エコにも養生にも28℃ | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


エアコンの設定温度は? ブログネタ:エアコンの設定温度は? 参加中


今年の夏は、エルニーニョ現象の影響で、お天気がとても不安定なんだそうですね。先日の中国・九州地方の大雨もそうですし、8月に入ってようやく梅雨明け?という地方もあり、日照時間が短いせいで野菜が値上がりしています。


ここ数日は過ごしやすい気温でしたので、エアコンは短時間除湿をかけた程度。今年、自宅で冷房を入れた日は、33℃を記録した1日だけ。治療院でも、ほとんど除湿だけで、冷房は2~3日かな。30℃を超えた日が少ないですから。


自宅も治療院も、冷房の設定温度は28℃です。除湿を同時にセットすれば、ジッとしている分には汗はかきませんから。そして、エアコンの対角線上の床から斜め上に向けて、扇風機を弱風でかけます。西日の入る治療院の窓の外には、よしずをはってあります。よしずの効果はかなりあって、室温が2℃くらい下がります。


治療院では、ジッとしているお客様に合わせています。鍼を打つときや、アロマオイルトリートメントのときには、お客様は裸に近いお姿ですから、冷房を利かせてしまうわけにはいきません。28℃の設定では、動いている私自身にはちょっと暑くて、汗をかきますけどね。


夏は適度に汗をかいて、陽気と湿気を発散するのが身体のためです。1日中冷房の中にいると、陽気の発散ができず、胸に熱がこもります。肺がその熱にやられると秋に空咳が出て、心がその熱にやられると不眠やめまいが起こります。


また、夏の間、外で陽気を発散して、室内での冷えで陽気を傷つけてしまうと、夏バテや冷え性の原因になってしまうので、気をつけてくださいね。冷房の温度設定は低すぎないように、冷たいものばかり摂りすぎないように、ときにはぬるめのお風呂にゆっくりつかるようにしましょう。どうしてもシャワーで、という場合には、たらいの中で浴びるといいですよ。足元がお湯に浸かった状態になりますからね。


冷え予防で気をつけたいのが、飲み物です。冷たいものより温かいもののほうがよいのはもちろんですが、だからといって、温かいコーヒーや緑茶やウーロン茶をガブ飲みするのはNGです。これらの飲み物は冷性のものですから、多く摂れば身体を冷やします。温性のものは、紅茶、ほうじ茶、ジャスミン茶です。なので、冷えが気になるけど、冷たいものを飲みたいときは、これら温性のものを選ぶといいですね。


夏の養生法、詳しくはこちらで→「脾を養って梅雨~夏を乗り切ろう」 、ブログテーマ「梅雨~夏の養生法」


今日もいい1日にしましょう。


春月の『ちょこっと健康術』-ツタ