腎を助けて冬を元気に過ごそう | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

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冬のキーンと冷えた寒い朝、白い息と青い空。
夜、部屋の空気を入れ替えるとき、窓から見るオリオン座。
シンと静まりかえった雪景色。 寒いからこそ、冬。

東洋医学でみる冬は、立冬から大寒までの6節気。
もうすぐ終わりますが、春に備える冬の養生、まだ間に合います。

☆ 少し早く寝て、少し遅く起きる

陰陽でみていくと、四季のうちで冬は陰が最も強い時季です。やはり陰である夜の間は、あまり活動せず静かに過ごし、ゆっくりと休んで体内の陰分を養うのがよいとされています。宵っ張りはよくないようです(わわわ、気をつけなきゃ~)。朝のウォーキングは、明るくなってからがいいですね。

☆ 激しい運動は控える

冬は、通常より皮膚が締まって、寒邪の侵入を防いでいます。そこへ激しい運動をして発汗したり、少し動いただけで汗ばむほど暖房温度を高くしすぎたりすると、せっかく閉じている毛穴を開いてしまい、風寒の邪が入りやすくなってしまうので、気をつけましょう。

運動する際は、ジムのようにある程度暖かいところでするか、しっかり防寒して冷気に当たらないようにしましょう。

☆ 腎を養うために、精のつく物を食べる

五臓の腎は、精を蔵し、生殖・成長と壮老にかかわります。五行でみると、水であり、季節は冬に属します。腎の気が旺盛で、腎の働きが活発であれば、生命力もあり、冬の寒さにも適応して、元気に過ごすことができます。からだを冷やさないように、あたたかいものやからだをあたためる性質のものを摂りましょう。

また、栄養豊富で精のつくものを摂るようにしましょう。西洋医学的に考えても、冬は夏より基礎代謝率が上がるので、しっかり食べたほうが、からだには良さそうです。とはいえ、食べすぎはやっぱりよくありませんけどね。

冬は収蔵の時季、生命が活発になる春に向けて備えるとき。冷えからからだを守って、腎を養いましょう。