TS-1+アバスチン療法6クール目の4日目、体調は良好です。今日は、3月10日に受けたCTの結果を聞きに行って来ました。今週、病院に行くのは3回目。行き過ぎです(笑)。

前回よりさらに腫瘍は縮小していました。遠隔リンパ節(傍大動脈、左鎖骨部)への転移は、前回同様に判別がつかない状態。肝臓の2カ所の転移は、1つは残っているものの縮小、もう1つは判別がつかない状態になりました(写真)。

【肝臓A】12月9日


【肝臓A】3月10日


【肝臓B】12月9日


【肝臓B】3月10日


11月5日の投与を最後にエルプラットを中断しており、その後はエルプラット抜きの維持療法に移行しています。その結果となる初めてのCTだったのでかなり心配していましたが、今のところ奏功を得られているようです。

もちろん「このまま消えないかな」などと考えたりもしますが、あまり期待するとロクなことがないので、今後も淡々と成り行きを見守りたいと思います。

ちなみに、医師の経験では70人中3人が、がんが消失した状態になったことがあるとのこと。ただし、外見上で消失したとしても、顕微鏡でみると80%はがん細胞が残っているそうです。

また、仮に消失したとしても、化学療法の継続に関するエビデンスがなく、その後2年間化学療法を続けるなどしているとのこと。ある程度継続した後、副作用や治療費の問題で患者側から「もう辞めたい。再発を確認したら改めて治療をする」と言われることが多いようです。

・・・ということで、一応、医師に聞いたことのメモとして記しましたが、消失した後のことを考えるのはまだまだ早いですね。「宝くじが当たったら、会社を辞めて、高級車を買って、喫茶店始める」と言うのに似てる気がします(笑)。

次回の血液検査、診察、化学療法は4月1日。手術からちょうど1年の日になります。月日の経つのは、本当に早いですね。



↑大腸がんブログ↑みんな頑張ろうね!