筋緊張の痛み解除にお灸 | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

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精神的に緊張するときって、たとえば大勢の人の前で話すときとか、何かの試験を受けるときとか、いろいろありますね。そんなときは、ゆっくり深く呼吸しながら、うまくいっている様子を思い浮かべます。

シミュレーションというか、一種の自己暗示と言ってもいいかもしれませんが、私の感覚としては、スポーツ選手がよくやるイメージ・トレーニングに近い感じです。

それでも緊張してしまう場合もあって、残る手段は開き直りです(笑)。なんとかなります。

そうした緊張のあとは、くびや肩もこってしまいますね。マッサージで軽くなるときはいいですが、コリが硬くて痛みを発していると、マッサージも痛くてつらいときがあります。

そんなときは、お灸がけっこういいんですよ。艾(もぐさ)を大きめ・やわらかめにひねって、痛むところに乗せ火をつけて、温かさを感じたところではずします。6~7割燃えたあたりです。

↓こんな感じ。底面の直径が1cmくらいでしょうか。

春月の『ちょこっと健康術』-施灸2

ご家庭で応用していただくには、せんね○灸タイプの家庭灸でもOKです。同様に温かさを感じたらはずしてしまいます。燃え尽きるまでとかって、がまんしてはいけません。また、1個で十分です。


反対に、力が入りにくい状態のときは、艾を大きめ・硬めにしてじんわり温めて、やはり6~7割のところではずします。あるいは、小さくひねって、8~9割燃えたあたりで火を消します。


↓こんな感じ。米粒の半分くらいの大きさです。


春月の『ちょこっと健康術』-施灸


家庭灸では、痛みのあるときと同様で、温かさを感じたらはずしますが、このケースでは2~3個使います。


艾にはほかにも、↓こんなのもあって、用途に応じて使い分けます。


春月の『ちょこっと健康術』-棒灸


今日もいい1日になりますように。


ご紹介した家庭灸の使い方について追記です。


①台座の裏のシールをはがし、もぐさの部分に火をつけます。

②目的の場所へふわっと乗せます。絶対にべったり貼りつけないこと。

③熱さを感じてきたらはずし、感じなければ燃え尽きるまでおきます。

④1個で熱さを感じなかったら、感じるまで2個、3個と追加します。


台座がシールになっていて、べったり貼りつけてしまうと、余計に熱さを感じるので、ふわっと乗せるのがポイントです。気持ちいいですから、ぜひお試しを。


繰り返しになりますが、熱いのをがまんしてはいけません。火傷しちゃいますからね。そういう灸法もありますが、それは目的が違います。