湾*2、香港*1、パラオ*2で、初。
でもまあ、パラオ便は正直ノーカンというか、あれをビジネスと言い張る根性がすげえよ……。値段もそれなりに激安なのですが。
そんなわけで、台北国際空港。
すげえきれいだ。
そして、なにより広い……。
これ、反対側もこれと同じくらいの長さの廊下が続いています。
空港だけで2kmくらい歩いた気がする……。
なお、私と鈴木さんは英語なんてろくすっぽ喋れません。
鈴木さんに至っては日本語すらあやしいです。
鈴木さん「えーご? しーきび、しーきび。でもまあちゃーじぇすでよゆうっしょ。るーとこでもふつうにいけたぜ。」(訳;英語? 厳しいけど、ジェスチャーでどうにでもなる。トルコ行った時も大丈夫だった)
大変、不安でした。(´・ω・`)
でもまあ台湾は繁体字なので、使われている漢字が日本そっくりで、概ね理解できる。
タクシー乗り場に行って、適当に行列に並んで、ホテル名連呼して無事到着。
シェラトン台北でした。
どうだ? 綺麗だろう?
でもな、このホテル、正面入り口に掲げられている「SHERATON TAIPEI」のネオンの、「PEI」の部分が電気切れてたんだぜ? 正直それを見た瞬間、南国クオリティなのだろうか……と不安になったけど、あとは全部素晴らしかった。
不安だったチェックインも、あばあば適当に英語の単語行ってたら通じた。
で、ホテルに荷物置いて早速夜市!
地図上だとすぐっぽかったけど、すごい歩いて、汗だくになって到着。
もうこの時点で十二時過ぎてたけど、皆普通にぶらぶらしてた。
ここで豚肉の腸詰とか(味付けが超甘い)、海老のオムレツとか(ソースがやはり甘い)食べました。
でもまあ体力的にもあれなので、さっさと退散しました。
○二日目
二日目は、鈴木さんのご要望により、温泉に。
鈴木さんは日本にいるときから台湾の温泉に大変興味しんしんで、
鈴木さん「わんたいのはますなでるいはーなせんおんでるーびーのんだらしーきび」
とか言ってました。すいません、だいぶ大袈裟です。
台湾には砂浜付近で穴掘って入る温泉があるらしく、そこでビール飲みたいとわめいておりました。
でもまあ見つかんなかったみたいで、結局「新北投」という場所に。
海外で電車になんてのってしまいました。
トークンの使い方がわからず、あばあばしましたけど、「ハウ・ユーズ・ディス!」とわめいたら、駅員さんが教えてくれました。あれ? 私って意外に英語うまいんじゃね? とか思いましたが、多分、「じゅるすけしーきび!」とか「ごとしー、ばいやー!」とか叫んでも、トークン振りかざしていれば通じたと思います。
で、台北中心駅だっけな。なんかそこを経由したんですけど、そこにこんな広告が。
可愛い……関西風……だと?
というかなんで日本語なんだ。
KAWAIIっていうのがTUNAMIとかみたいに世界で通じるらしいってのは知ってますけど……。
そしたら、鈴木さんが、
鈴木さん「よもやすぎる。この広告の右下に……国土交通省ってある」
どうやら、国をあげての観光広告だったみたいです。色々やってるのね。
で、無事新北投について、温泉まで歩きました。
超上り坂。南国の炎天下。
死んだ。('A`)
というわけで、へろへろ過ぎて写真撮る余裕ありませんでした。
そのかわり、そのあとに(タクシーで)行った、お茶屋さん。
こんな感じ。
三枚目の写真に写ってる店員さんと、この後、お茶の注文の仕方がわからず、鈴木さんと私を交えて三人であばあば十分くらいやり取りしていました。(:D)| ̄|_
飲んだのは銘柄忘れたけど高山茶。おいしかった。
茶器はこんな感じの素焼きの奴。
二時間くらいぐだぐだしてたかな。
それからようやく重い腰をあげて、お店を出ました。
鈴木さんはよもやの「これからさらに電車のって淡水まで行こうかと思うんだけど(・ω・) 」という豪気なセリフ。
私はすでに暑さでふらふらだったので、辞退。ホテルに帰って、軽く横になって、本読んでました。
夜になって鈴木さんが帰ってきて、「いやー、港で夕日見ながら、ムール貝食い倒してきたぜー」と言いながら、「じゃー夜市行くべーかー」と、元気なご様子。
夜市はこんな感じ。
士林夜市の一部です。
なんか市場みたいな感じで、大きな箱型の建物の中に、たくさんの屋台が入ってました。
そこで我々は牛肉麺と坦々麺を食べました。
どっちも死ぬほどうまく、特に坦々麺がすごかった。
日本で出したら、行列店なんじゃないの? くらい。
でも、絶対にタンタン麺ではなく、タン麺だった。
多分、店の人が日本語表記間違えてた。
士林夜市のメイン部分はここから少し歩いた場所にありまして、大変な賑やかさでした。
まあ、アメ横を知っている人は、アメ横が1kmくらいの長さで続いて、そんな道が三本平行に走っていると思ってくれたらわかりやすいかと思います。
で、色々な食いものの匂いがして、特に強烈なのが、臭豆腐。文字どおり臭い。
動物園の動物の糞の匂いがする。
なので、「うおーこの辺もまたすげえ臭豆腐のにおいだなあ」とか思ってたら、ペットショップだったりね。
屋台では、その臭豆腐を油で揚げてました。
我々は別の料理店でチャレンジしてみましたが、食べられなくはなかったです。
鈴木さんは、くせになりそう、とか言ってました。
私は、口に入れた瞬間、ちょっと苦みを感じて、そのあとはもう鼻が馬鹿になって匂いとかわからなくなりました。でもまあ、あの有機物的な匂いは、確かにくせになりそう。
○三日目
自由行動。
鈴木さんは、温泉を目指して、片道二時間半の旅に。
私は漫画博覧会に行きました。
ちょうど井上さんのサイン会だったので行きましたよ!
台湾のファンの方々に混ざりながら、「きゃー井上さーん!><」とかやってました。(本当)
あと、台湾角川のブースに行って、『狼と香辛料』の翻訳版を全巻買いしている豪気な方がいらっしゃったので、写真撮らせてもらいました。
その時に、「コレ、カイテルノ、ワタシ、アルネ!」と言ってみましたが、「(゚Д゚)?」な感じで、通じませんでした。(:D)| ̄|_
まあ、よもや作者がうろうろしてるとか思わないよねー。
なんにせよ、読んで楽しんでもらえていればと思います。
で、そのあとは台北101とか見たり、SOGO行ったりしてました。(旅行先では必ず現地のデパートとか行く。色々特色あって面白い)
で、夜にあざのさんと合流。また夜市に行くのでした。
*長くなったので、二つに分けるよ!