アロマキャンドル | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)




真っ直ぐに帰り、地元に早く着いたので、

にゃんずの買い物などふらふらとしながら。


とあるショップのアロマのコーナーに吸い寄せられて。

香りかな。

どこからともなく、そこはかとない香りが嗅覚に微かに触れて。

ふらりふらりと、小一時間。

香りを選んで迷っていました。

節約生活だけれど、カップ麺を食べても買いたかった。手頃に。

色々手に取っては香り。

フローラルだけでなくバニラやプティング、ココナッツ、ベリーやオレンジなどもあり。

火は灯っていなくとも、甘い香りが立ちこめて。


ふと手にした小瓶を香ってみたら、もう15年以上前から、まだ故愛犬が元気だった頃。

仕事の傍らに、小説など頑張って描き続けて、応募し続けていた、その時のとても穏やかで静かな空気と、

冷静沈着な思考と心の感覚、毎日部屋を綺麗にしていたこと、整理された部屋の感覚や様々なことがふと脳裏を掠めて蘇り。とても心地よく。

また違う香りを匂ってみると、その感覚は消えた。

また元の瓶を香ると、またその時の空気と静かな心や情景が浮かぶ。


何故かは知らない。恐らく、その時に常に部屋に置いていたラベンダーの芳香剤の香りに似ていたのかも知れない。

視覚や色から咄嗟に受ける「記憶という嗅覚」については旧blogに描きましたが。

香りには、その時その瞬間の空気や情景、更には、肌にふれる空気の触覚や、その時の情景や色彩が蘇る視覚など、様々な記憶を呼び起こすものがあるのだなあと感じて。

瞬間くらっと、過去のその時の空間に移動するような感じになったり。

ハッと我に返るような。


そんなことを思いながら迷って小一時間。

結局記憶の香りを選びました。

ラベンダーという訳ではなく、清涼感のあるフローラル。

紫辺りがラベンダーっぽいのかな。


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ゆらっ。
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この揺らぎがたまりません。


クローバーヒヨコドキドキ