リフレクソロジー 太陽神経叢と脳下垂体の位置 | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


週末暖かくなって、一気に桜が開花しました。昨夜の時点で6分咲きくらいでしたので、明日・明後日の小中学校の入学式には、満開から桜吹雪となりそうです。↓は昨夜の月と桜。携帯写真なので、あまりよく見えませんね。


春月の『ちょこっと健康術』-夜桜


先週ご紹介した「春月流かんたんリフレクソロジー」 、お楽しみいただいてますでしょうか。手順は前後しても、全然OKですからね。益軒先生流導引術の足指を引っぱるのを足してもいいかも?


さて今日は、太陽神経叢と脳下垂体の反射区の位置を確認しておきましょう。黄色の線横隔膜の反射区で、足裏の肌理の状態が変わるところにあたります。そのくぼみのところ、赤●太陽神経叢になります。親指の指紋の渦が始まるところ、青●脳下垂体です。


太陽神経叢の反射区は、鍼灸のツボでは湧泉に相当します。湧泉は通常赤●に取りますが、『養生訓』の「導引の方法」 にも書いたように、土踏まずの中心すなわちピンク●に取る場合もあります。そして、ピンク●の位置は、リフレクソロジーの腎臓の反射区になります。


春月の『ちょこっと健康術』-反射区(太陽神経叢)


太陽神経叢とは、腹腔神経叢のことで、横隔膜のちょっと下あたりにあります。太陽光線が放射状に広がるように、神経が広がりを見せるので、この呼び名がついていて、しかも、第二の脳とも言われるくらい、内臓器官の自律的な調節に重要な位置を占めています。


体調が悪かったり、おなかが冷えていたりすると、太陽神経叢を押したときにちょっといやな感じの痛みを生じます。その場合は、やわらかめに回数を多く押すようにしましょう。また、ここを押したときに、弾力があって押しかえす力が強ければ、元気な証拠です。


脳下垂体は、成長ホルモンをはじめとする種々のホルモンを分泌します。甲状腺や副腎皮質、性腺などのホルモン分泌器官を刺激してホルモンを分泌させるためのホルモンを出す、いわばホルモン分泌の元締めのような存在。


つまり、太陽神経叢と脳下垂体は、からだの自律機能の調節にとっても重要なんです。だから、反射区としても、ちょっと特別扱いなの。


ということで、今度はこの2か所をちょっと意識してやってみてくださいね。


今日もいい1日になりますように。