歯の知覚過敏について その3 | 浜松町 治田歯科歯科医院のブログ

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 こんにちは治田歯科医院の治田です。今回も前回に続いて歯の知覚過敏について書きます。

 歯の知覚過敏の自分でできる予防法は、きちんと歯ブラシをかけるということで、むし歯と歯周病の予防と同じです。

 歯の根元の歯垢(プラーク)を除去すれば、歯周病によって歯肉が下がって歯の根っこが露出することもありません。

 また、知覚過敏があってしみるからといって歯ブラシをあてなくなると、歯垢がついたままになりやすくなります。そうすると歯垢中の細菌が作る酸のせいで歯が溶けて虫歯になり、知覚過敏がひどくなるということもあります。歯の知覚過敏においても歯垢が歯に付着していることはよいことではありません。

 治療法としては、 象牙質の露出している部分で、神経にまで刺激が伝わらないようにすれば、知覚過敏をなくしたり改善することができます。

 象牙質にある細い管を封鎖すればよいのですから、管の中を封鎖する方法と、管の入り口を覆う方法とがあります。

 管の中を封鎖するには、フッ化物などを表面から塗布して管の中に結晶を形成して封鎖することができます(下の図)。同じような作用を持つ歯磨き材を使用することで、症状が改善されることもあります。

                          (その4に続く)

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