おはようございます
寒さと乾燥が続く関東地方、ふと手をみるとカサカサ。仕事柄、しょっちゅう手を洗うので仕方ないのですが、やはり夏より冬は乾燥しやすいですね。
エアコンの影響もあって、室内の湿度はへたとすると20%を切ります。加湿器をフル稼働させても、湿度はようやく30%を保つ程度。ゲルマニウム温浴器のふたを少し開けたり、ぬらしたタオルを振り回したりして(→のどを守って風邪予防 )、なんとか40%にこぎつける状態です。
ふだんから乾燥気味のお肌の方は、余計に冬はつらくなりますね。乾いているだけならまだしも、困るのはかゆみが出てくること。とくに夜になるとかゆくなって、睡眠を妨げられることも。ぷるぷるお肌のお子さんでも、さすがに冬はカサカサすることありますからね。
こんなときは、アロマローションがおすすめです。水分と油分とを同時に補給してくれますから。
精油: かゆみ止めのティートリー、引っかき傷を治すラベンダー、保湿のローズウッド 合計5~10滴
基材: キャリアオイル 10ml、カモミールの芳香蒸留水200ml
① 精油をキャリアオイル10mlに入れて、よく混ぜる。
② ①のオイルを芳香蒸留水200mlに入れ、よく振ってから手にとり、肌にすりこむ。
精油は3種類全部そろえなくても大丈夫です。たとえばラベンダーとローズウッドにするとか、ラベンダーの代わりにローマン・カモミールにするとかね。いずれの場合も、合計で5~10滴を目安にしてください。おとなならば、サンダルウッドもいいですよ。芳香蒸留水がなければ、もちろんミネラルウォーターでもOKです。
このレシピは3~14歳くらいのお子さん向けになっています。からだの大きさに合わせて、精油量を調節してください。おとな用には精油量を13~15滴程度にします。ドライスキンの場合は敏感なので、通常より薄めのレシピにしてあります。
お風呂上りには、マッサージオイルをすりこむといいでしょう。マッサージオイルの作り方は、「子どものためのアロマオイル」 を見てくださいね。おとなの場合は、キャリアオイル50mlに、精油20滴までが目安です。ただし、先ほども書いたように、ドライスキンは敏感肌なので、精油量は控えめにしましょう。
また、お風呂に精油を2~3滴たらして、沐浴するのもいいですね。この場合、ラベンダーやローマンカモミールがおすすめです。6歳未満のお子さんの場合は、精油よりもハーブティーを使うといいですよ。
一天一笑、今日もいい1日にしましょう。
東洋医学講座の目次→
ツボの目次→
足ツボ(リフレクソロジー反射区)の目次→
妊娠・産後・授乳・子どものケアの目次→
アロマセラピーの目次→
『養生訓』の目次→
体操とストレッチの目次→